News これまでの更新情報です.

lecture 2019年度第3回支部講演会のお知らせ

第3回関西支部講演会は,下記の通り予定しています。皆さまのご参加をお待ちしております。

  • 1. 日時:2020年3月14日(土)15:30~17:00
  • 2. 場所:関西学院大学梅田キャンパス アプローズタワー14階(1405室)
  •  交通アクセス
  • 3. テーマ: 開発テキストPower-Up College English の実践報告とリスニングに関する多角的な実証研究について
  • 4. 演題と講師:
  • (1)「Power-Up College English の概要と実践報告」
  • 神野雅代先生(四天王寺大学)
  • (2)「第二言語のリスニング発達における“理解可能なインプットの重要性”-fMRI脳機能イメージングデータからの検証-」
  • 梶浦眞由美先生(名古屋大学)
  • (3)「気づきを高めるためのリスニング指導」
  • 松村優子先生(近畿大学)
  • 5. 概要
  • 「Power-Up College English の概要と実践報告」
  • 神野 雅代(四天王寺大学)
  • JACETリスニング研究会では2016年より主たる研究課題として、One Unitが5つのSection(Listening, Reading, Speaking, Grammar & Writing)からなる総合教材の開発を手懸けてきたが、2019年4月に新セメスターシリーズPower-Up College English の1作目にあたる基礎編、Power-Up College English (南雲堂)を刊行することができた。その発刊にあたっての経緯や教材の構成や概要などについても、実際に教材を使用した指導の実践報告の中で紹介する。
  • 「第二言語のリスニング発達における“理解可能なインプットの重要性”-fMRI脳機能イメージングデータからの検証-」
  • 梶浦 眞由美(名古屋大学)
  • 第二言語習得には、「理解可能なインプット」が重要であると言われているが、リスニング力向上において、その影響を神経学的に実証した研究は今まで多くない。本研究ではfMRIを使用して、音声理解に不可欠である音と意味のマッピングプロセス(音刺激からの意味検索)に関連している脳部位を特定し、その脳部位の活動が、学習効率(得点の伸長の個人差)を予測するかどうかを検証した。その結果、「理解可能なインプット」の重要性が脳活動からも示唆された。本発表では、行動データと脳機能イメージングデータの両面から「理解可能なインプット」の言語学習における重要性を検証した結果を紹介する。なお、この研究は鄭 嫣婷、ナタシャ河田、川島隆太、杉浦元亮(以上東北大学)、于 劭贇、木下徹 (以上名古屋大学)各先生方との共同研究の内容である。
  • 「気づきを高めるためのリスニング指導」
  • 松村 優子(近畿大学)
  • 第二言語習得は「気づき」(noticing)、「理解」(comprehension)、「内在化」(intake)、「統合」(integration)という認知プロセスを経過しながら進んでいく(村野井, 2006)。その過程で、ある特定の言語形式に対するnoticing(気づき)はその言語形式の習得にとって不可欠な第一歩といえる。本発表では、リスニング指導の影響を検証し、「気づき」を高めるためのインプット、アウトプット活動が学習にどのような影響を与えるかを考察する。
  • フライヤー (Flyer)

  • The JACET Kansai Third Lecture Meeting of this academic year will be held as follows:
  • 1. Date: Saturday, March 14, 2020, 15:30–17:00
  • 2. Venue: Kwansei Gakuin University Osaka Umeda Campus Applause Tower 14th floor
  •  Access
  • 3.Theme: Practical Report on the Material Development of Power-Up College English and Empirical Research on Listening
  • 4. Titles & Lecturers:
  • “Practical Report on the Material Development of Power-Up College English
  • Ms. Masayo Kanno (Shitennoji University)
  • “The Importance of ‘Comprehensible Input’ on Second Language Listening: Evidence from MRI Brain Imaging Data” 
  • Ms. Mayumi Kajiura (Nagoya University)
  • “Noticing Enhancement in EFL Listening Instruction”
  • Ms. Yuko Matsumura (Kindai University)
  • 5.Abstract
“Practical Report on the Material Development of Power-Up College English
  • Masayo Kanno (Shitennoji University)
  • The Listening SIG has devoted itself to the development of a multi-skills textbook since 2016, which consists of listening, reading, speaking, grammar, and writing sections. The members’ collaborative endeavor bore fruit in the publication of Power-Up College English in April 2019, which is the first of the new semester series of graded text books entitled Power-Up College English. The idea and outline of the aforementioned textbook will be introduced in the practical report.
  • “The Importance of ‘Comprehensible Input’ on Second Language Listening: Evidence from MRI Brain Imaging Data”
  • Mayumi Kajiura (Nagoya University)
  • According to the Engagement Reading Model (Guthrie & Wigfield, 2000), multiple factors in the instructional context can foster reading engagement processes and reading outcomes. This presentation will discuss critical learning environment for successful extensive reading at the university English program.
  • “Noticing Enhancement in EFL Listening Instruction”
  • Yuko Matsumura (Kindai University)
  • Second language acquisition proceeds through a cognitive process of ‘noticing,’ ‘comprehension,’ ‘intake,’ and ‘integration’ (Muranoi, 2006). In this process, noticing the particular language form is an indispensable first step in learning that language form. This presentation will discuss the verification of noticing enhancement in EFL listening instruction, examining the effects of input and output activities on learning.

    We look forward to seeing you all at the meeting!

    lecture 2019年度JACET関西支部大会が開催されました

    2019年度JACET関西支部秋季大会が,2019年11月16日(土)に同志社大学 今出川キャンパスにて開催されました。関西支部大会では,研究発表、実践報告、ポスター発表において14件の興味深いご発表がいただけました。企画シンポジウムでは、講師に羽藤由美先生(京都工芸繊維大学)神澤克徳先生(京都工芸繊維大学)光永悠彦先生(名古屋大学)を迎え「大規模スピーキングテストの舞台裏,どこがどう難しいのか?―京都工芸繊維大学の実践より」というテーマで貴重なお話を賜り、1件目の特別講演では柳瀬陽介先生(京都大学)に"Emotions, Cultures, and Stories: Against the Impoverishment of Meaning"と題して、また2件目の特別講演では寺沢拓敬先生(関西学院大学)に「外国語教育政策研究の理論・方法」と題してそれぞれ興味深いお話をいただきました。大会の締めくくりとしての基調講演では久保田竜子先生(ブリティッシュコロンビア大学)に「英語教育における言語イデオロギーを問う」と題してお話をいただき、聴衆の皆様が熱心に耳を傾けておられる姿が印象に残りました。本大会はJACET会員125名、非会員51名を含む計182名の参加をいただき,また大会後の懇親会には49名の皆様にご参加をいただき盛況に開催されましたことをご報告いたします。

    The JACET Kansai Chapter Conference was held on November 16th at Doshisha University, Imadegawa Campus. An invited Symposium was held by HATO, Yumi (Kyoto Institute of Technology), KANZAWA, Katsunori (Kyoto Institute of Technology) and MITSUNAGA, Haruhiko (Nagoya University) on “Behind the Scenes of Large-Scale Speaking Tests. What is the Reality?: A Report from the Practice of Kyoto Institute of Technology.” Two special talks were presented by Dr. YANASE, Yosuke (Kyoto University) on "Emotions, Cultures, and Stories: Against the Impoverishment of Meaning,” and by Dr. TERASAWA, Takunori (Kwansei Gakuin University) on “Theory and Methodology in Policy Research of Foreign Language Education.” Finally, a keynote lecture was given by Prof. KUBOTA, Ryuko (The University of British Columbia) on “Questioning Language Ideologies in English Language Teaching.”

    • 企画シンポジウム:大規模スピーキングテストの舞台裏,どこがどう難しいのか?―京都工芸繊維大学の実践より

    • コーディネーター・講師:羽藤 由美(京都工芸繊維大学)

    • 講師:神澤 克徳(京都工芸繊維大学)光永 悠彦(名古屋大学)

    本企画シンポジウムでは、京都工芸繊維大学で2014年度から実施されているCBTによる英語スピーキングテストの舞台裏を、その開発から評価にわたって関わられた3名の先生からお話しいただいた。センター試験に代わり、共通テストに民間試験のスピーキングテストが利用された場合いかなる問題が生じるのかを垣間見させて頂けるご発表であった。羽藤 由美 先生(京都工芸繊維大学)からは、英語スピーキングテストの開発・運営にまつわる詳細をご紹介頂いた。テスト問題の作成から評価に至るまでEnglish as a Lingua Francaの理念に基づき行ってこられ、タスクの達成度だけを計るテスト問題の作成への努力、公平な評価をするためのrating scaleの作成、raterのトレーニングなど、その実施には膨大な労力と注視が必要であること、また入試として実施する場合のセキュリティの問題など、様々な観点から問題点も指摘された。神澤 克徳 先生(京都工芸繊維大学)は、CBTシステムの構築とテスト運営の舞台裏、どこが難しいのかについてご報告下さった。スピーキングテスト実施にあたっては、CBTの動作確認、受験者の登録、座席配置、誤作動の回避、テスト実施者の熟練が不可欠となる。入試に利用する場合は、問題漏洩や解答データ未回収の回避などセキュリティの問題が生じ、手間、時間、資金がかかる。しかし、民間業者に委託した場合、実施と採点の面でコストカットがなされる怖れがあること、またトラブルを公開しそれに対しきちんとした対応が取られるかが疑問であるとのご指摘があった。光永 悠彦 先生(名古屋大学)は、統計学の専門家の観点から、どのように尺度化を行っているかをご紹介頂いた。複数回実施されるテストでは、いつどれを受けてもスコアが同じ意味を持つものであるべきである。3つのヴァージョンのテストがある場合、テストの難易度と評価者の均一化が必要である。受験者の能力の高低、テストの難易度、評価者の評価の厳しい、やさしいなど、どれが原因で評価が低くなったかを見渡して判断する共通の尺度が必要となる。IRTソフトを使うとこの3つの観点を一つの軸上で表すことが可能になる。また、テストを比較するには共通の受験者(モニターグループ)と共通の項目がないと評価できない。これを行ってようやく3つのテストの共通の尺度を得ることができる。実施回間の比較ができない、モデルが正しいという前提があるなどIRTにも限界があり、またテストアドミニストレータの不足の問題もある。テストのスコアはものさしのような厳密なものではない。テストを行う現場の人たちがそのスコアに対して正しく計れているという実感がわくかどうかにかかっているため、IRTはそれを実証するためのツールであると言及された。報告者:村尾純子(大阪工業大学)

    • 特別講演 1:Emotions, Cultures, and Stories: Against the Impoverishment of Meaning

    • 講師:柳瀬 陽介(京都大学)

    英語教育の哲学的探究で高名な講演者による、昨今の英語教育改革の現状を踏まえた理論的・問題提起的な講演であった。様々な種類の標準試験が広く使用されている昨今、「多肢選択問題を使用したテストで意味理解を過不足なく測定することができる」という間違った思い込みが蔓延していることが指摘された。このような通俗的な見方では意味(meaning)とは刺激への反応に過ぎないとみなされ、限定的で静的な独白に意味が矮小化されている。しかし実際には、コミュニケーションには多様な潜在性があり、意味とは積極的で活動的な過程、非限定的・ダイナミックで対話的なものである。例えば、明示的意味と示唆的意味を峻別し前者の重要性に着目する伝統的な言語観に対し、ルーマンによるアクチュアリティ(≒明示的意味)と潜在性(≒示唆的意味)を統合するダイナミックな過程としての意味論が紹介され、あいまいさや複雑さをはらむ潜在性と明示的意味の相補関係について議論された。 さらにこのような示唆的意味のありかを語るうえで欠かせない諸要素について検討がなされた。 第一の要素として情動(emotion)が挙げられる。情動はダマジオやバレットなど気鋭の研究者により日々新たな発見の相次ぐ研究分野であり、その役割の重要性を指摘した研究は枚挙にいとまがない。身体内の自発的運動である情動は言語使用の究極の源であり、メタファーやスローガン等を通して言語に生気を与え、聞き手を行動へと導く。 第二の要素として文化(culture)が挙げられた。文化は人間の集団が共に抱く情動・思想・行動の集合体であり、しばしば分析的な理解を伴わない。だがかえってそれゆえに、広く速やかに社会構成員に浸透し、社会的影響力のある活動の強力な原動力となりうる。 第三の要素として物語(story)が挙げられる。人間の認知システムが理解するためにおそらく最も適している方法が物語を活用することであり、ブルーナーが指摘するように、様々な価値観や登場人物が含まれる物語は、複雑な出来事を複眼的視点からとらえることを可能にする。良い物語は文化的伝播力を持ち、さらなる物語の創出へと連鎖するものである。残念ながら、多くの科学者や研究者は、知的探究の成果を社会に発信するにあたって、物語の力を活用できずにいる。 以上の理論的考察を踏まえたうえで、標準試験への問題提起がなされた。明示的意味のみに着目しがちな標準試験の過剰使用や覇権を黙認することは、情動的・文化的・物語的な意味の豊かな潜在性を毀損することにつながり、それがひいては学習者が力強くアクティブに言語を駆使するよう教育者が導くことを阻害することが力説された。客観的測定を中心に据えて言語教育を語ることは、言わば「尻尾が犬を振る」ような本末転倒な欺瞞である。一方で、昨今の英語教育改革をめぐる運動とその成果としての民間試験導入延期は、ブルーナーの用語を使うと、論理的・科学的なモードのみならず血肉の宿るナラティブなモードを活用することの重要性を示していることが、具体例を挙げて指摘された。「言語はショッピングや科学のためだけにあるのではなく、ポリティカルな目的にも力強く使われる必要がある」という指摘は、四技能向上や標準試験の成績向上ばかりに着目する教育者や研究者へのウェイクアップコールとなるであろう。報告者:金澤佑(関西学院大学)

    • 特別講演 2:外国語教育政策研究の理論・方法

    • 講師:寺沢 拓敬(関西学院大学)

    英語教育政策の研究において見過ごされてきた部分を明らかにし、その空白部分をどのように研究・分析してゆくかという点について多角的な視点から提案がなされた。まず、言語政策研究の先行研究には、従来公共政策研究で非常に重要視されてきたような理論・方法論での研究(例えば言語政策における歴史研究など)が不足していることが指摘された。そこで、次の3つの視点を加えて英語教育政策研究を行う重要性が論じられた。第一に「メゾレベルの研究」である。メゾレベルとは、マクロ(イデオロギーや社会変動などの動きを分析すること)とミクロ(個人、学校やより小さなレベルにマクロレベルのものがおりてきた際にミクロレベルで起こる動きを分析すること)の間を分析することである。例えばある政策が地方などのレベルでどのような制約(日本独自のローカルな制約など)を受けながらどう具体化されているか、というプロセスを分析することが重要である。第二に「外的妥当性の重要性」が論じられた。外的妥当性とは言い換えると「調査で扱ったデータのサンプルが対象としたい母集団を的確に代表しているか否か」を示すものであり、これまでサンプルの代表制が真剣に受け止められてこなかったという批判がなされた。これを受けてサンプルの代表制を扱う際に、①一般化の追求②一般化からの理論的撤退の2点が提示された。それぞれの具体的方法として、①はデータアーカイブから無作為抽出されたものをダウンロードして二次分析を行うこと、②は代表制を得ることは非常に難しいことであるという態度のもと、計量分析を事例研究として捉え、理論的貢献度で事例を選ぶことが述べられた。第三に「歴史過程としての経路依存性」について指摘された。経路依存性とは「現在起こっている事象は、今現在の人や社会的事情よりも今までの積み重ねにより存在している」という視点を指す。例えば、小学校英語教育において明確な学力よりもむしろ国際的態度を涵養することが明言されている点に関して、戦後の英語教育の位置づけやその後の普及、そして実際の国内における英語の必要性の間を埋めるものとして歴史的に積み上げられてきたものが現在の小学校英語教育の理念として残っていることが指摘された。報告者:山岡 華菜子 (姫路獨協大学)

    • 基調講演:英語教育における言語イデオロギーを問う

    • 講師:久保田 竜子(ブリティッシュコロンビア大学)

    本基調講演では、英語教育の中に存在する2つの「幻想」に焦点をあて、応用言語学の知見を基にお話して下さった。前半は「人種・言語に関するイデオロギー」を取り上げられた。英語が国際的に広がりを見せる中にあって、世界英語、ELF(English as a Lingua Franca)、英語の非母語話者の観点から、日本の英語教育政策・実践の中に依然根強く残っている「英語=国際共通語」、「英語話者=白人標準英語のネイティブスピーカー」という「幻想」についてご説明され、我々がいかにレイシズム、本質主義(ステレオタイプ化)、欧米中心主義に陥っているかに気づかせていただいた。また、英語圏の中の母語話者(例えばカナダ英語)の英語の多様性に目を向けるように示唆された。続いて「知識の中に存在する人種差別」にも言及され、それを打破する試みとして、論文執筆の際に「女性」、「英語の非母語話者」の引用文献のみを使用された久保田先生の研究グループの取り組みをご紹介下さった。日頃、我々が無意識に持っている「固定概念」についての多角的視点からのご考察に、学ぶ事が多くあった。 後半は、「英語とコミュニケーションに関するイデオロギー」の幻想について、取り上げられた。折しも本講演の数週間前に、文部科学省が大学入試への英語民間試験の導入見送り、波紋を呼んだ。今回は従来の試験を踏襲することになったが、本大会のシンポジウムの演題でも取り上げられていたように、今後、スピーキング・テストがコミュニケーション能力育成の手段としてさらに重要視されることが予想される。ところが、講演の後半に、先生はコミュニケーション能力が4技能にすり替わっている現状を述べられ、GTECのスピーキング・テストを紹介して下さった。本講演は、コミュニケーション能力には正解があるのか、画一的な一斉テストで測定できるものなのかなど根源的な問題を改めて考え直す契機となった。 講演のまとめとして、先生から以下のような貴重なご提言をいただいた。

    • 1 反レイシズム・反本質主義・反欧米中心主義の世界観を育て、行動する

    • 2 多様性を認め推進する

    • 3 自分自身や社会にはびこる先入観や思い込みをつねに疑う

    • 4 コミュニケーションとは何か、問い続けながら教育に反映させる

    • 5 有志と協力しながら、変革のためのストラテジーを考え実行する

      翻って、本大会のテーマは「変化の時代を生きる英語教育」であり、先の入試改革やAI、ITによる技術革新の影響など、英語教育を取り巻く環境には変革の波が押し寄せている。変革の波に翻弄されることなく、このような時代だからこそ「コミュニケーション能力とは何か」「コミュニケーション能力の指導とは何か」という原点に回帰して、英語教育の進むべき道を考えていきたい。本講演がその道標を示して下さったことに対して、改めて感謝の意を表したい。報告者:原田洋子(大阪府立大学)

    lecture 2019年度 JACET関西支部大会のお知らせ (事前参加申込み不要)

    2019年度関西支部大会を11月16日(土)に同志社大学 今出川キャンパスにて開催いたします。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

    • 日時 : 2019年 11月 16日(土)10:00~17:45(受付開始 9:30)

    • 場所 : 同志社大学 今出川キャンパス 交通アクセス

    • 基調講演:英語教育における言語イデオロギーを問う

    • 講師:久保田 竜子(ブリティッシュコロンビア大学)

    • 特別講演 1:Emotions, Cultures, and Stories: Against the Impoverishment of Meaning

    • 講師:柳瀬 陽介(京都大学)

    • 特別講演 2:外国語教育政策研究の理論・方法

    • 講師:寺沢 拓敬(関西学院大学)

    • 企画シンポジウム:大規模スピーキングテストの舞台裏,どこがどう難しいのか?―京都工芸繊維大学の実践より

    • コーディネーター・講師:羽藤 由美(京都工芸繊維大学)

    • 講師:神澤 克徳(京都工芸繊維大学)光永 悠彦(名古屋大学)

    • 出版社によるプレゼンテーション

    • 参加費:JACET会員は無料、非会員は1,000円

    • 事前参加申し込みは不要です。

    • その他、研究発表、実践報告、コロキアムなども多数行われる予定です。支部大会の詳細やプログラムにつきましては、以下をご覧ください。

    プログラム (Program)

    概要 (Abstracts)

    フライヤー (Flyer)

    • <支部大会懇親会 事前申込のお願い>

    • ◆◆メールによる事前申込の上、当日支払いとなります。◆◆

    • 日時:11月16日(土) 18:00-20:00

    • 場所:アマーク・ド・パラディ 寒梅館

    • 懇親会の事前申込を御希望の方は、以下のURLもしくはまたは支部大会フライヤーに掲載してありますQRコードにアクセスし、申込フォームに必要事項をご入力ください。

    懇親会事前申込フォーム

    • 締切 11月9日(土)

    • 懇親会費:一般4,500円・学生3,500円(大会当日に受付でお支払いいただきます)なお当日申込の場合は、懇親会費が5,000円となりますのでご注意ください。

    The 2019 Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, November 16th at Doshisha University, Imadegawa Campus, featuring presentations, workshop and symposia in various areas of English education.

    • Kansai Chapter Conference

    • Keynote Lecture

    • Questioning Language Ideologies in English Language Teaching

    • Lecturer: KUBOTA, Ryuko (The University of British Columbia)

    • Special Talk 1

    • Emotions, Cultures, and Stories: Against the Impoverishment of Meaning

    • Lecturer: YANASE, Yosuke (Kyoto University)

    • Special Talk 2

    • Theory and Methodology in Policy Research of Foreign Language Education

    • Lecturer: TERASAWA, Takunori (Kwansei Gakuin University)

    • Invited Symposium

    • Behind the Scenes of Large-Scale Speaking Tests. What is the Reality?: A Report from the Practice of Kyoto Institute of Technology

    • Coordinator・Speaker: HATO, Yumi (Kyoto Institute of Technology)

    • Speakers: KANZAWA, Katsunori (Kyoto Institute of Technology) MITSUNAGA, Haruhiko (Nagoya University)

    • Publishers’ Presentations

    • <Reception>

    • Date/Time: November 16th, 18:00-20:00

    • Venue: Hamac de Paradis Kanbaikan

    • Fee: (to be collected at check-in on site)

    • 4,500 yen [Students’ fee: 3,500 yen] if booked in advance (by Saturday, November 9th) via the following link:Reception Preregistaration form

    • 5,000 yen if purchased at the door

    • We look forward to seeing you all there!

    lectureJACET関西支部紀要編集委員会から論文募集のお知らせ(応募は締め切らせていただきました)

     『JACET関西紀要』22号(2020年3月末刊行予定)への投稿を2019年7月1日より受け付けます。今号でも引き続き、従来の査読対象となる研究論文・研究ノートに加えて、投稿締切日(2019年9月30日)を起点として過去 1 年以内に開催されたJACET国際大会・支部大会での発表や関西支部各研究会での実践・発表に基づいた実践報告を、校閲のみで掲載いたします。刊行規定投稿要領をご覧いただき、奮ってご投稿ください。

    • 【投稿受付】

    •  2019年7月1日~2019年9月30日(必着)(応募は締め切らせていただきました)

    • 【投稿論文の要件・種別・分量】

    •  投稿要領をご覧ください。

    • 【投稿手順】

    •  行き違いなどを防ぐため、以下の順序でご投稿をお願い申し上げます。

    • (1)web投稿申し込みページ にて、投稿申し込みを行う。

    • (2) 投稿原稿(WORD版およびPDF版)ならびにチェックリストを事務局(jacetkj[AT]gmail.com) へ送付する。

    • ※(1)web投稿申し込み、ならびに(2)投稿原稿のふたつが事務局に届いた時点で、応募が完了いたします。

    • 【注意事項】

    • (1) 今年度のJACET年会費をお支払い済みであることをご確認ください。

    • (2) 採択後の初校、再校で大幅な書き直しや変更などがないようにお願い申し上げます。投稿に際しましては誤字脱字、グラフや表に誤りがないかなど入念なご確認をお願い申し上げます。

    多くのご投稿をお待ちしております。

    lecture 2019年度 第2回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2019年度第1回支部講演会が、2019年10月6日(土)に同志社大学で開催されました。講演会には52名の参加があり、関西支部リーディング研究会より髙瀬 敦子 先生、吉田 弘子 先生、吉田 真美 先生のお三方に発表して頂きました。生徒や学生を対象にした実践的な研究と報告であり、すぐに活用できるポイントを豊富に含む発表でした。講演会後の茶話会にも講師の先生を含めて31名の皆様にご参加をいただき、和やかに親交を深めることができました。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

    • 1. 日時:2019年10月5日(土)15:30~17:00

    • 2. 場所:同志社大学今出川キャンパス 明徳館1階(M1教室)

    • 3. テーマ: 大学における多読指導を再考する:多読指導における教員の役割とは

    • 4. 演題と講師:

    • (1)「基本に戻って多読を成功“Top ten principles for teaching extensive reading”.」

    • 髙瀬 敦子 先生(関西学院大学)

    • (2)「成功する多読を導く環境の構築を目指して:Engaged Reading モデル の観点から」

    • 吉田 弘子 先生(大阪経済大学)

    • (3)「多読指導のゴールとは?: ポスト多読を見据えた指導を考える」

    • 吉田 真美 先生(京都外国語大学)

    The second Lecture Meeting of the 2019 academic year was held on October 6th at Doshisha University Imadegawa Campus with 52 participants. 31 participants joined an information exchange meeting after the lecture.

    • 1. Date: Saturday, October 5, 2019, 15:30–17:00

    • 2. Venue: Doshisha University Imadegawa Campus Meitokukan Building 1F (Room M1)

    • 3.Theme: What is the teacher's role in a university extensive reading program?: Back to the basics

    • 4. Titles & Lecturers:

    • “Revisit ‘Top ten principles for teaching extensive reading’.”

    • Dr. Atsuko Takase (Kwansei Gakuin University)

    • “Toward Creating Critical Instructional Context for Successful Extensive Reading” 

    • Dr. Hiroko Yoshida (Osaka University of Economics)

    • “Bridges to reading ungraded novels: what and how can L2 readers read after extensive reading?”

    • Dr. Mami Yoshida (Kyoto University of Foreign Studies)

    lecture 2019年度第2回支部講演会のお知らせ

    第2回関西支部講演会は,下記の通り予定しています。皆さまのご参加をお待ちしております。

    • 1. 日時:2019年10月5日(土)15:30~17:00

    • 2. 場所:同志社大学今出川キャンパス 明徳館1階(M1教室)

    •  交通アクセス

    • 3. テーマ: 大学における多読指導を再考する:多読指導における教員の役割とは

    • 4. 演題と講師:

    • (1)「基本に戻って多読を成功“Top ten principles for teaching extensive reading”.」

    • 髙瀬 敦子 先生(関西学院大学)

    • (2)「成功する多読を導く環境の構築を目指して:Engaged Reading モデル の観点から」

    • 吉田 弘子 先生(大阪経済大学)

    • (3)「多読指導のゴールとは?: ポスト多読を見据えた指導を考える」

    • 吉田 真美 先生(京都外国語大学)

    • 5. 概要

    • 近年、大学英語教育において、多読指導が多くの教育機関でプログラムとして導入されているが、教師は学習記録の管理や、評価に注意が向けられ、学習者も到達目標に達することばかりにとらわれて、本来の多読指導の効果が見失われてしまっている場面が散見される。そこで多読指導において、何を最優先に配慮すべきなのか、教員はどのような役割を果たすべきなのか、何のための多読指導であるべきなのか、という多読指導の基本方針を再考したい。

    • 「基本に戻って多読を成功”Top ten principles for teaching extensive reading”. 」

    • 髙瀬 敦子(関西学院大学)

    • 最近、多読を実施する大学が増えてきたのは喜ばしい事であるが、一方では学生が楽して単位を取得すべく様々なチーティングを行うようになり、問題となっている (Tagane et al., 2018)。 これを防止する方法は色々考えられるが、最も効果的なのは本来の多読方法に戻ることである。ここでは、Day & Bamford (2002) による 多読指導の’Top Ten Principles’ に沿って多読を行った高校生・大学生の成功例および、Top ten principles がどのように小学生と社会人グループの多読の動機付けに有効であるかを述べる。

    • 「成功する多読を導く環境の構築を目指して:Engaged Reading モデルの観点から」

    • 吉田 弘子(大阪経済大学)

    • リーディングの発達に関するEngagement Reading モデル (Guthrie & Wigfield, 2000) は、リーディングのプロセスや成果には教員による指導の他に多様な要因が影響すると主張している。本発表では、大学の英語プログラムにおいて成功する多読をもたらすための重要な学習環境について報告する。

    • 「多読指導のゴールとは?: ポスト多読を見据えた指導を考える」

    • 吉田 真美(京都外国語大学)

    • 多読指導の目的は、豊富なインプットによって語彙の増強や読みの流暢性の獲得など、言語能力を高める以外に、自律した読み手を育てることである。しかしながら多くの多読指導では一定期間集中的に語彙制限本(Graded Readers等)の読解活動に従事させることに終始し、プログラム終了後どのような読み手を養成したいのかという視点に欠けている場合が多く、多読プログラムが終了することで英語での読書活動が継続されない場合が多い。そこで本発表では、一定期間の多読を経た学習者が、非多読本(ペーパーバック)を用いてでどのように英語での読みの活動に取り組むのか、また非多読本のリーディングに効果的に移行するためにはどのような支援が必要なのか、等生涯学習としてのリテラシー教育を視野に入れた多読指導を考察したい。

    • フライヤー (Flyer)

    • The JACET Kansai Second Lecture Meeting of this academic year will be held as follows:

    • 1. Date: Saturday, October 5, 2019, 15:30–17:00

    • 2. Venue: Doshisha University Imadegawa Campus Meitokukan Building 1F (Room M1)

    •  Access

    • 3.Theme: What is the teacher's role in a university extensive reading program?: Back to the basics

    • 4. Titles & Lecturers:

    • “Revisit ‘Top ten principles for teaching extensive reading’.”

    • Dr. Atsuko Takase (Kwansei Gakuin University)

    • “Toward Creating Critical Instructional Context for Successful Extensive Reading” 

    • Dr. Hiroko Yoshida (Osaka University of Economics)

    • “Bridges to reading ungraded novels: what and how can L2 readers read after extensive reading?”

    • Dr. Mami Yoshida (Kyoto University of Foreign Studies)

    • 5.Abstract

    • Because it can provide massive amounts of comprehensible and meaningful English input for learners of English as a foreign language (EFL), extensive reading (ER) has been widely accepted at various institutions in Japan as an effective instructional option of a curriculum or individual English class. However, many ER teachers seem to be preoccupied with engaging in managing and monitoring students' reading records, such as reading logs and the M-reader system, neglecting important principles as reading teachers. This session will raise such issues such as what roles teachers should prioritize and how to identify the purpose for which extensive reading is being conducted, in order to produce the most effective student learning outcomes.

      “Revisit ‘Top ten principles for teaching extensive reading’.”
  • Atsuko Takase
  • Recently colleges and universities that implement extensive reading (ER, hereafter) as part of their reading curriculum have been increasing in number. On the other hand, students’ dishonesty in ER has been discussed as a big problem that prevents ER programs from succeeding. This presentation will illustrate how to avoid learners’ dishonesty by following critical factors of Day and Bamford’s Ten principles in teaching ER (2002), which lead to a success in improving their language skills, and how these principles motivated learners of various age groups including elementary school children and adults to enjoy reading.
  • “Toward Creating Critical Instructional Context for Successful Extensive Reading” 
  • Hiroko Yoshida
  • According to the Engagement Reading Model (Guthrie & Wigfield, 2000), multiple factors in the instructional context can foster reading engagement processes and reading outcomes. This presentation will discuss critical learning environment for successful extensive reading at the university English program.
  • “Bridges to reading ungraded novels: what and how can L2 readers read after extensive reading?”
  • Mami Yoshida
  • One of the important missions for extensive reading instruction should be to nurture L2 readers who will eventually become lifelong readers, through preparing learners for unsimplified texts. This study explores desirable materials and effective strategies to move from controlled vocabulary materials to reading more challenging materials, such as ungraded novels. A case study about university students will be reported and implications will be suggested for what learners and teachers should aim at after the extensive reading journey.

    We look forward to seeing you all at the meeting!

    lecture 2019年度JACET関西支部大会 発表募集のご案内(応募は締め切らせていただきました)

    2019年度JACET関西支部大会が、11月16日(土)に同志社大学にて開催されます。発表をご希望の方は、次の要領でWEBフォームよりご応募ください。教員だけでなく、大学院生の会員による応募も歓迎いたします。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

    1. 日時:2019年11月16日(土)
    2. 場所:同志社大学今出川キャンパス
    3. 応募期限:2019年9月14日(土)(応募は締め切らせていただきました)

    2019年度JACET関西支部大会発表申込フォーム

    発表は、英語教育および関連分野に関する内容で、未発表のものに限ります。また、発表者は、共同研究者も含めて、申込時にJACETの会員である必要があります。発表言語は、日本語または英語です。

    発表種別・時間に関しては、以下の通りです。

    1. ワークショップ:発表者は1名~数名。参加者によるタスク活動を含む。90分。
    2. コロキアム:発表者は数名。特定のテーマについての議論を行う。90分。
    3. 研究発表:理論的、実証的な研究成果に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。
    4. 実践報告:授業実践やカリキュラム改革に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。
    5. ポスター発表:研究・実践内容について発表し、参加者と自由に議論を行う。コアタイム60分。

    応募の期限は、2019年9月14日(土)午後11時59分 です。応募に際しては以下の情報が必要となりますので、あらかじめご準備ください。

    1. A) 応募情報
    2. a) 発表形式:ワークショップ、コロキアム、研究発表、実践報告、ポスター発表の別
    3. b) 発表題目(日本語および英語、英語の場合はタイトルの各単語をキャピタライズしてください)
    4. c) 発表者情報(共同発表者は氏名と所属のみ):氏名(漢字とローマ字)、所属(日本語と英語)、E-mailアドレス
    5. d) 発表に使用する言語(日本語もしくは英語)
    6. e) 使用希望機器(無い場合は「なし」を選択)
    1. B) 発表要旨
    2. a) 内容:「研究発表」の場合は、背景、目的、リサーチクエスチョン(仮説)、方法(対象・内容・期間等)、結果、考察を、「実践報告」の場合は、背景、方法、(結果、)考察を簡潔に明記ください。「ポスター」の場合も扱う内容に応じ、これらに準ずることとします。なお、「ワークショップ」「コロキアム」は目的、対象、手法を詳しく明記してください。いずれの場合も引用文献リストは要旨に含めません。
    3. b) 分量:日本語の場合は400字~600字、英語の場合は200~300 wordsとします。

    審査は、JACET関西支部研究企画委員会にて行います。また、審査結果は、9月23日(月)以降にE-mailにて通知します。またフィードバックを必要に応じて行います。

    審査結果の通知後の辞退は原則としてできません。

    The 2019 Annual Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Imadegawa Campus of Doshisha University on Saturday, November 16. JACET members are invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. Applications are also welcome from graduate students. Please fill in the application form, which will be available on July 1st, and send it to us no later than 23:59 on September 7th, 2019.

    The 2019 Annual Conference of the JACET Kansai Chapter Application form

    1. The conditions and procedures for proposals are as follows:
    2. 1) Proposed topics should be relevant to English education and related fields. The proposed material should not have been presented elsewhere.
    3. 2) Prospective presenters (both representative presenters and collaborators) must be JACET members at the time of submission.
    4. 3) The language for presentation should be either English or Japanese.
    5. 4) Presentation types and time allotments are as follows:
    6. ・Workshops: Presenter(s) will guide participants in specific tasks. 90 minutes.
    7. ・Colloquia: Each presenter gives a presentation followed by discussion among the presenters and with the floor. 90 minutes.
    8. ・Research papers: Presenter(s) will describe theoretical or empirical research. 30 minutes (20 min for presentation; 10 min for Q & A).
    9. ・Practical reports: Presenter(s) will describe classroom activities or ELT curriculum innovation. 30 minutes (20 min for presentation; 10 min for Q & A).
    10. ・Poster presentations: Presenter(s) will participate in one-on-one discussion of research or practical report using a poster. 60 minutes (core time).
    11. 5) A web-based proposal form will be available at the web site of JACET Kansai Chapter (http:// www.jacet-kansai.org) from July 1.
    1. A) Application form:
    2. a) Type of proposal (research paper, practical report, poster session, workshop, or colloquium)
    3. b) Title of proposal (English and Japanese)
    4. c) Information about applicant(s): name, affiliation, e-mail address
    5. d) Language for presentation (English or Japanese)
    6. e) Equipment required
    1. B) Abstract:
    2. a) For a research paper, describe the background and purpose of the study, research question(s) [hypothesis(-eses)], research method(s) (participant characteristics, details, terms and so on), results and discussion. For a practical report, give the background of the report, research method(s) (participant characteristics, details, terms and so on), (results, ) and discussion. Do not include references in the abstract.
    3. b) Should be 200-300 words if in English or 400-600 characters if in Japanese.
    4. c) If not a native speaker of the language used, have a native speaker check the abstract before submission.

    Submission deadline: 11:59 pm, September 7th, 2019.

    The proposals will be peer-reviewed by the Research Planning Committee.

    Review results and feedback, as necessary, will be sent by after September 23.

    Cancellation after the acceptance of the presentation is not permitted in principle.

    article NL84号完成のお知らせ

    ニューズレター84号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #84.

    84号 / #84

    lecture 2019年度 第1回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2019年度第1回支部講演会が、2019年6月22日(土)に神戸国際会館で開催されました。講演会には38名の参加があり、井佐原均先生より、ディープラーニングで進化する機械翻訳の現状をご報告後、統計翻訳からニューラル翻訳への移行など自動翻訳の歴史、機械学習を可能にした原因、コンピュータと人間の言語体系の違い、ニューラル翻訳や人工知能の課題、現在の取り組みなどについてお話をいただき、質疑応答を含めて非常に充実した時間となりました。講演会後の茶話会にも講師の先生を含めて19名の皆様にご参加をいただき、和やかに親交を深めることができました。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

    • 日時 : 2019年6月2日(土)15:30~17:00
    • 場所 : 神戸国際会館 704号会議室
    • 講師 : 井佐原 均先生(豊橋技術科学大学)
    • 題目 : ディープラーニングで進化する機械翻訳:何ができて、何ができないか

    The first Lecture Meeting of the 2019 academic year was held on June 22nd at Kobe International House with 38 participants. Nineteen participants joined an information exchange meeting after the lecture.

    • Date : June 22, 2019
    • Venue : Kobe International House
    • Speaker : ISAHARA Hitoshi (Professor, Toyohashi University of Technology)
    • Title: Evolving Machine Translation using Deep Learning: What you can do with it.

lecture NL83号完成のお知らせ

ニューズレター83号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

Please have a read through the newsletter #83.

83号 / #83

lecture 2019年度第1回支部講演会のお知らせ

2019年度第1回JACET関西支部講演会を開催いたします。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

  • 1. 日時:2019年6月22日(土)15:30~17:00
  • 2. 場所:神戸国際会館 704号室(JR「三ノ宮」駅、阪急・阪神「神戸三宮」駅下車。徒歩5分程度)
  •  交通アクセス
  • 3. 演題:「ディープラーニングで進化する機械翻訳:何ができて、何ができないか」
  • 4.講師:井佐原 均先生(豊橋技術科学大学)
  • 5. 概要:
  •  将棋や囲碁などのゲームで人間に勝つようになった人工知能は多言語コミュニケーションにどのように役立つでしょうか。2016年末にMicrosoftやGoogleがニューラル機械翻訳という新しい人工知能型の自動翻訳システムでのサービスを開始しました。ニューラル機械翻訳システムは人間と同じ程度の翻訳能力を持つと言われています。
  •  この講演で私は機械翻訳システムの技術を紹介するとともに、ゲームに勝つことに比べて、言語を理解することがコンピュータにとって難しい理由を説明します。人工知能型翻訳システムの現状を、実際の翻訳例を用いて、その長所と弱点を示しつつ解説し、機械翻訳の長所を活かして実社会で利用する方法についてお話しします。
  •  機械にできることとできないことが明確になれば、機械にできることは機械に任せましょう。機械翻訳システムが対応できない分野・場面でのコミュニケーション能力の向上を支援することが、これからの語学教育の役割かもしれません。この講演を通して、そのような方向性が見えてくればと思っております。
  • フライヤー (Flyer)

  • The First Chapter Lecture of the 2019 Academic Year JACET Kansai Chapter will hold the First Lecture Meeting of this academic year as follows:
  • 1. Date: Saturday, June 22, 2019, 15:30 - 17:00
  • 2. Venue: Venue: Kobe Kokusai-Kaikan (Kobe International House) Meeting Room 704
  •  Access
  • 3.Title: Evolving Machine Translation using Deep Learning: What you can do with it.
  • 4. Speaker: ISAHARA Hitoshi (Professor, Toyohashi University of Technology)
  • 5. Abstract: (This abstract was translated from Japanese to English using a machine translation system.)
  • How does artificial intelligence that came to beat humans in games such as Shogi and Go help multilingual communication? At the end of 2016, Microsoft and Google launched a new artificial intelligence automatic translation system called Neural Machine Translation. Neural machine translation systems are said to have the same level of translation ability as humans.
  • In this talk I will introduce the technology of machine translation systems and explain why it is more difficult for computers to understand language than winning a game. We will explain the current state of the artificial intelligence type translation system using actual translation examples, showing its strengths and weaknesses, and talk about how to use it in the real world by making use of the strengths of machine translation.
  • If it is clear what the machine can and can not do, let the machine do what it can. Helping to improve communication skills in areas and situations where machine translation systems can not cope may be the role of language education in the future. I hope this direction will be visible through this lecture.

lecture 2018年度 第3回支部講演会が開催されました。

JACET関西支部2018年度第3回支部講演会が、2019年3月9日(土)に関西学院大学 梅田キャンパスで開催されました。講演には37名の参加があり、池田光穂先生、教材開発研究会の赤尾美和先生、西垣佐理先生、松田紀子先生より、PBL(Problem-Based Leaning)の理念とその可能性について、また研究会で現在作成されているPBL教材の枠組みと具体的な内容について、サンプルユニットをお示しいただきながらお話をいただき、質疑応答を含めて非常に充実した時間となりました。講演会後の情報交換会にも講師の先生を含めて19名の皆様にご参加をいただき、和やかに親交を深めることができました。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

  • 日時 : 2019年3月9日(土)15:30~17:00

  • 場所 : 関西学院大学 梅田キャンパス アプローズタワー14階1405教室

  • タイトル:PBL(問題解決型学習)を目指した英語教材開発

  • ゲスト・スピーカー:池田 光穂先生(大阪大学)

  • 司会・スピーカー:教材開発研究会

  •           赤尾 美和先生(近畿大学) 

  •           西垣 佐理先生(近畿大学)

  •           松田 紀子先生(藍野大学)

The third Lecture Meeting of the 2018 academic year was held on March 9th at Umeda Campus, Kwansei Gakuin University with 37 participants. Nineteen participants joined an information exchange meeting after the lecture.

  • Date : March 9, 2019

  •            Miwa AKAO (Kindai University)
  •            Sari NISHIGAKI (Kindai University)
  •            Noriko MATSUDA (Aino University)
    • Other speakers: The Study Group for Materials Design and Development

    • Guest speaker: Mitsuho IKEDA (Osaka University)

    • Title: Application of Problem-Based Learning to English Materials

    • Venue :Kwansei Gakuin University, Umeda Campus

    lecture 2018年度第3回支部講演会のお知らせ

    第3回関西支部講演会は,下記の通り予定しています。皆さまのご参加をお待ちしております。

    • 1. 日時:2019年3月9日(土)15:30~17:00
    • 2. 場所:関西学院大学 梅田キャンパス アプローズタワー14階1405教室
    •  交通アクセス
    • 3. タイトル:PBL(問題解決型学習)を目指した英語教材開発
    • 4. ゲスト・スピーカー:池田 光穂先生(大阪大学)
    • 5. 司会・スピーカー:教材開発研究会
    •           赤尾 美和先生(近畿大学) 
    •           西垣 佐理先生(近畿大学)
    •           松田 紀子先生(藍野大学)
    • 6. 概要:JACET教材開発研究会では、よりコミュニカティブで自律性のある学習者を育成すべく、様々なターゲットスキルを養成する大学英語教材開発を、理論と実践の面から行ってきました。近年、知識詰め込み式の教師主導型から、学生自らが考え他者と協力しながら学習する学生主導型のアクティブラーニングへと授業形態の変遷も顕著であります。そこで、当研究会では、学生の思考力と発信力を鍛えるべくPBL(Problem-Based Leaning)をテーマにした教材開発に取り組むことになりました。現在、PBLサイクル(池田、2016)と呼ばれる学習プロセスに基づいたPBL教材を、鋭意作成中です。本講演会では、PBLを高度教養教育の観点から研究・実践されている大阪大学の池田光穂先生にPBLの理念とその可能性についてご講演いただきます。その後、当研究会が作成中のPBL教材の枠組みとサンプルユニットを紹介します。学生を「学習者」から「探求者」へと導くPBLは、教材開発において限りない可能性を秘めていると考えます。
    • フライヤー (Flyer)

    • The JACET Kansai Third Lecture Meeting of this academic year will be held as follows:
    • 1. Date: Saturday, March 9, 2019, 15:30–17:00
    • 2. Venue: Kwansei Gakuin University, Umeda Campus
    •  Access
    • 3.Title: Application of Problem-Based Learning to English Materials
    • 4. Guest speaker: Mitsuho IKEDA (Osaka University)
    • 5. Other speakers: The Study Group for Materials Design and Development
    •            Miwa AKAO (Kindai University)
    •            Sari NISHIGAKI (Kindai University)
    •            Noriko MATSUDA (Aino University)
    • 6. The Materials Design and Development SIG has developed many theoretical and practical English textbooks for Japanese college and university students in order to foster learner autonomy and communicative competence. Recently there has been a shift in teaching methodology from teacher-centered, which is the cramming system of education, to student-centered such as Active Learning, collaborating with others, and autonomous learning. To reflect these changes in pedagogy, our study group started developing PBL-themed materials to improve learners’ critical thinking and communication skills. Presently we are creating some sample units for a textbook based on the learning process called PBL cycle (Ikeda, 2016). In this presentation, Professor Mitsuho IKEDA from Osaka University, who researches and practices PBL in the context of liberal arts education in universities, will first talk about the PBL doctrine and possible practical applications of PBL in EFL materials design. Then the Materials Design and Development SIG will introduce the framework and a few sample units of the textbook we have been working on. We believe that there are endless opportunities to use PBL, which transforms learners into explorers, in materials design and the development of the Japanese EFL education.

    lecture 2018年度JACET関西支部大会が開催されました

    2018年度JACET関西支部秋季大会が,2018年11月17日(土)に関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスにて開催されました。 関西支部大会では,研究発表、実践報告、ポスター発表において14件の興味深いご発表がいただけました。企画シンポジウムでは、仁科恭徳先生(神戸学院大学)・吉村征洋先生(摂南大学)・藤原康弘先生(名城大学)・廣森友人先生(明治大学)・鎌倉義士先生(愛知大学)・桐村亮先生(立命館大学)吉川裕介先生(近畿大学)に「映画を使う、映画を作る―学生の理解を深めモチベーションを高めるための英語授業の新展開―」というテーマで貴重なお話を賜り、1件目の特別講演では新谷奈津子先生(神戸学院大学)に"Written corrective feedback: Issues in past and current theory and research"と題して、また2件目の特別講演ではトム・ガリー先生(東京大学)に「機械翻訳と英語教育」と題してそれぞれ興味深いお話をいただきました。大会の締めくくりとしての基調講演ではTim McNamara先生(The University of Melbourne)に"Fairness and justice in language assessment"と題してお話をいただき、聴衆の皆様が熱心に耳を傾けておられる姿が印象に残りました。本大会はJACET会員118名、非会員31名を含む計149名の参加をいただき,また大会後の懇親会には44名の皆様にご参加をいただき盛況に開催されましたことをご報告いたします。

    The JACET Kansai Chapter Conference was held on November 17th at Kwansei Gakuin University, Uegahara Campus. An invited Symposium was held by Yasunori Nishina (Kobe Gakuin University), Masahiro Yoshimura (Setsunan University), Yasuhiro Fujiwara (Meijo University), Tomohito Hiromori (Meiji University), Yoshihito Kamakura (Aichi University), Ryo Kirimura (Ritsumeikan University), and Yusuke Yoshikawa (Kinki University) on “Utilizing Movies or Making Movies?:A New Approach to Improving College Students' Understanding and Motivation in English Class.” Two special talks were presented by Dr. Natsuko Shintani (Kobe Gakuin University) on "Written corrective feedback: Issues in past and current theory and research,” and by Prof. Tom Gally (The University of Tokyo) on “English Education and Machine Translation.” Finally, a keynote lecture was given by Prof. Tim McNamara (The University of Melbourne) on “Fairness and justice in language assessment.”

    企画シンポジウム〉「映画を使う、映画を作る―学生の理解を深めモチベーションを高めるための英語授業の新展開―」講師:仁科恭徳先生(神戸学院大学)・吉村征洋先生(摂南大学)・藤原康弘先生(名城大学)・廣森友人先生(明治大学)・鎌倉義士先生(愛知大学)・桐村亮先生(立命館大学)吉川裕介先生(近畿大学)

    本企画シンポジウムでは、「映画を使う、映画を作る:学生の理解を深めてモチベーションを高めるための英語授業の新展開」というテーマのもと、7名の登壇者の方々にご講演いただいた。前半では「映画を使う」という側面に焦点を当て、4名の先生方から実践報告を賜った。仁科恭徳先生(神戸学院大学)より、映画で使用されている表現への学生からの質問に対してコーパス言語学の知見から指導を行った報告があった。例えば、「I have a situation」の意味が分からないという質問に対して、コーパスで計約30件の例文を分析し、そこから使用傾向を導き出し解説を行った事例等が紹介された。吉川裕介先生(近畿大学)からは、英語が得意ではない学習者向けの授業において、「プラダを着た悪魔」を用い二重目的語構文や対照強勢、the+固有名詞等の英語構造を教える実践報告がなされた。藤原康弘先生(名城大学)のご発表では、映画の中にみられる国際英語という視点から、「マダムインニューヨーク」を一例として、EIL・WE・ELFの3つの側面がそれぞれ表れているシーンを使用した実践報告が行われた。具体的には、Thank you がTank youと聞こえること等の紹介があった。鎌倉義人先生(愛知大学)からは、相手との距離を示すポライトネス表現について、「英国王のスピーチ」等の映画のシーンを示しながら、「感謝を表す表現」だけでも英語には様々な表現方法があり、映画を通して相手との距離の取り方も学べるという実践報告があった。後半では「映画を作る」という側面に焦点が当てられ3名の先生方より実践報告を頂戴した。吉村征洋先生(摂南大学)からは、就職活動がテーマの学生による映画作成を中心とした報告をいただき、廣森友人先生(明治大学)からは、映画作成が学生の心理的側面に与える影響について、協同学習の5つの原理と動機づけという観点からの調査結果(事前・事後)が報告された。協同学習の5つの原理からは、各原理の重要性が異なる可能性、学生の書いたジャーナルからは、映画作成においては競争意識も重要である可能性について言及された。桐村亮先生(立命館大学)からは、外国語スピーキング活動においては、ビデオ録画の有効性が指摘されているということから、スマートフォンを用いて学生が自己紹介(30秒ほど)を録画した実践等が紹介された。 報告者:山岡華菜子(姫路獨協大学)

    <特別講演 1>"Written corrective feedback: Issues in past and current theory and research" 講師:新谷奈津子先生(神戸学院大学)

    本講演では、様々なタイプのWCF(Written Corrective Feedback)の効果について行われてきた研究の概要と今後の展望について語られた。ここでは文法上の間違いに関するフィードバックに焦点を当てられた。 WCFの具体的な目的とその効果を示した研究結果を①feedback for accuracyと②feedback for acquisitionの2つのタイプに分けて紹介された。②の研究としてHendrickson(1977)は次の5項目を挙げた。1)間違いは訂正されるべきか、2)どのような間違いを、3)いつ、4)どのように、5)誰が正すべきか。1)間違い部分をアンダーライン等で示す間接的なCF(Corrective Feedback)より間違いを直接正す方が効果的である。更に、何がどう間違っているのかをコメントで示すと更に効果的な場合もある。間違いすべてを訂正するか、特定の項目に絞って訂正するかについては効果に大差はない。2)学習者にとっては伝えたい意味が通じているかが分かるCFが役立つのではないか。3)delayed CFよりimmediate CFの方が効果的である。 その中で、Google Docsをご紹介いただいた。教師は学生がライティングしているのをリアルタイムでモニターでき、即座に間違いを指摘することができる。5)教師以外ではpeer CFがあるが、利点もある反面、文法等細かい点にはあまり触れず肯定的でおおまかなfeedbackに留まってしまう傾向がある。  次に、WCFの段階での学習者の状態について1)Noticing、2)Noticing with understanding、3)Depth of processingを挙げられ、noticingの前にまずawareness(気づき)が不可欠で、学習者は理解できた時に習得したと言える。  最後に、WCFの効果に影響を与える要因について1)Learner-related factors 、2)Task-related factors、3)Context-related factorsを挙げられた。  Error correctionに関して頭を悩ませている教員にとって非常に有益なご講演で、今後のライティング指導におおいに役立つことは間違いないだろう。 報告者:赤尾美和(近畿大学)

    〈特別講演 2〉「機械翻訳と英語教育」講師:トム・ガリー先生(東京大学)

    日本の外国語教育政策における英語偏重は、歴史上長きにわたる議論の的であったし、今でもそうである。機械翻訳が登場し、さらに精度が上がる中、「なぜ外国語の中でも特に英語を学ぶのか」という問題は以前にもまして答えの出ない難問となっている。ご講演では、歴代の英語教育推進派と反対派の主張を振り返りながら、英語を学ぶ目的に関して、「実用」と「教養」の観点からどのような論争が繰り広げられてきたかをご紹介下さり、問題となるのは学習指導要領にある「実用」でも「教養」でもない第3の英語学習の目的、「惰性」であるというご指摘がなされた。惰性的に英語を教えるとするならば、機械翻訳の存在で、英語学習の「教養」としての目的は正当化できるとしても、「実用」としての目的を主張できなくなる。また、「学習者が学習過程で機械翻訳を使うと言語習得にどのような影響があるか」はまだ分からない。今後注視していく必要があるだろうとのことである。終始和やかな雰囲気の中、機械翻訳を使ったエピソードを交えながら、外国語を教える教員が常に考えておかなければならない問題をお話し下さり、熟考させられるご講演だった。報告者:村尾純子(大阪工業大学)

    〈基調講演〉"Fairness and justice in language assessment" 講師:Tim McNamara先生(The University of Melbourne)

    In this lecture, Professor Tim McNamara first talked about assessment and validation of assessment in general, and then he proposed the distinction between two aspects of the justice of tests, fairness and justice, the two terms used in slightly different senses in this context. Using an example of the Common European Framework of Reference, CEFR, Prof. McNamara discussed the questions of fairness, or in other words how we can make tests better in terms of their internal quality, and the questions of the justice, or the reasons and the justifications we are using the tests. He argued that all of us do assessment all the time. Assessment in his view uses evidence to form conclusions, the generalizations about people. We observe the evidence, we interpret that evidence, we reach conclusion, and finally we make decisions based on those conclusions. Validation, on the other hand, happens after the assessment and it involves getting more evidence to check whether our conclusions from the first evidence are supported by the new evidence. Prof. McNamara then quoted Samuel Messick, an American researcher at ETC in Princeton, who asks us to take responsibility for the possibility that our tests did not give us good information. In addition to talking about the quality of the test, we should think about the values in the tests, and what happens when the test is used. Even if the test is technically very good, if its use is not defensible or if it is inappropriate, then this is not a valid use of the test. In the second half of his talk, after a short introduction of the history of development of CEFR, Prof. McNamara pointed out its problems, in particular with relation to communication and with the English as a lingua franca. CEFR was developed as a response to the demands of globalization. It was created as a single universal system for all languages in Europe for the globalized workforce to assist the mobility of the labour force. When it is dominated by CEFR, the primary goal of language education becomes demonstrating that one can work in a globalized economy, and everything else, such as individual reasons for learning a language or things that are specific to a certain culture, become irrelevant. This construct is specified in the policy and legislation. It is frozen and cannot be really challenged, which is problematic. Also, another problem of CEFR is in terms of statements in it. The interlocutors, for example, always seem to be native speakers, and the responsibility for a successful communication always lies with the non-native speaker. However, that is not true of today’s world as there is more communication between native and non-native speakers and among non-native speakers by far than there is communication among the native speakers. There is no point of standing on a native speaker privilege and speaking anyhow the native speaker likes. Both, non-native and native speakers have the responsibility for a success in communication, which CEFR currently does not respect at all. The educational value of language learning goes beyond the communicative and functional values. We also need to remember that specific historical and cultural contexts of learning different languages are not interchangeable without erasure of their historical and cultural significance. The personal significance in language learning has also become recognized. Prof. McNamara finished up his lecture by stating that the measurement theory can help investigate and guarantee the fairness of assessment, but it is less useful in investigating test justice, the policy dimension, the social meanings of tests, and the use of tests in society. For that we need different tools: history, policy studies, the political science, philosophy, etc. These can help us think about the justice issues in assessment, in terms of values we should be promoting in our language education and in our language assessment. We might be powerless in relation with the powerful authorities, but it is very important for us to articulate the values in assessment, and to at least raise them as issues we need to talk about. 報告者:Dorota Matsumoto(松本ドロタ)平安女学院大学

    lecture 2018年度 JACET関西支部大会のお知らせ (事前参加申込み不要)

    2018年度関西支部大会を11月17日(土)に関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパスにて開催いたします。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

    • 日時 : 2018年 11月17日(土)10:00~18:15

    • 場所 : 関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパス 交通アクセス

    • 基調講演:"Fairness and justice in language assessment"

    • 講師:Tim McNamara先生(The University of Melbourne)

    • 特別講演 1:"Written corrective feedback: Issues in past and current theory and research"

    • 講師: 新谷奈津子先生(神戸学院大学)

    • 特別講演 2:「機械翻訳と英語教育」

    • 講師: Tom Gally(トム・ガリー)先生(東京大学)

    • 企画シンポジウム:映画を使う、映画を作る -学生の理解を深めモチベーションを高めるための英語授業の新展開-

    • 講師: 仁科恭徳先生(神戸学院大学)吉村征洋先生(摂南大学)藤原康弘先生(名城大学)廣森友人先生(明治大学)

    • 鎌倉義士先生(愛知大学)桐村亮先生(立命館大学)吉川祐介先生(近畿大学)

    • JACET関西紀要編集委員会主催

    • 論文採択のためのランチミーティング

    • 1部:応募論文種別変更について

    • 2部:紀要編集委員による個別相談

    • 参加費:JACET会員は無料、非会員は1,000円

    • 事前参加申し込みは不要です。

    • その他、研究発表、実践報告、ポスター発表なども多数行われる予定です。支部大会の詳細やプログラムにつきましては、以下をご覧ください。

    プログラム (Program)

    概要 (Abstracts)

    フライヤー (Flyer)

    • <支部大会懇親会 事前申込のお願い>

    • ◆◆事前申込みの上、当日支払いでございます◆◆

    • 日時: 11月17日(土) 18:30-20:30

    • 場所: 関学会館 翼の間

    • 懇親会の事前申込を御希望の方は、以下のURLもしくはまたは支部大会フライヤーに掲載してありますQRコードにアクセスし、申込フォームに必要事項をご入力ください。受付完了メールの受信をもって事前申込が完了します。

    懇親会事前申込フォーム

    • 締切 11月7日(水)

    • 懇親会費:3,000円(大会当日に受付でお支払いいただきます)なお当日申込の場合は、懇親会費が4,000円となりますのでご注意ください。

    The 2018 Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, November 17th at Nishinomiya Uegahara Campus of Kwansei Gakuin University, featuring presentations, workshop and symposia in various areas of English education.

    • Kansai Chapter Conference
    • Keynote Lecture
    • “Fairness and justice in language assessment”
    • Lecturer: Prof. Tim McNamara (The University of Melbourne)
    • Special Talk 1
    • “Written corrective feedback: Issues in past and current theory and research"
    • Lecturer: Dr. Natsuko Shintani (Kobe Gakuin University)
    • Special Talk 2
    • “English Education and Machine Translation”
    • Lecturer: Prof. Tom Gally (The University of Tokyo)
    • Invited Symposium
    • Utilizing Movies or Making Movies?:A New Approach to Improving College Students' Understanding and Motivation in English Class
    • Lecturer:Yasunori Nishina (Kobe Gakuin University) Masahiro Yoshimura (Setsunan University) Yasuhiro Fujiwara (Meijo University)
    • Tomohito Hiromori (Meiji University) Yoshihito Kamakura (Aichi University) Ryo Kirimura (Ritsumeikan University) Yusuke Yoshikawa (Kinki University)
    • Lunch Meeting for Paper Acceptance
    • Hosted by JACET Kansai Journal Committee
    • For those members interested in publishing their papers in the JACET Kansai Journal:
    • 1. explanation regarding the changes to submission guidelines (including types and pages)
    • 2. answering your questions in person.
    • <Conference Dinner>
    • Date/Time:November 17th, 18:30-20:30
    • Venue:Kwansei Gakuin Hall, Tsubasa no Ma
    • Fee: (to be collected at check-in on site)
    • 3,000 yen if booked in advance (by Wednesday, November 7th) via the following link:Conference Dinner Preregistaration form
    • 4,000 yen if purchased at the door
    • We look forward to seeing you all there!

    lecture 2018年度 第2回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2018年度第2回支部講演会が、2018年10月13日(土)に同志社大学で開催されました。講演会には47名の参加があり、植松茂男先生、二五義博先生、高坂京子先生、杉谷眞佐子先生、大谷泰照先生より各国の外国語教育の歩みと現状についてお話しいただいた後、日本の外国語教育への示唆をいただきました。質疑応答を含めて非常に充実した時間となりました。講演会後の茶話会にも講師の先生を含めて28名の皆様にご参加をいただき、和やかに親交を深めることができました。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

    • 日時 : 2018年10月13日(土)15:30~17:00
    • 場所 : 同志社大学 今出川キャンパス
    • テーマ : 国際的にみた日本の外国語教育への提言ーEUの教育政策から考えるー
    • 演題と講師:(1) 「スペインの外国語教育制度からの示唆」
    •           植松 茂男 先生(同志社大学)
    •       (2) 「イタリアの外国語教育制度からの示唆」
    •           二五 義博 先生(海上保安大学校)
    •       (3) 「オランダの外国語教育制度からの示唆」
    •           高坂 京子 先生(立命館大学)
    •       (4) 「ドイツの外国語教育制度からの示唆」
    •           杉谷 眞佐子 先生(関西大学名誉教授)
    •       (5) 「‘Happy Slave Syndrome' からの覚醒」
    •           大谷 泰照 先生(大阪大学名誉教授)

    The second Lecture Meeting of the 2018 academic year was held on October 13th at Doshisha University Imadegawa Campus with 47 participants. Twenty eight participants joined an information exchange meeting after the lecture.

    • Date : October 13, 2018
    • Venue : Doshisha University Imadegawa Campus
    • Speakers:(1) OTANI Yasuteru (Professor, Osaka University)
    •      (2) UEMATSU Shigeo (Professor, Doshisha University)
    •      (3) NIGO Yoshihiro (Professor, Japan Coast Guard Academy)
    •      (4) KOSAKA Kyoko (Professor, Ritsumeikan University)
    •      (5) SUGITANI Masako (Professor Emeritus, Kansai University)
    • Symposium: Foreign Language Education in Japan from International Perspectives : Educational Policy Implications from Findings in the EU

    lecture 2018年度 第2回支部講演会のお知らせ

    第2回関西支部講演会は,下記の通り予定しています。皆さまのご参加をお待ちしております。

    • 1. 日時:2018年10月13日(土)15:30~17:00
    • 2. 場所:同志社大学 今出川キャンパス 良心館409号 (地下鉄今出川駅北出口真上建物)
    •  交通アクセス
    • 3. 演題:高等学校指導要領に謳われた『英語の授業は英語で』の結果、影響、そして課題
    • 4. 演題と講師:(1) 「スペインの外国語教育制度からの示唆」
    •           植松 茂男 先生(同志社大学)
    •         (2) 「イタリアの外国語教育制度からの示唆」
    •           二五 義博 先生(海上保安大学校)
    •         (3) 「オランダの外国語教育制度からの示唆」
    •           高坂 京子 先生(立命館大学)
    •         (4) 「ドイツの外国語教育制度からの示唆」
    •           杉谷 眞佐子 先生(関西大学名誉教授)
    •         (5) 「‘Happy Slave Syndrome' からの覚醒」
    •           大谷 泰照 先生(大阪大学名誉教授)
    • 5. 概要:1999年、ドイツ・ケルンにて、初めて先進国首脳会議で教育問題が取り上げられ、「21世紀は教育の世紀」であることが確認された。各国が「教育」を優先すべき課題と位置づけ、それ以降、世界の教育改革の動きは、目を見張るものがある。国境を跨ぐ可動性が活発化し、遍在する情報網が豊かになった今、教育は一国内だけで考慮されるべき課題ではなくなり、世界の潮流を注視しながら、共に歩調を合わせるべきものとなっている。とりわけ、異言語教育・外国語教育においては、異文化間の摩擦を如何に武力に頼らずに解決するか、その解決策に果たす役割は大きい。
     本シンポジウムでは、そのような現代社会の課題と前世紀の戦争の歴史への反省を教育に反映させているEU諸国(スペイン、イタリア、オランダ、ドイツ)の実践と課題を、複言語・複文化主義を根底に置いた外国語教育、早期外国語教育、母語教育、また、言語教育で扱う題材、CLILなどの教育方法の点から、現地調査を通して報告する。国際軸を通して日本の外国語教育の視座を確認し、日本の外国語教育の課題点、日本の教育が陥っている深刻な‘Happy Slave Syndrome' の実態、教育指針の構築に資する点を考究し、日本の教育行政が取り組むべき課題、とくに外国語教育の向かうべき方向性を提言する。
    • The JACET Kansai Second Lecture Meeting of this academic year will be held as follows:
    • 1. Date: Saturday, October 13, 2018, 15:30–17:00
    • 2. Venue: Ryoshinkan Building 409, Doshisha University Imadegawa Campus
    •  Access
    • 3. Symposium: Foreign Language Education in Japan from International Perspectives: Educational Policy Implications from Findings in the EU
    • 4. Speakers:(1) OTANI Yasuteru (Professor, Osaka University)
    •        (2) UEMATSU Shigeo (Professor, Doshisha University)
    •        (3) NIGO Yoshihiro (Professor, Japan Coast Guard Academy)
    •        (4) KOSAKA Kyoko (Professor, Ritsumeikan University)
    •        (5) SUGITANI Masako (Professor Emeritus, Kansai University)
    • 5. Abstract: Many nations have been struggling to work on new educational policy implementation since educational issues were discussed for the first time as one of the major agenda items at the G8 Summit Meeting at Köln, Germany in 1999. For the last couple of decades, active global mobility and ubiquitous access to the Internet have made us realize that educational issues should not be discussed only within a domestic community, but also at the global community level. Consequently, we need to further develop our educational policies, looking at the current situation from international perspectives. Above all, issues of foreign language education must be discussed world-wide because it is believed that languages should have a key role in building a peaceful society and contributing to greater cross-cultural understanding.
     At the symposium, several findings will be reported from an examination of educational issues in the European Union, where efforts to build a peaceful international community have necessitated overcoming friction in terms of history, economics, political thought and racial issues through education. Particularly, findings from the research on language issues such as plurilingualism and pluriculturalism for a mutual understanding, early-aged foreign language education, mother tongue education, and CLIL in Spain, Italy, the Netherlands and Germany will be discussed. Also, some implications and proposals on education policy in Japan will be presented. Some of the proposals will include mental chains called ‘happy slaves,’ which have led to a reconsideration of popularly held beliefs about language education in this country.
    • We look forward to meeting you all.

    lecture 2018年度JACET関西支部大会 発表募集のご案内(応募は締め切らせていただきました)

    2018年度JACET関西支部大会が、11月17日(土)に関西学院大学にて開催されます。発表をご希望の方は、次の要領でWEBフォームよりご応募ください。教員だけでなく、大学院生の会員による応募も歓迎いたします。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

    1. 日時:2018年11月17日(土)
    2. 場所:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス
    3. 応募期限:2018年9月15日(土)(応募は締め切らせていただきました)

    2018年度JACET関西支部大会発表申込フォーム

    発表は、英語教育および関連分野に関する内容で、未発表のものに限ります。また、発表者は、共同研究者も含めて、申込時にJACETの会員である必要があります。発表言語は、日本語または英語です。

    発表種別・時間に関しては、以下の通りです。

    1. ワークショップ:発表者は1名~数名。参加者によるタスク活動を含む。90分。
    2. コロキアム:発表者は数名。特定のテーマについての議論を行う。90分。
    3. 研究発表:理論的、実証的な研究成果に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。
    4. 実践報告:授業実践やカリキュラム改革に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。
    5. ポスター発表:研究・実践内容について発表し、参加者と自由に議論を行う。コアタイム60分。

    応募の期限は、2018年9月15日(土)午後11時59分 です。応募に際しては以下の情報が必要となりますので、あらかじめご準備ください。

    1. A) 応募情報
    2. a) 発表形式:ワークショップ、コロキアム、研究発表、実践報告、ポスター発表の別
    3. b) 発表題目(日本語および英語、英語の場合はタイトルの各単語をキャピタライズしてください)
    4. c) 発表者情報(共同発表者は氏名と所属のみ):氏名(漢字とローマ字)、所属(日本語と英語)、E-mailアドレス
    5. d) 発表に使用する言語(日本語もしくは英語)
    6. e) 使用希望機器(無い場合は「なし」を選択)
    1. B) 発表要旨
    2. a) 内容:「研究発表」の場合は、目的、仮説(リサーチクエスチョン)、研究方法、結果、考察を、「実践報告」の場合は、背景、具体的内容、実践結果に対する考察を簡潔に明記ください。「ポスター」の場合も扱う内容に応じ、これらに準ずることとします。なお、「ワークショップ」「コロキアム」は目的、対象、手法を詳しく明記してください。いずれの場合も引用文献リストは要旨に含めません。
    3. b) 分量:日本語の場合は400字~500字、英語の場合は200~250 wordsとし、要旨末尾に字数ないし語数を丸カッコ書きで明記することとします。

    審査は、JACET関西支部研究企画委員会にて行います。また、審査結果は、10月2日(火)以降にE-mailにて通知します。またフィードバックを必要に応じて行います。

    審査結果の通知後の辞退は原則としてできません。

    The 2018 Annual Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Nishinomiya Uegahara Campus of Kwansei Gakuin University on Saturday, November 17. JACET members are invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. Applications are also welcome from graduate students. Please fill in the application form, which will be available on July 1st, and send it to us no later than 23:59 on September 15th, 2018.

    The 2018 Annual Conference of the JACET Kansai Chapter Application form

    1. The conditions and procedures for proposals are as follows:
    2. 1) Proposed topics should be relevant to English education and related fields. The proposed material should not have been presented elsewhere.
    3. 2) Prospective presenters (both representative presenters and collaborators) must be JACET members at the time of submission.
    4. 3) The language for presentation should be either English or Japanese.
    5. 4) Presentation types and time allotments are as follows:
    6. ・Workshops: Presenter(s) will guide participants in specific tasks. 90 minutes.
    7. ・Colloquia: Each presenter gives a presentation followed by discussion among the presenters and with the floor. 90 minutes.
    8. ・Research papers: Presenter(s) will describe theoretical or empirical research. 30 minutes (20 min for presentation; 10 min for Q & A).
    9. ・Practical reports: Presenter(s) will describe classroom activities or ELT curriculum innovation. 30 minutes (20 min for presentation; 10 min for Q & A).
    10. ・Poster presentations: Presenter(s) will participate in one-on-one discussion of research or practical report using a poster. 60 minutes (core time).
    11. 5) A web-based proposal form will be available at the web site of JACET Kansai Chapter (http:// www.jacet-kansai.org) from July 1.
    1. A) Application form:
    2. a) Type of proposal (research paper, practical report, poster session, workshop, or colloquium)
    3. b) Title of proposal (English and Japanese)
    4. c) Information about applicant(s): name, affiliation, e-mail address
    5. d) Language for presentation (English or Japanese)
    6. e) Equipment required
    1. B) Abstract:
    2. a) For a research paper, describe the purpose of the research, research question(s), research method(s), results and discussion. For a practical report, give the background of the report, details, conclusion, and other relevant information. Do not include references in the abstract.
    3. b) Should be 200-250 words if in English or 400-500 characters if in Japanese. Give word count in parentheses at end of abstract.
    4. c) If not a native speaker of the language used, have a native speaker check the abstract before submission.

    Submission deadline: 11:59 pm, September 15th, 2018.

    The proposals will be peer-reviewed by the Research Planning Committee.

    Review results and feedback, as necessary, will be sent by after October 2.

    Cancellation after the acceptance of the presentation is not permitted in principle.

    lecture 2018年度 第1回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2018年度第1回支部講演会が、2018年8月19日(日)に神戸国際会館で開催されました。講演会には42名の参加があり、岩井千秋先生より、『英語の授業は英語で (TEE policy)』についての経年アンケート調査結果をご報告後、TEE policyの疑問と課題についてお話をいただき、質疑応答を含めて非常に充実した時間となりました。講演会後の茶話会にも講師の先生を含めて18名の皆様にご参加をいただき、和やかに親交を深めることができました。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

    • 日時 : 2018年8月19日(日)15:30~17:00
    • 場所 : 神戸国際会館 805号会議室
    • 講師 : 岩井 千秋 先生(広島市立大学国際学部教授)
    • 題目 : 高等学校指導要領に謳われた『英語の授業は英語で (TEE policy)』の結果と影響、そして疑問と課題

    The first Lecture Meeting of the 2018 academic year was held on August 19th at Kobe International House with 41 participants. Eighteen participants joined an information exchange meeting after the lecture.

    • Date : August 19, 2018
    • Venue : Kobe International House
    • Speaker : Chiaki IWAI (Professor, Hiroshima City University)
    • Title: Consequence, Influence, and Problems of “Teaching English in English (TEE)” Required Through the High School Course of Study

    article NL81号完成のお知らせ

    ニューズレター81号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #81.

    81号 / #81

    lecture 2018年度 第1回支部講演会のお知らせ

    悪天候と交通機関の状況により7月7日(土)から延期されましたJACET関西支部第1回講演会ですが、下記の日程で開催されることとなりました。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

    • 1. 日時:2018年8月19日(日)15:30~17:00
    • 2. 場所:神戸国際会館 805号会議室 (三宮「三ノ宮」 駅から地下で直結)
    •  交通アクセス
    • 3. 演題:高等学校指導要領に謳われた『英語の授業は英語で』の結果、影響、そして課題
    • 4. 講師:岩井 千秋 先生(広島市立大学国際学部教授)
    • 5. 概要:英語の授業を英語で行う(TEE)ことの是非はこれまで多くの研究者や英語教師によって繰り返し議論されてきました。近年では教える内容や学習者のニーズに応じて学習者のL1を効果的に使用すべきという考えが主流になりつつあります。しかし、そんな中、2013に施行された高等学校学習指導要領には「授業を実際のコミュニケーションの場面とするため、授業は英語で行うことを基本とする」基準が盛り込まれ、世間の耳目を集めました。
    •  講演者は、指導要領のこの基準がやがて大学に入学してくる学生に何らかの影響を及ぼすと予想し、5年前の2014年に6名の研究仲間とともに、経年的にその影響を調査するプロジェクトを立ち上げました。そして、2014-2017 の間にアンケート調査(大学生回答者数、延べ約6千名)や面接調査(大学英語教師24名、学生30名)を行いました。収集データを分析した結果でもっとも重要な点は、指導要領に盛り込まれた基準は学習者にほとんど影響しなかったことです。講演ではこの研究調査の結果を紹介するとともに、参加者の皆様と一緒に、何がこの教育政策の問題であったのか、さらに日本のような状況でTEEを実践するのに何が必要かについて考えてみたいと思います。
    • The JACET Kansai First Lecture Meeting of this academic year will be held as follows:
    • 1. Date: Sunday, August 19, 2018, 15:30–17:00
    • 2. Venue: Room 805, Kobe International House
    •  Access
    • 3. Title: Consequence, Influence, and Problems of “Teaching English in English (TEE)” Required Through the High School Course of Study
    • 4. Speaker: Chiaki IWAI (Professor, Hiroshima City University)
    • 5. Abstract: Whether or not we should teach English in English (TEE): this is a long-lasting controversy among second language researchers and practitioners. The pendulum of the recent TEE argument has swung more toward an integration of L1 and L2, and some researchers (e.g., Swain & Lapkin, 2000) encourages judicious L1 use. Despite such circumstances, the well-known TEE policy, i.e., “[English subject] classes, in principle, should be conducted in English”, was officially introduced in this country by the Ministry of Education into high schools through the Course of Study enacted in 2013.
    • Assuming that the influence of this policy would not be limited to senior high school English education, the speaker launched an empirical project five years ago along with six other researchers to longitudinally examine the TEE policy’s influence on English education and university English learners. The project collected both quantitative data (questionnaire responses from about 6,000 students) and qualitative data (interviews with 24 teachers and 30 students) from 2014 to 2017. The most important finding was that the TEE policy had little impact on actual teaching and on the learners themselves. By presenting outcomes from this project, the speaker would like to discuss with the audience, the problems of the TEE policy and necessary conditions to promote TEE in the Japanese EFL context.
    • We look forward to meeting you all.

    lecture 2018年度 第1回支部講演会の延期のお知らせ

    7月7日(土)に開催を予定されておりました2018年度第1回JACET関西支部講演会は悪天候と交通機関の状況により延期いたします。今後の講演会の日程等につきましてはHP等で追ってご連絡させていただきます。

    lectureJACET関西支部紀要編集委員会から論文募集のお知らせ

     『JACET関西紀要』21号(2019年3月末刊行予定)への投稿を2018年7月1日より受け付けます。従来の査読対象となる研究論文・研究ノートに加えて、今年度よりJACET国際大会・支部大会での発表や関西支部各研究会での実践・発表に基づいた実践報告を校閲のみで掲載させていただくことになりました。刊行規定投稿要領をご覧いただき、奮ってご投稿ください。

    • 【投稿受付】
    •  2018年7月1日~2018年9月30日(必着)
    • 【投稿論文の要件・種別・分量】
    •  投稿要領をご覧ください。
    • 【投稿手順】
    •  行き違いなどを防ぐため、以下の順序でご投稿をお願い申し上げます。
    • (1)web投稿申し込みページ にて、投稿申し込みを行う。
    • (2) 投稿原稿(WORD版およびPDF版)ならびにチェックリストを事務局(jacetkj[AT]gmail.com) へ送付する。
    • ※(1)web投稿申し込み、ならびに(2)投稿原稿のふたつが事務局に届いた時点で、応募が完了いたします。
    • 【注意事項】
    • (1) 今年度のJACET年会費をお支払い済みであることをご確認ください。
    • (2) 採択後の初校、再校で大幅な書き直しや変更などがないようにお願い申し上げます。投稿に際しましては誤字脱字、グラフや表に誤りがないかなど入念なご確認をお願い申し上げます。

    多くのご投稿をお待ちしております。

    lectureJACET関西支部紀要編集委員会からのお知らせ

     JACET関西支部紀要の原稿の募集を平成30年7月1日から開始いたします。投稿要領の変更がありますので、ご確認ください。締切は平成30年9月30日となっております。みなさま,ふるってご応募ください。

    投稿要領 (Submission Guidelines)

    多くのご投稿をお待ちしております。

    lecture 2018年度 第1回支部講演会のお知らせ

    下記の通り、2018年度第1回JACET関西支部講演会を開催いたします。 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

    • 1. 日時:2018年7月7日(土)15:30~17:00
    • 2. 場所:神戸国際会館 701号会議室 (三宮「三ノ宮」 駅から地下で直結)
    •  交通アクセス
    • 3. 演題:高等学校指導要領に謳われた『英語の授業は英語で』の結果、影響、そして課題
    • 4. 講師:岩井 千秋 先生(広島市立大学国際学部教授)
    • 5. 概要:英語の授業を英語で行う(TEE)ことの是非はこれまで多くの研究者や英語教師によって繰り返し議論されてきました。近年では教える内容や学習者のニーズに応じて学習者のL1を効果的に使用すべきという考えが主流になりつつあります。しかし、そんな中、2013に施行された高等学校学習指導要領には「授業を実際のコミュニケーションの場面とするため、授業は英語で行うことを基本とする」基準が盛り込まれ、世間の耳目を集めました。
    •  講演者は、指導要領のこの基準がやがて大学に入学してくる学生に何らかの影響を及ぼすと予想し、5年前の2014年に6名の研究仲間とともに、経年的にその影響を調査するプロジェクトを立ち上げました。そして、2014-2017 の間にアンケート調査(大学生回答者数、延べ約6千名)や面接調査(大学英語教師24名、学生30名)を行いました。収集データを分析した結果でもっとも重要な点は、指導要領に盛り込まれた基準は学習者にほとんど影響しなかったことです。講演ではこの研究調査の結果を紹介するとともに、参加者の皆様と一緒に、何がこの教育政策の問題であったのか、さらに日本のような状況でTEEを実践するのに何が必要かについて考えてみたいと思います。
    • The JACET Kansai First Lecture Meeting of this academic year will be held as follows:
    • 1. Date: Saturday, July 7, 2018, 15:30–17:00
    • 2. Venue: Room 701, Kobe International House
    •  Access
    • 3. Title: Consequence, Influence, and Problems of “Teaching English in English (TEE)” Required Through the High School Course of Study
    • 4. Speaker: Chiaki IWAI (Professor, Hiroshima City University)
    • 5. Abstract: Whether or not we should teach English in English (TEE): this is a long-lasting controversy among second language researchers and practitioners. The pendulum of the recent TEE argument has swung more toward an integration of L1 and L2, and some researchers (e.g., Swain & Lapkin, 2000) encourages judicious L1 use. Despite such circumstances, the well-known TEE policy, i.e., “[English subject] classes, in principle, should be conducted in English”, was officially introduced in this country by the Ministry of Education into high schools through the Course of Study enacted in 2013.
    • Assuming that the influence of this policy would not be limited to senior high school English education, the speaker launched an empirical project five years ago along with six other researchers to longitudinally examine the TEE policy’s influence on English education and university English learners. The project collected both quantitative data (questionnaire responses from about 6,000 students) and qualitative data (interviews with 24 teachers and 30 students) from 2014 to 2017. The most important finding was that the TEE policy had little impact on actual teaching and on the learners themselves. By presenting outcomes from this project, the speaker would like to discuss with the audience, the problems of the TEE policy and necessary conditions to promote TEE in the Japanese EFL context.
    • We look forward to meeting you all.

    lecture 2017年度 第3回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2017年度第3回支部講演会が、2018年3月10日(土)に大阪電気通信大学 駅前キャンパスで開催されました。講演には42名の参加があり、野口 ジュディー 津多江 先生より、これまでご自身の学ばれてきたご経験と様々な分野の研究とを関連させながら学生への指導についてお話をいただき、質疑応答を含めて非常に充実した時間となりました。講演会後の茶話会にも講師の先生を含めて28名の皆様にご参加をいただき、和やかに親交を深めることができました。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

    The third Lecture Meeting of the 2017 academic year was held on March 10th at Campus in front of the station, Osaka Electro-Communication University with 42 participants. Twenty one participants joined an information exchange meeting after the lecture.

    lecture 2017年度 第3回支部講演会のお知らせ

    下記の通り、2017年度第3回JACET関西支部講演会を開催いたします。 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

    lecture 2017年度JACET関西支部秋季大会が開催されました。

    2017年度JACET関西支部秋季大会が,2017年11月25日(土)に大阪樟蔭女子大学小阪キャンパスにて開催されました。 関西支部秋季大会では,研究発表、実践報告、ポスター発表において8件の興味深いご発表がいただけました。企画ワークショップでは、スチュアート マクリーン先生(大阪女学院大学)に「The Benefits, Challenges and Results of Making a Research Based Vocabulary Program」というテーマで貴重なお話を賜りました。特別講演では植松茂男先生(同志社大学)に「イタリアに於けるCLILの現状と課題」と題する大変参考になるお話をいただきました。また1件目のコロキアムにおいては村上裕美先生(関西外国語大学短期大学部)、工藤泰三先生(名古屋学院大学)・冨田房敬様(株式会社京進/ Kyoshin.  CO. LTD.)に「授業学と私:授業の劇的 before & after」というテーマで、2件目のコロキアムでは宮永正治先生(近畿大学)・山下美朋先生(立命館大学)・近藤雪絵先生(立命館大学)に「グローバルに活躍できる英語能力の習得への3つの異なるアプローチ(ESP、EAP、プロジェクト発信型)間の連携を探る」と題して貴重なお話をいただきました。大会の締めくくりとしての基調講演では、染谷泰正先生(関西大学)に「Input-Output統合型授業を中心とした4年一貫型の教養英語カリキュラムの構想と課題~関西大学の挑戦」と題してお話をいただき、聴衆の皆様が熱心に耳を傾けておられる姿が印象に残りました。本大会はJACET会員77名、非会員19名を含む計96名の参加をいただき,また大会後の懇親会には43名の皆様にご参加をいただき盛況に開催されましたことをご報告いたします。

    The JACET Kansai Chapter Fall Conference was held on November 25th at Osaka Shoin Women’s University Kosaka Campus. An invited workshop was held by Stuart McLean (Osaka Jogakuin University) on “The Benefits, Challenges and Results of Making a Research Based Vocabulary Program”. A special talk was presented by UEMATSU, Shigeo(Doshisha University)on "Current Situations and Issues of CLIL in Italy?". Two colloquiums were held by MURAKAMI, Hiromi(Kansai Gaidai College),KUDO, Taizo(Nagoya Gakuin University), and TOMITA, Fusanori(Kyoshin. CO. LTD.)on "My Developmental Education: Dramatic Changes on Lessons", and by MIYANAGA, Shoji(Kindai University), YAMASHITA, Miho(Ritsumeikan University), and KONDO, Yukie(Ritsumeikan University)on "Exploring Collaboration Among Instructors of ESP, EAP, and Project-based English: Three Different Approaches to Developing Global Communicative Competence". Finally, a keynote lecture was given by SOMEYA, Yasumasa(Kansai University) on "A Proposal of a 4-Year Non-Major English Curriculum Centering on Input-Output Integrated Classroom Activities -- A Challenge Being Made at Kansai University".

    <企画ワークショップ>「The Benefits, Challenges, and Results of Making a Research Based Vocabulary Program」 講師:Stuart McLean先生(大阪女学院大学)

    本ワークショップでは、語彙研究に基づいたプログラムを作成、実施した成果や課題が大阪女学院大学のStuart McLean先生によって紹介された。ワークショップは、そもそも語彙プログラムは必要か、という問から始まった。McLean先生は、様々な研究成果から、語彙プログラムが必要な理由を示し、段階を踏んで語彙学習に有効な語彙プログラムを作成するために考慮すべき点を説明された。具体的な関連研究としてmeaning-recallの重要性、検索難易度を高めること(意味、形式、再認、再生を組み合わせる等)、spaced rehearsal(間隔反復)の必要性、音声と文字の両方の形式で呈示すること、コンテキストと学習者のL1使用の重要性、適切なword counting unitを使用すること等を、ご自身の研究成果も含めてお話をされた。McLean先生はそれらの研究成果に基づき、参加者の声を取り入れ、作成すべきプログラムについて具体的な事例を呈示しながら、分かりやすく説明されていた。ワークショップの後半では、大阪女学院大学で実際に作成した、例えばスマートフォーンやiPadで実際に呈示される画面等を示された。大阪女学院大学では、学生がペアを組んで語彙テストを実施しているが、その実施方法を説明した動画があり、user friendlyだと感じた。カンニングが行われるのではないかという心配をよそに、このテストを授業冒頭に実施することにより遅刻がなくなり、TOEICのスコアが他のクラスと比較して飛躍的に伸びたとのことだった。本ワークショップで紹介された語彙プログラムは実証的な研究に基づいており、非常に説得力がある内容であったため、実際に語彙プログラムを作成し、教育現場で使用する際に一助となると考える。 報告者:松田紀子(藍野大学)

    <特別講演>「イタリアに於けるCLILの現状と課題」 」 講師:植松 茂男先生(同志社大学)

    本特別講演では、北部イタリアの特別区で取り組まれているCLIL授業(英語、ドイツ語、イタリア語の3言語政策の発展型)の実例を示しながら、EU、及びイタリアにおけるCLIL授業を取り巻く現状と課題について言及された。EU結成当初からの加盟国であるイタリアでは、EUの複言語政策に従いこれまでもいくつかのCLILプロジェクトが実施されてきた。また、教育省主導で2010年に公立の後期中等学校でのCLIL必修化の法案が出され、2013年から公立の後期中等学校5年次で必修化が開始となった。しかしイタリア人学習者の英語力はEU加盟国中最低レベルであり、それと連動するようにイタリア人教員の外国語力もEU内で一番低いとの研究調査報告がある。このような状況であるにも関わらず、教育省からは言語・内容双方でCLIL教授資格として、教員にCEFRでC1レベル以上の外国語力(英語力)が求められており、ニーズは大きいが現場には大きな負担になっていることが指摘された。  イタリアにおける言語政策・言語教育の現状について説明があった後、植松先生がイタリアのトレント市を中心とするトレンティーノ=アルト=アディジェ州内の小学校・中学校・高校でビデオ・インタビュー取材した内容や、授業の視察に関するお話があった。実際のビデオ映像を交えながら、イタリアのCLIL授業における問題点が指摘された。主な問題点としては、CLILを導入するためには、語学力だけではなく教員の優れた学級経営力が必要であること、言語・内容のティーム・ティーチングの難しさ、CLILを実施するための準備と手間の煩雑さ、教員が英語力をC1レベルまで上げることの難しさ、給与待遇の悪さが挙げられていた。こうした問題を解決するには、政府による大規模で長期に渡るサポートが必要だが、政権が頻繁に交代するのでなかなか実現が難しいようである。  最後にこうしたイタリアでのフィールド調査で得られた現状と問題点の分析から、日本の今後の外国語教育施策を考える上で必要な事として以下の6点が挙げられた。

    <基調講演>「Input-Output統合型授業を中心とした4年一貫型の教養英語カリキュラムの構想と課題~関西大学の挑戦」 講師:染谷 泰正先生(関西大学)

    関西大学では、全学対象の教養英語カリキュラムを全面的に刷新すべく、2015年度から、完成年度の2018年度に向けて、適宜修正を加えながら計画案を順次実施に移している。染谷先生は、統括座長としてこの改革を牽引してこられたが、新カリキュラムの特徴として、次の5つを挙げられた。1) Reading/WritingとListening/Speakingの組み合わせによる技能統合型授業(1・2年次生向けの習熟度別クラス編成授業)、2) Input-Output統合型授業、3) 基礎語彙と文法項目の復習を目的とした独自開発によるe-learningプログラムを使った共通副教材の導入、4) 最終学年におけるイマージョン型授業(学内留学型授業)の履修に向けた「4年一貫型」の英語教育、5) 各科目における共通指導項目・達成目標を、「共通コアコンピテンス」として設定し、授業内容を共通化。  ご講演では、この5点を中心に、新カリキュラムの内容を具体的にご説明いただいた。また、実践報告として、新カリキュラムの理念に沿って実施された授業の一部がビデオを交えて紹介された。この実践報告では、まず英語によるビデオ講義の内容を学生が各自ノートに落とし、そのノートに基づいて講義の内容を口頭再現(要約再現)するという一連のタスクを行っている様子をご紹介いただいた。これは、「インプットから始まりアウトプットで終わる授業」の一例として紹介されたものであったが、全体として実に効果的な学習方法であると感じられた。また、授業が単なる英語の学習に留まることなく、基本的なアカデミックスキルの習得にもつながるように工夫されている点も大いに感心した次第である。  改革はまだ始動したばかりで、今後、様々な問題や変更が生じることが予想されるが、新しい理念のもと創意工夫を凝らした授業が行われることを期待すると結ばれた。なお、今般のご講演内容は、あくまでも個人的な見解であることを強調された。2018年3月のご退職を前に、染谷先生の学生第一をモットーにした英語教育に対する熱い情熱がひしひしと伝わる心温まるご講演であった。  報告者:赤尾美和(近畿大学)

    lecture 2017年度 JACET関西支部秋季大会のお知らせ (事前参加申込み不要)

    2017年度関西支部秋季大会を11月25日(土)に大阪樟蔭女子大学小阪キャンパスにて開催いたします。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

    プログラム (Program)改訂版

    概要 (Abstracts)

    フライヤー (Flyer)

    The 2017 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, November 25th at Osaka Shoin Women’s University Kosaka Campus, featuring presentations, workshop and colloquium in various areas of English education.

    Reserve a place by sending an email message entitled [JACET Kansai Conference Party Reservation] with your name and affiliation to akiusami@mukogawa-u.ac.jp by Wednesday, November 15th. Pay the 5,000 yen fee on site. Payment at the door without reservation is 6,000 yen. Looking forward to seeing you all there.

    article NL79号完成のお知らせ

    ニューズレター79号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #79.

    79号 / #79

    lecture 2017年度 第2回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2017年度第2回支部講演会が、2017年10月14日(土)に同志社大学今出川キャンパスで開催されました。講演には56名の参加があり、ESP研究会企画としてロバート パーキンス先生、石川有香先生、服部圭子先生より、各専門分野に応じて開発なされた教材についてご紹介があり、活用する上での工夫についてお話いただきました。質疑応答を含めて非常に充実した時間となり、講演会後の茶話会にも講師の先生を含めて多くの皆様にご参加をいただき、和やかに親交を深めることができました。多くの皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。

    The second Lecture Meeting of the 2017 academic year was held on October 14th at Doshisha University Imadegawa Campus with 56 participants. The three speakers from the ESP SIG shared with the participants about their ESP materials and talked about how to use them effectively. After the symposium, the speakers and the participants joined a tea party.

  • Titles & Speakers:(1) Evaluating history taking instructional materials for Japanese medical students
  •             Prof. Robert Perkins (Kyoto Prefectural University of Medicine)
  •          (2) A vocabulary e-Learning system for engineering students
  •             Prof. Yuka Ishikawa (Nagoya Institute of Technology)
  •          (3) ESP materials and instructor manuals for undergraduate and graduate students in life sciences
  •             Prof. Keiko Hattori (Kindai University)
  • lecture 2017年度 第2回支部講演会のお知らせ

    2017年10月14日の第2回支部講演会は、ESP研究会によるシンポジウムとなります。皆様のご参加をお待ちしております。

    lecture 2017年度JACET関西支部春季大会が開催されました。

    2017年度JACET関西支部春季大会が,2017年6月17日(土)に甲南大学にて開催されました。 関西支部春季大会では,研究発表、実践報告、ポスター発表において10件の興味深いご発表がいただけました。企画ワークショップでは、水本篤先生(関西大学)に「オンライン参照ツールを用いた英語論文の執筆ー効果的な利用と指導の可能性」というテーマで大変貴重かつ楽しいお話を賜りました。ワークショップでは上田眞理砂先生(立命館大学)に「エクセルでできるIF関数を用いての簡単で実用的な自動成績計算法」と題する大変参考になるお話をいただきました。またコロキアムにおいては長尾明子先生(龍谷大学)、西条正樹先生(立命館大学)、上條武先生(立命館大学)に「大学英語クラスにおける授業研究のアプローチとは:社会文化理論による研究ケースと考察」と題して貴重なお話をいただきました。大会の締めくくりとしての基調講演では、佐々木みゆき先生(名古屋市立大学)に「第二言語ライティング研究最前線:長期的観察に見られるパタンと個人差」と題して、貴重なビデオとともに実践的なお話をいただき、聴衆の皆様が熱心に耳を傾けておられる姿が印象に残りました。本大会はJACET会員97名、非会員19名を含む計116名の参加をいただき,また大会後の懇親会には39名の皆様にご参加をいただき盛況に開催されましたことをご報告いたします。

    The JACET Kansai Chapter Spring Conference was held on June 17 at Konan University. An invited workshop was held by MIZUMOTO, Atsushi(Kansai University) on "Writing Research Articles in English with Online Reference Tools: Effective Use and Pedagogical Implications". A workshop was held by UEDA, Marisa (Ritsumeikan University) on "Easy and Practical Auto Scoring Method Using IF Function with Excel", and a colloquium by NAGAO, Akiko (Ryukoku University), SAIJO, Masaki (Ritsumeikan Univercity), and KAMIJO, Takeshi (Ritsumeikan University) on "Tertiary Level EFL Classroom Research: Case Studies Using a Sociocultural Perspective and DIscussions on Research Methods". Finally, a keynote lecture was given by SSASAKI, Miyuki (Nagoya City University) on Recent Trends in Seconds Language Writing Research: Systematicity and Individuality in Two Developmental Studies.

    <企画ワークショップ>「オンライン参照ツールを用いた英語論文の執筆ー効果的な利用と指導の可能性ー」 講師:水本 篤先生(関西大学)

    英語論文執筆を支援するオンライン参照ツールであるAWSuM(Academic Word Suggestion Machine; http://langtest.jp/awsum/)の効果的な利用法と指導の可能性について、開発の理論的背景から指導に際のヒントまで具体的な事例を含めてワークショップ形式でお話いただいた。英語論文を執筆する際には、学術的ジャンルを常に意識する必要がある。テキスト分析の一つであるジャンル分析においては、論文の各セクションに「ムーブ」と呼ばれる構成要素が存在する。伝達すべき内容や目的を示すムーブは、研究分野によって異なる。それぞれの研究領域におけるディスコース・コミュニティーには、特有のムーブが存在し、このムーブを実現するために特定の語連鎖が存在する。各ムーブに特徴的な語連鎖を適切に使用することは、効果的な論文執筆には必要不可欠であり、書き手が一定のディスコース・コミュニティーに属することも同時に示唆する。従来の学術論文コーパスや論文表現集では、高頻度のフレーズを提示することは可能であるが、それらがどの分野のどのような文脈で使用されているのかという情報を特定するのは難しかった。2016 年 2 月より無料公開されたAWSuMでは、語連鎖にムーブ情報を付与することで、各ムーブに特有の高頻度表現を抽出することが可能となった。ムーブと語連鎖の双方の視点を取り入れたアプローチにもとづき、研究分野ごとに異なる言語使用の状況を明確にする英語論文執筆支援ツールは他に類を見ない。AWSuMの利点として、1) 専門分野を指定して、論文のセクションごとに頻度の高いフレーズを確認できる、2) 入力した語に続く頻度の高い語連鎖をサジェストしてくれる、3) 語やフレーズの前数語を確認できる、4) 検索した後夜フレーズが使用されている文脈を確認できる、など多様な活用法が挙げられる。さらに補完的に使える参照ツールのリンクも充実している。ジャンルへの意識を高め、確認のツールとしても利用できる画期的なAWSuMは、英語学術論文執筆の際の重要な羅針盤となろう。 報告者:磯辺ゆかり(京都精華大学)

    <基調講演>「第二言語ライティング研究最前線:長期的観察に見られるパタンと個人差」 講師:佐々木 みゆき先生(名古屋市立大学)

    基調講演では、過去・現在・未来の3部に分けて佐々木先生のライティング研究の変遷についてお話しになった。まず「過去」のパートでは、Lourdes Ortega氏の “epistemological diversity is a good thing”という理念に励まされ、独自の研究手法を確立するまでを紹介された。具体的にはGeorgetown大学での在外研究を通して、第二言語習得は付加価値であること、言語習得はemergeするものであること、さらに言語習得には自己調整が深く関わっていることを新たに学んだこととして挙げられた。2点目については、子どもの“water”の獲得過程を記録したDeb Roy氏のTED Talkを再生し、試行錯誤を繰り返してだんだんと言語が発現する過程を示された。つづく「現在」のパートでは、包括的な有機体としてヒトを捉えることを重要視する方法論上の認識に基づいて、先生が現在取り組まれている翻訳方略の長期的発達に関する研究について説明された。これは37名の日本人大学生の英作文執筆における翻訳方略の変化を4年間にわたり発話想起法を用いて丹念に調査したものである。結果として、グループレベルの分析から翻訳方略の変化に有意な影響を与えている要因はCELTと英作文のスコアであり、時間や留学経験、学習行動といった要因は有意でないことが明らかとなった。一方、個人レベルの分析ではCELTと英作文のスコアは翻訳方略に有意な影響を与えないことが示されたことから、横断的研究と縦断的研究の結果は一致しないというパタンと個人差の傾向を実証できたことが報告された。この研究は、長期的に調査を実施している点、質的分析と量的分析を行っている点、パタンと個人差を同時に捉えている点で大変画期的なものである。最後に「未来」のパートでは、第二言語ライティング研究の今後の動向として、認知的発達研究の複雑化、複雑性理論や社会文化理論をはじめとするalternative approachの活用、ネット上の「書く」ことの分析、ビッグデータの研究、translanguagingやmultilingualismの研究、そして学際的な研究の重要度がさらに増していくことを予測された。 報告者:細越響子(京都府立大学)

    lectureJACET関西支部紀要編集委員会から論文募集のお知らせ(応募は締め切らせていただきました)

     JACET関西支部紀要編集委員会では,第20号の論文募集を行います。みなさま,ふるってご応募ください。

    lecture 2016年度 第3回支部講演会のお知らせ

    2017年3月11日に開催される第3回支部講演会は、学習英文法研究会による講演となります。皆様のご参加をお待ちしております。

    The 2016 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, November 26th at Kansai Gaidai University, Nakamiya Campus ICC, featuring presentations, workshop and symposia in various areas of English education.

    Reserve a place by sending an email message entitled [JACET Kansai Conference Party Reservation] with your name and affiliation to masuda41@cc.kyoto-su.ac.jp by November 16. Pay the 5,000 yen fee on site. Payment at the door without reservation: 6,000 yen. Looking forward to seeing you all there.

    lecture 2016年度 第2回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2016年度第2回支部講演会が、2016年10月15日(土)に同志社大学 今出川キャンパスで開催されました。講演には32名の参加があり、長谷先生より、海外でのご体験および研究成果のご発表があり、参加者の皆様は熱心に聞き入っておられました。講演会後には茶話会を開催しましたところ講師の先生を含めて18名の皆様にご参加をいただき、さらなる議論を深めるとともに親交を深めていらっしゃる様子がうかがえました。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

    The second Lecture Meeting of the 2016 academic year was held on October 15th at Doshisha University Imadegawa Campus with 32 participants. The speakers shared with the audience about his latest research.

  • Date : October 15, 2016
  • Venue : Doshisha University Imadegawa Campus
  • Speaker : Prof. Naoya Hase (Kwansei Gakuin University)
  • Title: What EFL Teaching in Japan Can Learn from Bilingual Education in the USA
  • lecture 2016年度 第2回支部講演会のお知らせ

    2016年10月15日に開催される第 2 回支部講演会は、リーディング研究会による講演となります。皆様のご参加をお待ちしております。

    1. A)Application form:
    2. a) Type of proposal (research paper, practical report, poster session, workshop, or colloquium)
    3. b) Title of proposal (English and Japanese)
    4. c) Information about applicant(s): name, affiliation, e-mail addres s
    5. d) Language for presentation (English or Japanese)
    6. e) Equipment required

    1. B)Abstract:
    2. a) Describe the purpose of the research, research question(s), research method(s), results and discussion. For a practical report, give the background of the report, details, conclusion, and other relevant information. Do not include references in the abstract.。
    3. b) Should be 200-250 words if in English or 350-400 characters if in Japanese. Give word count in parentheses at end of abstract.

    Submission deadline: 11:59 pm, September 30th, 2016.

    The proposals will be peer-reviewed by the Research Planning Committee.

    Review results and feedback, as necessary, will be sent after October 16th.

    Cancellation after the acceptance of the presentation is not permitted in principle.

    article NL75号完成のお知らせ

    ニューズレター75号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #75.

    75号 / #75

    lecture JACET Kansai Journal Call for Papers: 第19号 支部紀要 投稿論文募集

    今年度刊行の第19号支部紀要は、招待論文、一般投稿論文に加え、支部大会や全国大会で発表された内容に基づく論文を募集します。論文投稿締め切り期日は9月30日(金)となっております。JACET 関西支部会員の皆様におかれましては、研究・実践の成果を支部紀要で報告していただけるように、投稿規定をご確認の上、第19号紀要にも奮ってご応募ください。

    紀要投稿規定/Submission Guideline(2016年2月24日改定) 

    Format Checklist English(PDFファイル) 

    フォーマットチェックリスト和文(PDFファイル)

    投稿原稿例/Manuscript Sample (PDFファイル)

                   

    Kansai Chapter members are welcome to submit manuscripts for consideration for publication in JACET Kansai Journal (JKJ) No. 19. Papers should be related to research on college English language education or relevant areas. The JACET Kansai Journal especially welcomes papers that have been presented at JACET chapter or national conferences within the past year. Please check the guidelines for details on submission procedures and requirements available at http://www.jacet-kansai.org /file/toukoukitei.pdf.

    If you do not receive a message confirming the receipt of your manuscript within 3 days, please request confirmation. Only e-mail submission will be accepted. Postal submission of paper-based manuscripts will NOT be accepted. Prepare your manuscript according to the JKJ instructions using Microsoft Word. Send it as an attached file with an email message to Dr. Masahiro YOSHIMURA, Secretariat, JACET Kansai Journal. If you do not follow the submission guidelines, your manuscript may not be reviewed or published.

    lecture 2016年度 第1回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2016年度第1回支部講演会が、2016年7月9日(土)に神戸国際会館で開催されました。講演には46名の参加があり、科学英語教育研究会および授業学(関西)研究会より、最前線の研究成果のご発表があり、参加者の皆様は熱心に聞き入っておられました。講演会後には茶話会を開催しましたところ講師の先生方を含めて26名の皆様にご参加をいただき、さらなる議論を深めるとともに親交を深めていらっしゃる様子がうかがえました。多くの皆様のご参加、ご協力誠に有難うございました。

    The first Lecture Meeting of the 2016 academic year was held on July 9th at Kobe International House, with 46 participants. The speakers from English for Japanese Scientists SIG and Developmental Education Kansai Chapter SIG shared with the audience about their latest research.

    lecture 2016年度 第1回支部講演会のお知らせ

    2016年7月9日に開催される第 1 回支部講演会は、例年の招待講演に代わり、科学英語教育研究会および授業学(関西)研究会による講演となります。皆様のご参加をお待ちしております。

    The First Chapter Lecture of the 2016 Academic Year

    JACET Kansai Chapter will hold the First Lecture Meeting of this academic year as follows:

    lecture 2016年度JACET関西支部春季大会が開催されました。

    2016年度JACET関西支部春季大会が,2016月25日(土)に京都ノートルダム女子大学にて開催されました。 関西支部春季大会では,大会の活性化を目指し学生会員も含めた多くの皆様からのご発表を募集したところ,12件の実に多彩かつ,興味深いご発表がいただけました。基調講演では山田剛史先生(京都大学)にお話をいただき、続いて村上裕美先生(関西外国語大学短期大学部)、中西洋介先生(近畿大学付属高等学校)、カーティス・ケリー先生(関西大学)によるシンポジウムが行われました。 また特別講演では、多田稔先生(顧問、元支部長)が、「JACET関西支部への期待」の題目で、大谷泰照先生(顧問、元支部長)の進行によってお話をいただきました。 参加者総数は,JACET会員103名、JACET非会員19名の合わせて122名となり,盛況な大会となりましたことをご報告いたします。

    <春季大会 基調講演>「アクティブラーニング研究最前線:アクティブラーニングの意義と課題ー主体性x深い学びx汎用的能力ー」山田剛史先生 (京都大学 )

    様々な学習成果を高める教育方法として注目され、急速に普及している「アクティブラーニング(AL)」について、推進されている背景、定義と特徴、技法という3点に分けて講演は進んだ。 まず、大卒者のうち安定的な雇用に就いていない者が多いという最近の数字を示しつつ、高度な技術が発展する中ではますます雇用が失われる可能性が高いため、安心で安全な社会に卒業生を送り出すのが難しくなっているという大学に関する現状認識を共有した。そういった社会状況の中で、たくましく幸せに生きられる卒業生をより多く送り出す必要が、AL普及の背景にはあるのだという。そのため、大学教育の質的転換が求められており、従来の「教授」型から「学習」型へとパラダイムが移り変わってきている。 ALは、教員による一方向的な講義形式という伝統的かつ受動的な学習ではなく、学生が能動的に活動を行い経験を得た上で、そこで学んだものを振り返って感じたものを外化するという過程までが含まれている。つまり、「行為」と「リフレクション」のいずれもが重視されているのだという。 ALの種類としては、知識の定着・確認を目指す一般的なAL(ドリル、小テスト等)と、知識の活用や課題解決を目標とする高次のAL(複数の課題に取り組む、産学連携、課題の自己設定等)と、その目的によって異なったものが採用される。その具体的なものとして、ペア・リーディングや、ピア・インストラクション、ジグソー法等が示された。 なお、今般の講演では、導入部分から半ば、そして締めくくりに至るまで複数回にわたり、聴衆に隣の人と話し合うことを促したり、意見を発表させるなど、まさに講演そのものがアクティブ・ラーニングさながらの展開であった。報告者:金井啓子(近畿大学)

    シンポジウム(1)「リメディアル教育におけるアクティブラーニングー大学生の学びを再考するー」 講師:村上 裕美先生(関西外国語大学短期大学部)

    シンポジウム(2)「英語の反転授業でできること」 講師:中西 洋介先生(近畿大学付属高等学校)

    シンポジウム(3)「Making Brains Active with Stories」 講師:カーティス・ケリー先生(関西大学) 本シンポジウムでは、Active Learning(AL)最前線というテーマのもと、大学や高等学校の英語教育における先進的なAL実践例として3例が紹介され、ALが学生の学習効果を促す可能性について考察された。  村上裕美先生は、英語を苦手とするリメディアル学習者に対し、主体性・自立性・深い学びをもたらすALとして、アプリのシナリオを作成する等の発信型実践例を報告した。また中西洋介先生は、学生が授業前にCyber Campusにおかれた解説動画を視聴し、授業ではその内容の復習・練習・応用を行うという「反転授業」をiPadを利用して実施する先進的な試みを紹介した。Curtis Kelly先生は、学生自身でPowerPointを用いてストーリー(物語)を作り上げるDigitalesというALの実践例を紹介し、現在広がりを見せているExtensive reading (多読)に続き、Digitalesが注目される教育実践となる可能性を指摘した。  今回のAL実践最前線として紹介された実践例は、学生がALを通して主体的な学習者へと変容するためには、教員が授業の準備・運営に対しActiveな姿勢をもつ必要があることを指摘していたと思われる。現在多くの教育機関でALの必要性が謳われる中、3講師の発表は、今後ALを導入・推進していく上で非常に貴重であった。 報告者:柏原郁子(大阪電気通信大学)

    <特別講演>「JACET関西支部への期待」講師:多田 稔先生(顧問、元支部長) 聞き手:大谷 泰照先生(顧問、元支部長)

    本特別講演では、JACET関西支部設立の生みの親、育ての親である多田稔先生と大谷泰照先生からJACETの設立と歩みにまつわる貴重なお話を頂いた。多田先生は、1) 戦後の教育状況とJACETの発展、2)JACET関西支部設立の経緯、3)JACET関西支部の発展と課題、4)新時代のJACETの在り方について述べられた。その際、北アイルランド出身のシェイマス・ヒーニーの詩について言及され、詩の中に出てくる「安住の地(理想郷)」をJACET関西支部と縁のある京都ノートルダム女子大学とJACET関西支部学会に喩えられ、終始穏やかな口調でお話しになった。  多田先生が支部長でいらっしゃった頃、学会を開くのは簡単ではなかったと語られた。大学の先生に約束をとったり、関西支部しかなかった当時は、三重県、名古屋、岡山にいらっしゃる先生にも手紙をお出しになったりした。企画委員会では、次から次といろいろなことについて討議し、決めてきた。勉強するグループを作り、専門性を持って自律してやっていくんだ、という思いでやってきた。学会を開くのは簡単ではなかったが、周りに理解してくださった先生が多くいらっしゃったからこそできた。信用、協力なくして学会は成り立たないと振り返られた。  日本の英語教育の在り方が曖昧になってきているのが現状であるが、今後のJACETの在り方としては、独断にならないことが肝要で、学会に来て、仲間ができる、そして、協働してやる姿勢を持つ、でも自分の足場を固めて専門性も持ち、楽しくやっていくことが大切だと締めくくられた。また、大谷先生は、国の言語政策に興味を持ち、自分たちの置かれた状況を考え、英語教育に携わっていくことが重要であると補足された。最後に、新田先生が、今後もJACETが「安住の地」になるように頑張っていきたいとご挨拶なさった。同じ気持ちである。報告者:香林綾子(甲南大学)

    The JACET Kansai Chapter Spring Conference was held on June 25 at Kyoto Notre Dame University with 122 participants attending presentations, symposia in various areas of English education, and a special talk. A keynote lecture was given on "Significance and CHallenges of Active Learning: Self-directed Learning, Deep Learning, and Generic Skills" by YAMADA, Tsuyoshi(Kyoto University). A symposia at The JACET Kansai Chapter Spring Conference was presented by MURAKAMI, Hiromi (Kansai Gaidai College), NAKANISHI Yosuke (Kindai University High School), KELLY Curtis (Kansai University). Finally a special talk was delivered by TADA Minoru (JACET Adviser/ Former Chapter President) under the title "Expected Roles of JACET Kansai Chapter" hosted by OTANI Yasuteru (JACET Adviser/Former Chapter President).

    lecture 2016年度 JACET関西支部春季大会のお知らせ

    2016年度関西支部春季大会は、6月25日(土)に京都ノートルダム女子大学にて開催されます。春季大会では、会員の研究発表に加えて、招待講演、企画ワークショップ、特別企画も予定しております。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

    プログラム (Program)

    概要 (Abstracts)

    フライヤー (Flyer)

    The 2016 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, June 25th at Kyoto Notre Dame University. The features are presentations, keynote lecture, symposia and special talk on various areas of English Education.

    Reserve a place by sending an email message entitled [JACET Kansai Conference Party Reservation] with your name and affiliation to masuda41@cc.kyoto-su.ac.jp by June17. Pay the 5,000 yen fee on site. Payment at the door without reservation: 6,000 yen. Looking forward to seeing you all there.

    lecture 2016年度JACET関西支部春季大会 発表募集のご案内(募集は締め切りました)

    この大会での発表をご希望の方は、次の要領で下記2016年度JACET関西支部春季大会発表申込フォームよりご応募ください。教員だけでなく、大学院生の会員による応募も歓迎いたします。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

    1. 日時 : 2016年 6月 25 日(土)(募集は締め切りました)
    2. 場所 : 京都ノートルダム女子大学
    3. 応募期限: 2016年4月17日(日)午後11時59分

    2016年度JACET関西支部春季大会発表申込フォーム

    発表は、英語教育および関連分野に関する内容で、未発表のものに限ります。また、発表者は、共同研究者も含めて、申込時にJACETの会員である必要があります。発表言語は、日本語または英語です。

    発表種別・時間に関しては、以下の通りです。

    1. ワークショップ:発表者は1名~数名。参加者によるタスク活動を含む。90分。
    2. コロキアム:発表者は数名。特定のテーマについての議論を行う。90分。
    3. 研究発表:理論的、実証的な研究成果に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。
    4. 実践報告:授業実践やカリキュラム改革に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。
    5. ポスター発表:研究・実践内容について発表し、参加者と自由に議論を行う。コアタイム60分。

    応募は2月15日(月)よりWEBフォームから可能となります。随時、JACET関西支部ホームページ上に関連情報を掲載しますので、ご確認ください。また、応募に際しては以下の情報が必要となりますので、予めご準備ください。

    1. A)応募情報
    2. a) 発表形式:ワークショップ、コロキアム、研究発表、実践報告、ポスター発表の別
    3. b) 発表題目(日本語および英語)
    4. c) 発表者情報(共同発表者は氏名と所属のみ):氏名(漢字とローマ字)、所属(日本語と英語)、E-mailアドレス
    5. d) 発表に使用する言語(日本語もしくは英語)
    6. e) 使用希望機器(無い場合は「なし」を選択)
    1. B)発表要旨
    2. a) 内容:「研究発表」の場合は、目的、仮説(リサーチクエスチョン)、研究方法、結果、考察を、「実践報告」の場合は、背景、具体的内容、実践結果に対する考察を簡潔に明記ください。「ワークショップ」「コロキアム」は目的、対象、手法を詳しく明記してください。いずれの場合も引用文献リストは要旨に含めません。
    3. b) 分量:日本語の場合は 350字~400字、英語の場合は 200~250 wordsとし、要旨末尾に字数ないし語数を丸カッコ書きで明記することとします。
    4. c) その他:母語以外の言語で要旨を作成する場合は、あらかじめネイティブチェックを受けた上で提出して下さい。

    応募の期限は、2016年4月17日(日)午後11時59分 です。

    審査は、JACET関西支部研究企画委員会にて行います。また、審査結果は、締切り後2週間程度で E-mail にて通知します。またフィードバックを必要に応じて行います。

    審査結果の通知後の辞退は原則としてできません。

    The 2016 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Kyoto Notre Dame University on Saturday, June 25th. JACET members are now invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. Please fill in the application form, which will be available on February 15th, and send it to us no later than 23:59:59 on April 17th, 2016.

    The 2016 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter Application form

    1. A)Application form:
    2. a) Type of proposal (research paper, practical report, poster session, workshop, or colloquium)
    3. b) Title of proposal (English and Japanese)
    4. c) Information about applicant(s): name, affiliation, e-mail addres s
    5. d) Language for presentation (English or Japanese)
    6. e) Equipment required
    1. B)Abstract:
    2. a) Describe the purpose of the research, research question(s), research method(s), results and discussion. For a practical report, give the background of the report, details, conclusion, and other relevant information. Do not include references in the abstract.。
    3. b) Should be 200-250 words if in English or 350-400 characters if in Japanese. Give word count in parentheses at end of abstract.
    4. c) If not a native speaker of the language used, have a native speaker check the abstract before submission.

    Submission deadline: 11:59 pm, April 17th, 2016.

    The proposals will be peer-reviewed by the Research Planning Committee.

    Cancellation after the acceptance of the presentation is not permitted in principle.

    lecture 2015年度 第3回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2015年度第3回講演会が、2016年3月5日(土)に関西学院大学 大阪梅田キャンパスで開催されました。講演には43名の参加があり、リスニングの土台となる語彙力や文単位の韻律情報の処理を総合テーマとした複数の実証研究のご報告を、皆様熱心にお聞きになっておりました。質疑応答・討論では短い時間ながらも、講師の先生方と参会者との活発な議論が展開されました。多くの皆様のご参加、誠にありがとうございました。

    The third Lecture Meeting of the 2015 academic year was held on March 5th at Kwansei Gakuin University, Umeda Campus, with 43 participants. The speakers from Listening Research Group shared with the audience about their research project on Japanese English learners’ processing of auditory-presented formulaic sequences (FSs), and prosodic information. After the stimulating presentations, there was an active discussion among the speakers and the participants.

    lecture 2015年度 第3回支部講演会のお知らせ

    2016年3月5日に開催される第 3 回支部講演会は、下記の通りリスニング研究会による講演を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

    概要:本講演会では、リスニングの土台となる語彙力や文単位の韻律情報の処理を総合テーマとした複数の実証研究をリレー式で発表します。 最初の二つは、定型表現として知られるFormulaic Sequences (FS)の処理に関する研究です。研究Iでは、FSの意味処理能力を測定する指標として開発した音声版FSテストの妥当性を論じます。研究IIでは、母語話者が行う流暢なFS処理の仮説モデル、即ち、脳内辞書内にFSがユニットとして格納され、ユニット全体としてアクセス、検索できるモデルが音声提示条件で日本人英語学習者に適応されるかを検証しました。 研究IIIは、脳内処理において、音声提示文の理解に韻律情報がどのように関与しているかを探索する研究です。韻律情報を加工し、様々な条件で提示した場合の脳活動を観測しました。加工されたものを含む音声が脳内処理されている様子を脳の賦活状況を可視化する脳機能イメージング装置を用いて科学的に分析しました。尚、脳内処理分析にあたり、名古屋大学大学院木下徹教授に監修して戴きました。  以上の研究を進めるにあたり、語彙研究、テスティング、心理言語学、音声学、脳神経科学等、広範な研究領域とリスニングとのインターフェイスを模索し、さらに、ラッシュモデル、BNCコーパス、反応速度測定、ローパスフィルターによる音声加工、光トポグラフィー(NIRS)検査法等、様々な研究手法を駆使しました。本講演会が、リスニングのみならず、上記の様々な学究分野に関心のある教育者・研究者や院生の方々との貴重な交流の機会になることを切望しております。  さらに、当研究会が開発した大学生用教科書, Power-Up English (2015) 南雲堂も紹介致します。

    JACET Kansai Chapter will hold the Third Lecture Meeting of this academic year as follows:

    lecture 2015年度JACET関西支部秋季大会+英語教育セミナーが開催されました。

    2015年度JACET関西支部秋季大会+英語教育セミナーが,2015年11月28日(土)に神戸学院大学 ポートアイランドキャンパスにて開催されました。 関西支部秋季大会では,大会の活性化を目指し学生会員も含めた多くの皆様からのご発表を募集したところ,14件の実に多彩かつ,興味深いご発表がいただけました。企画ワークショップでは柏原 郁子先生(大阪電気通信大学)にお話をいただき、午後からは、中田 賀之先生(同志社大学)、新多 了先生(名古屋学院大学)、竹内 理先生(関西大学)、小笠原 良浩先生(兵庫県立姫路西高等学校)によるシンポジウム「動機づけ研究最前線:実践との対話を目指して」が行われました。 英語教育セミナーでは、12件の賛助会員プレゼンテーションが行われ、シンポジウムでは岩見 理華先生(神戸大学附属中等教育学校)、羽藤 由美先生(京都工芸繊維大学)、山中 司先生(立命館大学)から「中高大グローバル教育最前線:SGH/SGU校の取り組み」についてのお話をいただきました。 参加者総数は,関西支部秋季大会と英語教育セミナー合わせて210名となり,盛況な大会となりましたことをご報告いたします。

    <秋季大会 企画ワークショップ>「学習者の意欲と動機を引き出す大学英語授業:ベストティーチャーに学ぶ授業運営」柏原 郁子先生 (大阪電気通信大学 )

    大阪電気通信大学で開講されている「英語リーディング」でベストティーチャーズ賞を受賞した柏原郁子先生が、実際の授業の模様を報告した。英語に対する学生の苦手意識は、語彙・読解力・聴解力・読解スピード力の不足が原因であり、この授業ではそれを克服する手段を見つけて自立した学習者となることを目的としている。全ての授業でCALL教室を使用しているが、パソコンを使用した授業であれば学んだ内容に自宅でも再び触れることができることが、その理由のひとつとして挙げられた。英語教育改革の一環で必要なソフトウェアを導入し適宜アップデートも行っている。学生の意欲と動機を引き出す授業運営の勘所として、まず授業上のルール(教科書忘れ・課題未提出・授業と無関係なHPへのアクセスなどへの減点、遅刻は欠席とみなす等)を1回目の授業で周知徹底させていることが示された。その上で、PowerWords(アルク)やリーディングシャワーをはじめとするさまざまな活動に取り組ませる際にはそれぞれの学生に個別の目標を設定させた上で、学生の記録表に柏原先生がスタンプを押すことによって学習履歴を「見える化」して進捗を明らかにし、初回と最終回の授業で成長の度合いを確認していることも紹介された。そして最後に、これからの英語の授業では、1)SNSが発達した今、教科書が変わる、2)学習履歴の「見える化」と「見てます化」が容易になる、3)個別コーチングによるフィードバックが必要である、という3点が提言されてこのワークショップは締めくくられた。 報告者:金井 啓子(近畿大学)

    <秋季大会 シンポジウム>「動機づけ研究最前線:実践との対話を目指して」 講師:中田 賀之先生(同志社大学) 新多 了先生(名古屋学院大学) 竹内 理先生(関西大学) 指定討論者: 小笠原 良浩先生(兵庫県立姫路西高等学校)

    今回のシンポジウムでは、言語学習において重要な動機づけがテーマであり、100名を超える聴衆にご参加頂けたことからも、関心の高さがうかがえた。 まず、中田先生より、「外国語学習における動機づけ研究:これまでの成果と今後の展望」と題して、目的や対象、手法などの様々な観点を挙げながら、動機づけ研究の多面性についてご説明頂いた。また、自己調整学習(self-regulated learning)のサイクルを阻害しないためには、教師の足場がけやそこから転移した学習者同士の足場がけ、先延ばし行動への気づきなどが効果的であるとするご自身の研究成果(Nakata, 2015b, 2015d)についてご紹介頂いた。Brophy(2004)が提唱するように、言語教育者が挑戦すべきことは、学習経験を意味のあるものにすることという中田先生のお言葉に感銘と内省を深くするとともに、研究と実践の連携の重要性を再認識した。 次に、新多先生には、「生徒たちの動機づけを維持するためには?:複雑系理論からのアプローチ」と題して、複雑系理論(complex dynamic systems theory)の観点から、動機づけは自己と環境の様々な要因が影響し合い、時間の経過とともに変化する動的なものであることをご説明頂いた(Nitta & Baba, 2014, 2015)。個人やタスク、時間の経過などによる学習意欲の変化やその要因は、プレ/ポストテストの分析だけでは把握できず、現場主義のアプローチによってしか解明できないと言及頂いた。新多先生のお話から、動機づけは日々の学習者の観察や指導の経験によって解明されるものであり、まさに研究と実践の対話が必要とされる分野であることを痛感した。 最後に、竹内先生からは、「英語学習の動機を高め、維持するには:動機づけ要因と動機づけ方略」と題して、授業外学習の動機づけの要因(motivational influence, MI)と、動機づけを引き出し、維持する取り組み(motivational strategy,MS)についてご紹介頂いた。ご自身の研究成果(Sugita & Takeuchi, 2010, 2014)に基づき、教員からの評価や宿題・テストなどの教室由来のMIが、授業外学習の動機づけに影響していること、MIは変化するものであり、学習者の能力などによっても影響が異なってくることについてご説明頂いた。また、教師によるMSは動機づけに貢献するが、MSを行う際には学習者の英語力、最初の動機の強さ、タイミングなどを考慮する必要があることについて言及頂いた。なお、教材開発を研究対象とする報告者は、教材が動機づけに与える影響は少ないという結果に気落ちしたが、竹内先生より教材をいかに利用するかが大切、という素敵なフォローを頂き、安心した次第である。 指定討論者の小笠原先生からは、「どうして英語を学習しなくてはいけないのか、という学習者に対しどう動機づけしたらよいのか?」「英語で授業をやると学習意欲が下がるがどうしたらよいのか?」という現場の先生としての本質的な質問を頂き、講演者からは英語を使っての成功体験が必要などの回答を頂いた。フロアからは時間内に対応できないぐらいの多くの質問が寄せられた。多くの貴重な情報に溢れ、動機づけ研究にひたった刺激的な1時間半であった。 報告者:高橋幸(京都大学)

    <英語教育セミナー シンポジウム>「中高大グローバル教育最前線:SGH/SGU校の取り組み」講師:岩見 理華先生(神戸大学附属中等教育学校) 羽藤 由美先生(京都工芸繊維大学) 山中 司先生(立命館大学)

    本セミナーでは、まず岩見先生より、SGHの指定を受けた神戸大附属中等教育学校の取り組みが紹介された。同校では、(1)課題研究を柱としたSGH、(2)ESDを軸としたユネスコスクール、(3)地歴の新科目開発の研究開発に取り組んでおり、これらは密接に関連しており、英語教育の高度化にとって重要な視点を提示している。中教審答申等で示されている教育の方向性から考えた場合、技能の定着に加え思考力や実践的能力の涵養は重要課題であるとし、本発表では、とくに課題研究やESDの推進が英語教育に果たす役割についての詳細な報告があった。羽藤先生の発表では、大学院入試にスピーキングテストを導入した京都工芸繊維大の取り組みが紹介された。スピーキングテストの採点に関わる審査基準の統一問題や、機器の管理運営、採点に要する時間など、当事者ならではのエピソードがビビッドに多数織り込まれており、聴衆の共感を得た。山中先生の発表では、立命館大学が掲げるグローバル化の施策をケースとして取り上げ、SGUにおいて宣言した数値目標達成に向けての取り組みと直面する課題についての現状報告が行われた。立命館大学生命科学部、薬学部、スポーツ健康科学部で実施し、2016年度から新設される総合心理学部において実施予定の「プロジェクト発信型英語プログラム」の成果について紹介された。また、大学における英語教員としての立ち位置の特異性について言及があり、SGUであるかどうかを問わず、チャレンジングな状況は同じなのだな、明日からまたがんばろうと共感することができた。 報告者:加藤 雅之(神戸大学)

    The JACET Kansai Chapter Fall Conference and JACET English Education Seminar were held on November 28th at the Port Island Campus, Kobe Gakuin University, with 210 participants attending presentations, workshop and symposia in various areas of English education. A workshop was held by KASHIWABARA, Ikuko (Osaka Electro-Communication University). A symposium at The JACET Kansai Chapter Fall Conference was presented by NAKATA, Yoshiyuki(Doshisha University), NITTA, Ryo(Nagoya Gakuin University), TAKEUCHI, Osamu(Kansai University), with a designated commentator: OGASAHARA, Yoshihiro(Himeji Nishi High School, Hyogo) under the title "State of the Art in Language Learning Motivation Studies: Towards a Dialogue with Practice". The final event of the day was a symposium of JACET English Seminar delivered by IWAMI, Rika(Kobe University Secondary School), HATO, Yumi(Kyoto Institute of Technology), YAMANAKA, Tsukasa(Ritsumeikan University)under the title "Global Education Reform at Schools and Colleges".

    lecture 2015年度 JACET関西支部秋季大会+英語教育セミナーのお知らせ (事前参加申込み不要)

    2015年度関西支部秋季大会およびJACET英語教育セミナーを11月28日(土)に神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにて開催いたします。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

    プログラム (Program)

    概要 (Abstracts)

    フライヤー (Flyer)

    The 2015 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, November 28th at the Port Island Campus, Kobe Gakuin University, featuring presentations, workshop and symposia in various areas of English education.

    Reserve a place by sending an email message entitled [JACET Kansai Conference Party Reservation] with your name and affiliation to hiromim@kansaigaidai.ac.jp by November 23 21:00. Pay the 4,000 yen fee on site. Payment at the door without reservation: 6,000 yen. Looking forward to seeing you all there.

    article NL73号完成のお知らせ

    ニューズレター73号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #73.

    73号 / #73

    lecture 2016年度 JACET関西支部春季大会のお知らせ

    2016年度関西支部春季大会は、6月25日(土)に京都ノートルダム女子大学にて開催されます。春季大会では、会員の研究発表に加えて、招待講演、企画ワークショップ、特別企画も予定しております。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

    プログラム (Program)

    概要 (Abstracts)

    フライヤー (Flyer)

    The 2016 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, June 25th at Kyoto Notre Dame University. The features are presentations, keynote lecture, symposia and special talk on various areas of English Education.

    Reserve a place by sending an email message entitled [JACET Kansai Conference Party Reservation] with your name and affiliation to masuda41@cc.kyoto-su.ac.jp by June17. Pay the 5,000 yen fee on site. Payment at the door without reservation: 6,000 yen. Looking forward to seeing you all there.

    lecture 2015年度 第2回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2015年度第2回講演会が、2015年10月17日(土)に同志社大学 今出川キャンパスで開催されました。講演には40名の参加があり、大学でライティングを指導する教員を対象にライティング指導の理論的枠組みから、日々の授業に即戦力として使用可能な教材とその指導方法、評価方法までを網羅した『ライティング指導実践ハンドブック』の作成についてのご報告を、皆様熱心にお聞きになっておりました。質疑応答・討論では短い時間ながらも、講師の先生方と参会者との活発な議論が展開されました。今回初めての試みとして、講演会後に茶話会を開催いたしましたが、こちらにも沢山の方がご出席くださり親交を深めていらっしゃいました。多くの皆様のご参加、誠にありがとうございました。

    The second Lecture Meeting of the 2015 academic year was held on October 17th at Doshisha University, Imadegawa Campus, with 40 participants. The speakers from Writing Research Group shared with the audience about their new research project of writing a handbook on teaching writing. After the stimulating presentations, there was an active discussion among the speakers and the participants.

    lecture 2015年度 第2回支部講演会のお知らせ

    2015年10月17日に開催される第 2 回支部講演会は、下記の通りライティング指導研究会による講演を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

    概要:ネット環境の広がりによるグローバル化にともない、英語教育における産出スキルとしてのライティング力の重要性は高まりつつある。にもかかわらず、大学レベルでのライティング指導に十分注力されているとはいいがたい。その原因の一つとして、大学で教鞭をとる指導者自身がライティング指導の具体的な方法、目標設定、評価法などに関わる十分な情報を得られていないことが考えられる。そこで本研究会では、大学でライティングを指導する教員を対象にライティング指導の理論的枠組みから、日々の授業に即戦力として使用可能な教材とその指導方法、評価方法までを網羅した『ライティング指導実践ハンドブック』の作成に取り組んできた。今回の講演では、その概要および成果を紹介するとともに、参加者の皆様と今後のライティング指導の在り方について意見を交わす交流の場としたい。

    JACET Kansai Chapter will hold the Second Lecture Meeting of this academic year as follows:

    Abstract: This presentation is a kind of introduction to our new research project of writing a handbook on teaching writing, which started in 2011. The project was launched as a response to the rising necessity of a handbook that can be readily and extensively used by English instructors at the tertiary level. The handbook is a kind of conglomeration of ideas on how to teach writing, give appropriate feedback to learners, and appropriately assess learners’ writing. It will be our great pleasure to share our thoughts and ideas on teaching writing, such as how to teach writing, give feedback, and assess learners’ writing, with the participants in the presentation session.

    lecture 2015年度JACET関西支部秋季大会・英語教育セミナー開催のお知らせ(募集を締め切りました)

    2015年度の関西支部秋季大会がJACET英語教育セミナーとともに、来る11月28日(土)に神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで開催されます。秋季大会では「動機づけ」研究に係るシンポジウムとワークショップを企画しています。また、英語教育セミナーでは「中高大グローバル教育最前線:SGH/SGU校の取り組み」をテーマにしたシンポジウムと、出版社による展示およびプレゼンテーションが予定されています。大会(9時40分~14時55分)終了後、そのままセミナー(15時~17時30分)へと、シームレスに移動・参加していただけるようになっています。晩秋の一日、研究と教育のヒントがぎゅっと詰まったこの催しにみなさんの参加をお待ちしています。

    英語教育セミナーフライヤー日本語 (Flyer)

    English Education Seminar Flyer in English (Flyer) この大会での発表をご希望の方は、次の要領で下記2015年度JACET関西支部秋季大会発表申込フォームよりご応募ください。教員だけでなく、大学院生の会員による応募も歓迎いたします。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。(募集は締め切りました)
    1. 日時 : 2015年 11 月 28 日(土)
    2. 場所 : 神戸学院大学 ポートアイランドキャンパス
    3. 応募期限: 2015年10月9日(募集を締め切りました)

    2015年度JACET関西支部秋季大会発表申込フォーム

    発表は、英語教育および関連分野に関する内容で、未発表のものに限ります。また、発表者は、共同研究者も含めて、申込時にJACETの会員である必要があります。発表言語は、日本語または英語です。

    発表種別・時間に関しては、以下の通りです。

    1. ワークショップ:発表者は1名~数名。参加者によるタスク活動を含む。90分。
    2. コロキアム:発表者は数名。特定のテーマについての議論を行う。90分。
    3. 研究発表:理論的、実証的な研究成果に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。
    4. 実践報告:授業実践やカリキュラム改革に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。

    応募は8月1日(土)よりWEBフォームから可能となります。随時、JACET関西支部ホームページ上に関連情報を掲載しますので、ご確認ください。また、応募に際しては以下の情報が必要となりますので、予めご準備ください。

    1. A)応募情報
    2. a) 発表形式:ワークショップ、コロキアム、研究発表、実践報告の別
    3. b) 発表題目(日本語および英語)
    4. c) 発表者情報(共同発表者は氏名と所属のみ):氏名(漢字とローマ字)、所属(日本語と英語)、E-mailアドレス
    5. d) 発表に使用する言語(日本語もしくは英語)
    6. e) 使用希望機器(無い場合は「なし」を選択)
    1. B)発表要旨
    2. a) 内容:「研究発表」の場合は、目的、仮説(リサーチクエスチョン)、研究方法、結果、考察を、「実践報告」の場合は、背景、具体的内容、実践結果に対する考察を簡潔に明記ください。「ワークショップ」「コロキアム」は目的、対象、手法を詳しく明記してください。いずれの場合も引用文献リストは要旨に含めません。
    3. b) 分量:日本語の場合は 350字~400字、英語の場合は 200~250 wordsとし、要旨末尾に字数ないし語数を丸カッコ書きで明記することとします。
    4. c) その他:母語以外の言語で要旨を作成する場合は、あらかじめネイティブチェックを受けた上で提出して下さい。

    応募の期限は、2015年10月9日(金)午後11時59分 です。(募集を締め切りました)

    審査は、JACET関西支部研究企画委員会にて行います。また、審査結果は、締切り後2週間程度で E-mail にて通知します。またフィードバックを必要に応じて行います。

    審査結果の通知後の辞退は原則としてできません。

    The 2015 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter and the English Education Seminar will be jointly held on Saturday, November 28 at Port Island Campus of Kobe Gakuin University. JACET members are now invited to present proposals for research papers, practical reports, workshops, and colloquia. Please fill in the application form, which will be available on August 1st, and send it to us no later than 23:59:59 on October 9th, 2015.

    The 2015 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter Application form

    paper JACET Kansai Journal Call for Papers: 第18号 支部紀要 投稿論文募集(募集を締め切りました)

    今年度刊行の第18号支部紀要は、招待論文、一般投稿論文に加え、支部大会や全国大会で発表された内容に基づく論文を募集します。論文投稿締め切り期日は9月30日(水)となっております。JACET 関西支部会員の皆様におかれましては、研究・実践の成果を支部紀要で報告していただけるように、投稿規定をご確認の上、第18号紀要にも奮ってご応募ください。

    紀要投稿規定/Submission Guideline(2014年3月8日改定)

    Format Checklist English(PDFファイル)

    フォーマットチェックリスト和文(PDFファイル)

    投稿原稿例/Manuscript Sample (PDFファイル)

    Kansai Chapter members are welcome to submit manuscripts for consideration for publication in JACET Kansai Journal (JKJ) No. 18. Papers should be related to research on college English language education or relevant areas. The JACET Kansai Journal especially welcomes papers that have been presented at JACET chapter or national conferences within the past year. Please check the guidelines for details on submission procedures and requirements available at http://www.jacet-kansai.org /file/toukoukitei.pdf.

    Submit manuscripts to: Masahiro YOSHIMURA, Ph.D., JACET Kansai Journal Secretariat, Setsunan University, jacetkj [AT] gmail.com

    If you do not receive a message confirming the receipt of your manuscript within 3 days, please request confirmation. Only e-mail submission will be accepted. Postal submission of paper-based manuscripts will NOT be accepted. Prepare your manuscript according to the JKJ instructions using Microsoft Word. Send it as an attached file with an email message to Dr. Masahiro YOSHIMURA, Secretariat, JACET Kansai Journal.

    article NL72号完成のお知らせ

    ニューズレター72号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #72.

    72号 / #72

    lecture 2015年度 第1回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2015年度第1回講演会が、2015年7月11日(土)に神戸大学 鶴甲第1キャンパスで開催されました。講演には44名の参加があり、TEDスピーカーへのコーチングやイベント運営、TED talksのビデオを使った教材開発やEGP・ESPの授業実践、さらにプロジェクト型学習事例についてのご報告を、皆様熱心にお聞きになっておりました。質疑応答・討論では短い時間ながらも、講師の先生方と参会者との活発な議論が展開されました。多くの皆様のご参加、誠にありがとうございました。

    The first Lecture Meeting of the 2015 academic year was held on July 11th at Kobe University, Tsurukabuto Campus, with 44 participants. The speakers shared with the audience about TED, TEDxKyoto and offered some ideas for using TED talks as a learning platform in the English classroom, including project-based learning.After the stimulating presentations, there was an active discussion among the speakers and the participants.

    lecture 2015年度 第1回支部講演会のお知らせ

    2015年7月11日に開催される第 1 回支部講演会は、下記の通り招聘講師による講演を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

    講演要旨:“Ideas Worth Spreading”の精神のもと、TED(Technology, Entertainment, and Design)イベントが毎年北米で開催される。TEDxは独立した組織であるが、TEDスタイルを踏襲しコミュニティを繋げる活動として、近年世界各地で開催されている。TEDx では、登壇者の話やパーフォーマンスおよびTED Talksの動画を観ながら、多様なアイデアに触れ、異業種の人々と交流を行いながら知見を深めることができる。TEDxKyotoは参加者が約800名と、日本で最大級のTEDxイベントであるが、全てボランテイアで運営している。約40名のコアメンバーに加え、イベント当日は社会人、大学生、高校生、留学生など総勢約200名のボランテイアがイベントに携わる。本講演では、TEDとTEDxKyotoイベントについて特徴を述べると同時に、スピーカー人選のプロセスやコーチング、イベント運営に関して説明を行なう。さらに、TED Talksのビデオを使用した教材開発や授業実践、およびプロジェクト型学習(PBL)事例についても報告し、TEDイベントの英語教育現場における活用方法を紹介していく。

    Abstract: In the spirit of “ideas worth spreading,” TEDx is a program of local, self-organized events that bring people together to engage with each other and share a TED-like experience in their own community. At a TEDx event, videos of TED Talks and live speakers combine to spark deep discussion and connection. These local, self-organized events are branded TEDx, where x = independently organized TED event. TEDxKyoto, which began in 2012, has grown into the largest TEDx event in Japan with 800 participants and will hold its fourth annual event on November 8th. TEDxKyoto is managed entirely by an unpaid, core team of 40 volunteer organizers from the Kyoto area community who, on the day of the event, organize over 200 volunteers including students from several area high schools and universities as well as international exchange students. The main event, which is held on the campus of Kyoto University of Foreign Studies, serves as a catalyst that invokes deep thought, sparks human connections, engages the community, and leads to increased opportunities to bring new innovations to ,life. The three presenters, all members of the TEDxKyoto organizing core team, are teachers of EFL and engage in content-based teaching in high school and university. They will share with the audience about TED, TEDxKyoto and offer some ideas for using TED talks as a learning platform in the English classroom, including project-based learning.

    lecture 2015年度JACET関西支部春季大会が開催されました。

    2015年度JACET関西支部春季大会が,2015年6月27日(土)に大阪教育大学 天王寺キャンパスにて開催されました。今大会では,大会の活性化を目指し,学生会員も含めた多くの皆様からのご発表を募集したところ,研究発表が9件, 実践報告が4件の実に多彩かつ,興味深いご発表がいただけました。午前に髙瀬 敦子先生(関西大学他非常勤)による企画ワークショップが行われ,多読指導について参加者全員が生徒役となる参加型の実践例のご紹介とプリ・ポストテストによる多読授業の効果についてのお話をいただきました。。休憩を挟み、午後からは研究発表と実践報告、そして中田 葉月先生(大阪教育大学)と辻 和成先生(武庫川女子大学)による「海外研修プログラムを活用したグローバル人材育成の試み」のシンポジウム、最後に,川﨑 眞理子先生(高崎経済大学他非常勤)、野呂 忠司先生(愛知学院大学)、中野 陽子先生(関西学院大学)による「リーディング研究最前線」のシンポジウムが行われました。参加者総数は,118名となり,盛況な大会となりましたことをご報告いたします。

    <企画ワークショップ>「教室で如何に効果的な多読指導を行うか」講師:髙瀬 敦子先生(関西大学他非常勤)

    多読指導の第一人者である髙瀬敦子先生によるワークショップが開催された。まず、前半は、英語のインストラクションで始まり、フロアの参加者全員が生徒になるという参加型の多読指導が実践された。タイマーで時間を測りながら、多読用図書を数冊手にした参加者に、集中力と語彙力の強化につながるアクティビティが行われた。ワークショップの後半では、効果的な多読指導法についてお話いただいた。言語の習得に大切な要素とされる流暢さ(fluency)を養うためには多読が効果的であり、YL(Yomiyasusa Level)1以下の易しいレベルから少なくとも100冊の図書を読む、日本語に訳さず英語で理解する、読書記録をつける、などの具体的な多読方法をご教示いただいた。長年にわたり多読指導を行ってこられた髙瀬先生のご経験にもとづくお話をはじめ、多読指導への熱意に感銘を受けるとともに、多読を通して英語力を向上させるための多くの助言をいただく実り多いワークショップであった。最後に、詳細な多読用資料と数多くの多読教材をご提供くださった髙瀬先生に感謝申し上げたい。 報告者:金志佳代子(兵庫県立大学)

    <シンポジウム(1)>「海外研修プログラムを活用したグローバル人材育成の試み」講師:中田 葉月先生(大阪教育大学)と辻 和成先生(武庫川女子大学)

    当シンポジウムは当初、海外語学研修にプラスアルファのプログラムを提供している大学にその特色ある内容や理念をご紹介頂こうという企画であったが、ご登壇の2校ではいわゆる“海外研修”のイメージの殻を破る、優れて密度の濃いプログラムが展開されていた。まず中田葉月先生からは、大阪教育大学の海外教育実習について紹介頂いた。2011年度から開始した海外の小学校での実習の目的はグローバルな視野の育成・教える英語力の向上・教科の授業力の増進の3点;協力小学校との交渉等は大学教員が行うが2週間にわたる渡航計画は学生たちが自主的に立案;授業後に担任教諭らから即座に指導を受け改善するプロセスを経て渡航中に授業力及び英語力の向上が自覚されたことなど、プログラム概要の客観的な紹介と同時に、現地での授業の様子のビデオクリップも挟みながら参加した当事者としての臨場感も報告頂けた。次に辻和成先生からは、武庫川女子大学及び短期大学部におけるアメリカ分校と連携した人材育成の取組を紹介頂いた。平成23(2011)年度に立ち上げられた当プログラムでは日米の研修先としてプログラムの趣旨に賛同した錚々たる企業が名を連ねていた。また、実社会のニーズ把握に基づき学生の卒業時の最終的な姿として、キャリア意識や知識の向上・異文化理解とその適応や活用力・自立心と協調性の育成を目標に設定しており、それに向かい着実に力をつけるために学生が主体的に対象に関わるための手立て・工夫が綿密に組み込まれていた。ご参会の先生方も大いに興味を持たれ、研修前後での英語力の伸長、大学教員による援助などについて活発な質問を受けた。いずれの大学でも教員は受け入れ先の設定のために信頼関係作りに惜しみなく力を注いでいることが垣間見えた。プログラム開発者の大胆な企画力、確かな眼力、強靭な実行力を否応なく感じたが、2校に共通して、英語力向上に乗じた付加価値を実質的に目に見える形にするには、教員のガイドのもと学生自身に充分な事前準備をさせ、現場でその仮説を試行錯誤する経験を持たせ、再び今後の活動を再検討させるというように、仮説と検証の間を往還するプロセスをプログラムに組み込むことが成功の秘訣であるように感じた。 報告者:生馬裕子(大阪教育大学)

    <シンポジウム(2)>「英語リーディング研究最前線:リーディングのしくみやリーディングの授業に関しての最近の研究について」講師:川﨑 眞理子先生(高崎経済大学他非常勤)、野呂 忠司先生(愛知学院大学)、中野 陽子先生(関西学院大学)

    まず,中野陽子先生のご発表から。英語母語話者と日本人英語学習者に対して,先行文脈の情報が関係節の付加位置の曖昧性解消にどのようなタイミングで影響するのか調べるために行った,文完成課題と視線計測実験の結果が報告された。いずれの実験でも学習者に対する文脈の影響が大きいことが報告され,このことから学習者に十分な背景知識を与えることが学習対象言語の読みにより大きな意味を持つのでは,との示唆でまとめられた。続いて,川﨑眞理子先生のご発表。授業内指導の前後で疑似単語の音読がどう変化したかを誤読率・音読潜時・音読時間といった観点から分析した。教育への示唆として,学習者にルールがあることに気づかせることで多読につなげることができるのではないかと結ばれた。最後が野呂忠司先生のご発表。ご本人らが実施した実験を通して多読の有用性を示し,あわせて4技能のスキル向上のために多読と組み合わせて行っている授業内外の様々な活動が報告された。最後はタイトルを踏まえて「多読をもとに4技能を高める言語活動を行い英語の授業を活性化しませんか」という提案で結ばれた。 報告者:山本勝巳(流通科学大学)

    The JACET Kansai Chapter Spring Conference was held on June 27th at Osaka Kyoiku University, Tennoji Campus with 118 participants attending sessions presenting 9 research reports and 4 practical reports. A workshop was held by TAKASE, Atsuko(Part-time Instructor, Kansai University etc.). Two symposia were presented by NAKATA, Hazuki(Osaka Kyoiku University) and TSUJI, Kazushige(Mukogawa Women’s University) under the title "Fostering Global Citizens through Study Abroad Programs". The final event of the day was a symposium delivered by KAWASAKI, Mariko(Takasaki City University of Economics), NORO, Tadashi(Aichi Gakuin University)and NAKANO, Yoko(Kwansei Gakuin University)under the title "State of the Art in L2 English Reading Studies".

    lecture 2015年度 JACET関西支部春季大会のお知らせ

    2015年度関西支部春季大会は、6月27日(土)に大阪教育大学 天王寺キャンパスにて開催されます。春季大会では、会員の研究発表に加えて、招待講演、企画ワークショップ、特別企画も予定しております。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

    プログラム (Program)

    概要 (Abstracts)

    フライヤー (Flyer)

    The 2015 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, June 27th at Osaka Kyoiku University, Tennoji Campus. The features are presentations, workshops and symposia on various areas of English Education.

    Reserve a place by sending an email message entitled [JACET Kansai Conference Party Reservation] with your name and affiliation to hiromim@kansaigaidai.ac.jp by June13. Pay the 3,000 yen fee on site. Payment at the door without reservation: 4,000 yen. Looking forward to seeing you all there.

    lecture 2015年度 JACET関西支部春季大会のお知らせ (募集を締め切りました)

    2015年度JACET関西支部春季大会が、6月27日(土)に大阪教育大学天王寺キャンパスにて開催されます。発表をご希望の方は、次の要領で関西支部事務局までご応募下さい。教員だけでなく、大学院生の会員による応募も歓迎いたします。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

    1. 日時 : 2015 年 6 月 27 日(土)

    2. 場所 : 大阪教育大学 天王寺キャンパス

    募集要領 (Call for Papers)

    フライヤー (Flyer)

    The 2015 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Tennoji Campus of Osaka Kyoiku University on Saturday, June 27th. JACET members are invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. Applications are also welcome from graduate students.

    lecture 2015年度JACET関西支部春季大会 発表募集のご案内

    1. 日時 : 2015年 6 月 27 日(土)

    2. 場所 : 大阪教育大学 天王寺キャンパス

    3. 応募期限: 2015年4月22日(水)午後11時59分 まで延長しました。

    2015年度JACET関西支部春季大会発表申込フォーム

    発表は、英語教育および関連分野に関する内容で、未発表のものに限ります。また、発表者は、共同研究者も含めて、申込時にJACETの会員である必要があります。発表言語は、日本語または英語です。

    発表種別・時間に関しては、以下の通りです。

    1. ワークショップ:発表者は1名~数名。参加者によるタスク活動を含む。90分。

    2. コロキアム:発表者は数名。特定のテーマについての議論を行う。90分。

    3. 研究発表:理論的、実証的な研究成果に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。

    4. 実践報告:授業実践やカリキュラム改革に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。

    5. ポスター発表:研究・実践内容について発表し、参加者と自由に議論を行う。コアタイム60分。

    応募は2月16日よりWEBフォームから可能となります。随時、JACET関西支部ホームページ上に関連情報を掲載しますので、ご確認ください。また、応募に際しては以下の情報が必要となりますので、予めご準備ください。

    1. A)応募情報

    2. a) 発表形式:ワークショップ、コロキアム、研究発表、実践報告、ポスター発表の別

    3. b) 発表題目(日本語および英語)

    4. c) 発表者情報(共同発表者は氏名と所属のみ):氏名(漢字とローマ字)、所属(日本語と英語)、E-mailアドレス

    5. d) 発表に使用する言語(日本語もしくは英語)

    6. e) 使用希望機器(無い場合は「なし」を選択)

    1. B)発表要旨

    2. a) 内容:「研究発表」の場合は、目的、仮説(リサーチクエスチョン)、研究方法、結果、考察を、「実践報告」の場合は、背景、具体的内容、実践結果に対する考察を簡潔に明記ください。「ポスター」の場合も扱う内容に応じ、これらに準ずることとします。なお、「ワークショップ」「コロキアム」は目的、対象、手法を詳しく明記してください。いずれの場合も引用文献リストは要旨に含めません。

    3. b) 分量:日本語の場合は 350字~400字、英語の場合は 200~250 wordsとし、要旨末尾に字数ないし語数を丸カッコ書きで明記することとします。

    4. c) その他:母語以外の言語で要旨を作成する場合は、あらかじめネイティブチェックを受けた上で提出して下さい。

    応募は締め切りました。

    審査は、JACET関西支部研究企画委員会にて行います。また、審査結果は、締切り後2週間程度で E-mail にて通知します。またフィードバックを必要に応じて行います。

    The 2015 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Tennoji Campus of Osaka Kyoiku University on Saturday, June 27th. JACET members are now invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. Please fill in the application form, which will be available on February 16th, and send it to us no later than 23:59:59 on April 22nd, 2015.

    The 2015 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter Application form

    lecture 2014年度 第3回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2014年度第3回講演会(教材開発研究会企画特別シンポジウム)が、2014年3月7日(土)に関西学院大学大阪梅田キャンパスで開催されました。講演には40名の参加があり、質疑応答・討論では短い時間ながらも、講師の先生方と参会者との活発な議論が展開されました。多くの皆様のご参加、誠にありがとうございました。

    The third Lecture Meeting of the 2014 academic year was held on March 7th at Kwansei Gakuin University, Osaka Umeda Campus, with 40 participants. After the stimulating presentations, there was an active discussion among the speakers and the participants.

    lecture 2014年度 第3回支部講演会のお知らせ

    2015年3月7日に開催される第 3 回支部講演会は、下記の通り教材開発研究会による講演を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。要旨などの詳細は、開催が近づきましたら支部HPに掲載いたしますのでご覧ください。

    認知心理学者ハワード・ガードナー(Howard Gardner)の提唱する(MI理論)は、人には多重知能が存在するとして、スタンダードテスト偏重主義に疑問を呈してきたことで知られている。IQテストで測れない知能にも着目するMI理論を第2言語習得に活かす指導法は世界的に検討されているが、当研究会は学習者のMIを日本のEFL教育、特にリメディアル英語教育に応用したいと考え、有志グル―プによる研究を行ってきた。その結果、JACET教材開発研究会は個々のMIに焦点をあて「学習者が楽しみながら基礎語学力を発展させる」ことに留意した『English Locomotion-参加して学ぶ総合英語』(成美堂、2015)を出版した。 本講演会では、まず学習者のMIを外国語としての英語指導に生かすべく8つの知能を用いた応用研究を行い、著書や論文を発表してこられた林桂子先生にMI理論の理念とその可能性について紹介していただく。その後、当研究会が出版したリメディアル教材への応用方法と枠組みを提示、さらに具体的な教材案と実践例を提案する。英語教育の多角性を具体化させる試みとして、MI理論の応用は教材開発に限りない可能性を秘めている。

    Howard Gardner, the world-renowned cognitive-psychologist, published Frames of Mind: The Theory of Multiple Intelligence in 1983. Opposed to overemphasis on a single kind of intelligence measured by standardized tests, this book claimed a new insight into human intelligence, articulating at least seven criteria for different kinds of intelligence. Sympathizing with this theory, we in the Material Design and Development SIG have applied the principles of MI to developing an EFL material for remedial education. The result is our recent publication of English Locomotion (2015), with which learners can feel motivated and enjoy developing English communication skills, through the active use of their various types of intelligence. The present lecture will consider the possibilities of practical application of MI in EFL material design, introducing the doctrine first, then the framework, and finally examples from the textbook published. Material design and the development of the Japanese EFL education could be infinitely enlightened by the theory of Multiple Intelligences.

    lecture 2015年度 JACET関西支部春季大会のお知らせ (発表募集は締め切りました)

    2015年度JACET関西支部春季大会が、6月27日(土)に大阪教育大学天王寺キャンパスにて開催されます。発表をご希望の方は、次の要領で関西支部事務局までご応募下さい。教員だけでなく、大学院生の会員による応募も歓迎いたします。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

    1. 日時 : 2015 年 6 月 27 日(土)

    2. 場所 : 大阪教育大学 天王寺キャンパス

    募集要領 (Call for Papers)

    フライヤー (Flyer)

    The 2015 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Tennoji Campus of Osaka Kyoiku University on Saturday, June 27th. JACET members are invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. Applications are also welcome from graduate students.

    lecture 2015年度JACET関西支部春季大会 発表募集のご案内(募集は締め切りました)

    1. 日時 : 2015年 6 月 27 日(土)

    2. 場所 : 大阪教育大学 天王寺キャンパス

    3. 応募期限: 2015年 4 月 15 日(水) 午後11時59分 必着

    2015年度JACET関西支部春季大会発表申込フォーム

    発表は、英語教育および関連分野に関する内容で、未発表のものに限ります。また、発表者は、共同研究者も含めて、申込時にJACETの会員である必要があります。発表言語は、日本語または英語です。

    発表種別・時間に関しては、以下の通りです。

    1. ワークショップ:発表者は1名~数名。参加者によるタスク活動を含む。90分。

    2. コロキアム:発表者は数名。特定のテーマについての議論を行う。90分。

    3. 研究発表:理論的、実証的な研究成果に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。

    4. 実践報告:授業実践やカリキュラム改革に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。

    5. ポスター発表:研究・実践内容について発表し、参加者と自由に議論を行う。コアタイム60分。

    応募は8月1日よりWEBフォームから可能となります。随時、JACET関西支部ホームページ上に関連情報を掲載しますので、ご確認ください。また、応募に際しては以下の情報が必要となりますので、予めご準備ください。

    1. A)応募情報

    2. a) 発表形式:ワークショップ、コロキアム、研究発表、実践報告、ポスター発表の別

    3. b) 発表題目(日本語および英語)

    4. c) 発表者情報(共同発表者は氏名と所属のみ):氏名(漢字とローマ字)、所属(日本語と英語)、E-mailアドレス

    5. d) 発表に使用する言語(日本語もしくは英語)

    6. e) 使用希望機器(無い場合は「なし」を選択)

    1. B)発表要旨

    2. a) 内容:「研究発表」の場合は、目的、仮説(リサーチクエスチョン)、研究方法、結果、考察を、「実践報告」の場合は、背景、具体的内容、実践結果に対する考察を簡潔に明記ください。「ポスター」の場合も扱う内容に応じ、これらに準ずることとします。なお、「ワークショップ」「コロキアム」は目的、対象、手法を詳しく明記してください。いずれの場合も引用文献リストは要旨に含めません。

    3. b) 分量:日本語の場合は 350字~400字、英語の場合は 200~250 wordsとし、要旨末尾に字数ないし語数を丸カッコ書きで明記することとします。

    4. c) その他:母語以外の言語で要旨を作成する場合は、あらかじめネイティブチェックを受けた上で提出して下さい。

    応募の期限は、2015年4月15日(水)午後11時59分 です。

    審査は、JACET関西支部研究企画委員会にて行います。また、審査結果は、締切り後2週間程度で E-mail にて通知します。またフィードバックを必要に応じて行います。

    The 2015 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Tennoji Campus of Osaka Kyoiku University on Saturday, June 27th. JACET members are now invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. Please fill in the application form, which will be available on February 16th, and send it to us no later than 23:59:59 on April 15th, 2015.

    The 2015 Spring Conference of the JACET Kansai Chapter Application form

    lecture 2014年度JACET関西支部秋季大会が開催されました。

    2014年度JACET関西支部秋季大会が,2014年11月29日(土)に龍谷大学 大宮キャンパスにて開催されました。今大会では,大会の活性化を目指し,学生会員も含めた多くの皆様からのご発表を募集したところ,研究発表が15件の実に多彩かつ,興味深いご発表がいただけました。午前に流通科学大学の山本勝巳先生による企画ワークショップが並行して行われ,多くの参加者の方が熱心に耳を傾けておられました。休憩を挟み、午後からは研究発表が行われ、続いて北爪佐知子(近畿大学)、安田有紀子(神戸学院大学)、ジョーンズブレント(甲南大学)先生による「授業外施設・プログラムを用いた大学英語教育改革」のシンポジウム、最後に,門田修平(関西学院大学)、佐久間康之(福島大学)、菅井康祐(近畿大学)、濱本陽子(関西大学・非常勤)先生による「英語リスニング研究最前線」のシンポジウムが行われました。参加者総数は,151名となり,盛況な大会となりましたことをご報告いたします。

    <企画ワークショップ>「Praatによる音声分析入門:音声を「見て」みよう」講師:山本 勝巳 先生(流通科学大学)

    本ワークショップでは,Praatを用いた音声分析について,実践を想定した形での作業を中心に講義された。ファイルの読み込み・分節・探索処理・データの書き出しと視覚化という形で一般的な一連の分析手順が紹介され,それぞれの段階でPraatをどう利用するかという形での説明となった。 分節作業では,スペクトログラム表示の設定を変更することで同じ音声の表示が変わるといった話を含みつつ,複数ファイルを同時に読み込む操作の紹介や長い音声を読み込む時の注意点など,実際に利用する場合の注意点にも触れられたものとなった。 続いて,分節した音声に対する音響特徴の抽出方法の説明と,さらにそれを図示する方法が紹介された。Wordなど他のプログラムで利用できる図として保存する方法も紹介され,すぐに利用できる手順紹介となっているように感じた。 最後にスクリプトと呼ばれるファイルの利用方法も紹介された。総じて興味深いWSであった。 なお,担当者によるWS補完資料が用意されているので,興味のある方は yamcat2015[at]gmail.com まで連絡をお願いしたい。 報告者:山本勝巳(流通科学大学)

    <シンポジウム(1)>「授業外施設・プログラムを用いた大学英語教育改革」講師:北爪 佐知子(近畿大学)、安田 有紀子(神戸学院大学)、ジョーンズ ブレント(甲南大学)

    今回のシンポジウムでは、グローバル化に対応した英語教育改革実施計画でますます求められるコミュニケーション能力の習得に先駆け、グローバル化に対応した教育改革の一環として、英語漬け環境を成功させている大学から、運営に携わっておられる先生方をお迎えし、お話を伺うことができました。 まず、近畿大学からは英語村E3 [e-cube]について、村長の北爪佐知子先生より、詳細説明がありました。2006年11月1日の開村から、英語村E3 [e-cube]の参加者は、累計2014年11月28日には826,676人を数え、現在では1日平均700人の学生が利用する施設となり、ほぼ全学部生がそれぞれの目的で活発に利用しているそうです。対面式英語学習を基本に、最大5名を超えない人数での小テーブルでのチャットを心掛け、誰でも話せる環境が作られているそうです。また日替わりアクティビティーや近大教授陣による無料講演や実験など、多様な内容を用意されていることも、幅広い学生層の関心を呼ぶ工夫であると納得できました。学外へ解放されている期間を心待ちにされるリピーターもいらっしゃるとのこと、同感です。 次に、神戸学院大学からは、図書館留学と名付けられた教職協働の学習支援で成功されているプロジェクトについて、安田有紀子先生よりご報告いただきました。図書館留学は、2011年より取り組みが開始され、2012年には私立大学図書館協会による研究助成に採択されました。語学力の向上のために役立つ10のメニューが用意されている中で、「てくてくEnglish」という多読ラリーについて詳細説明がありました。また、アウトプットの場として、ボランティア教員による「Reading Square~英語で語ろう!」や、留学生の協力を得た「英語でTalk ~Let’s enjoy English~」などが開かれています。学生集客のポイントは、授業の一環に取り入れる工夫、教員のMy Favorite Bookの紹介掲示、授業でのチラシ配布などのほか、図書館職員による個人学生への細やかな声かけにあるようです。 最後に、登壇いただいたBrent A. Jones先生は、「1年目の取り組みは失敗であった」という衝撃的な発言から説明を始められました。O-Zoneは甲南大学CUBE西宮(マネジメント創造学部,Hirao School of Management)内にある、English Only ZoneからネーミングされたSelf- Access型の語学学習スペースです。出退室がコンピュータ入力により管理されているほかは、上級生、留学経験者、語学力のある学生がアシスタントとなり、主に学生が主体となって、学生のために運営される施設として機能しています。動機づけに力を入れ、O-Zoneへの敷居を低くする取り組みや、授業と密着することが功を奏し、英語アレルギーのある学生も利用できる空間となっている様子がわかりました。興味深い説明が続く中、用意していただいたスライドの多くを残して時間切れになったことが残念でした。 明治時代にタイムスリップしたような重文指定の本館講堂で、阿弥陀様に見守られながら、英語漬け成功事例の取り組みを伺うという、何とも不思議で贅沢なひとときでした。 報告者:東郷多津(京都ノートルダム女子大学)

    <シンポジウム(2)>「英語リスニング研究最前線」講師:門田 修平(関西学院大学)、佐久間 康之(福島大学)、菅井 康祐(近畿大学)、濱本 陽子(関西大学・非常勤)

     まず、門田先生からは「シャドーイングからアプローチ:音声近くの運動理論を中心に」ということで、インプットとアウトプットをつなげる活動としてのシャドーイングの紹介があった。ご自身の研究成果(門田・玉井 2004、門田ほか 2012)を踏まえた上で、日本語学習に応用してリピーテイングとの対比を試みた最新の成果(阿・林 2014)による傍証を提示することで、現在の到達地点を鮮やかに切り取るかたちとなった。  続く佐久間先生の「心理言語学からのアプローチ:ワーキングメモリ内の音声情報処理の特徴」では小学校の外国語活動によって、たとえば日本語と英語の数字の記憶容量の増え方の違いに焦点をあてた3年にわたる定点観測研究と大学生とネイティブの認知記憶能力の違いについての比較研究が紹介され、ワーキングメモリにおける音声情報処理の複雑な側面が浮き彫りにされた。菅井先生からは実験音声学からのアプローチでは、リスニングテストは音声能力を測定できるかという課題に取り組んだ2013年BAAL、2014年AILAでの研究発表が詳述されて、「いわゆるリスニングテストでは子音・語アクセントといった音韻情報の知覚能力は分別できない」という刺激的な結論が披露された。こうした理論的側面を受けて、濱本先生の「リスニング指導の実践」ではリスニングに有用なさまざまなメディア・アプローチの紹介のあと、リスニング力のコア形成のためのご自身の授業実践が詳細に説明された。  最後に、門田先生より、リスニングが単に相手の話を聞いて意味を把握するだけではなく、聞きながら次のリアクションを考えていたり、相手の状況を忖度するマルチで複雑な活動であること、NIRS脳計測装置を用いて発話時の脳内の動きを観測することで、セルフモニターの重要性の検証ができるのではないかという可能性について言及があり、これでまた一歩フロンティアが広がっていくように思えた。 報告者:加藤雅之(神戸大学)

    The JACET Kansai Chapter Spring Conference was held on November 29th at Ryukoku University, Omiya Campus with 151 participants attending sessions presenting 16 research reports. A workshop was held by Prof. YAMAMOTO Katsumi (University of Marketing and Distribution Sciences). Two symposia were presented by Prof. KITAZUME Sachiko (Kinki University), YASUDA Yukiko (Kobe Gakuin University) and Jones Brent (Konan University) under the title "University English Education Reform: Extracurricular programs and facilities". The final event of the day was a workshop delivered by Prof. KADOTA Shuhei (Kwansei Gakuin University), SAKUMA Yasuyuki (Fukushima University), SUGAI Kosuke (Kinki University) and HAMAMOTO Yoko (Kansai University) under the title "Research on Listening Today: Listening comprehension, training and instruction".

    article NL70号完成のお知らせ

    ニューズレター70号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #70.

    70号 / #70

    lecture 2014年度 第2回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部2014年度第2回講演会(ESP研究会企画特別シンポジウム)が、2014年10月18日(土)に同志社大学 今出川キャンパスで開催されました。講演には32名の参加があり、質疑応答・討論では短い時間ながらも、講師の先生方と参会者との活発な議論が展開されました。多くの皆様のご参加、誠にありがとうございました。

    発表ハンドアウト

    The second Lecture Meeting of the 2014 academic year was held on October 18th at Doshisha University Imadegawa Campus, with 32 participants. After the stimulating presentations, there was an active discussion among the speakers and the participants.

    lecture 2014年度 JACET関西支部秋季大会のお知らせ

    2014年度関西支部秋季大会は、11月29日(土)に龍谷大学 大宮キャンパスにて開催されます。秋季大会では、会員の研究発表に加えて、招待講演、企画ワークショップ、特別企画も予定しております。皆様、是非とも奮ってご参加ください。

    ○訂正とお詫び

    プログラムの印刷・郵送後、内容について以下の間違いが見つかりました。こちらの編集ミスによるもので、発表者の先生方に深くお詫びいたします。なお、現在、プログラム・概要(要旨集)ともに最新版に代わっていますので、こちらをご参照ください。

    プログラム

    概要

    The 2014 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter will be held on Saturday, November 29th at Ryukoku University, Omiya Campus. The features are presentations, workshops and symposia on various areas of English Education.

    Refer to details at the JACET Kansai Chapter website (http://www.jacet-kansai.org). Come and share your work with the JACET community!

    Reserve a place by sending an email message entitled [JACET Kansai Conference Party Reservation] with your name and affiliation to hsatoy@rins.ryukoku. ac.jp by November 16. Pay the 4,000 yen fee on site. Payment at the door without reservation: 6,000 yen. Looking forward to seeing you all there.

    lecture 2014年度JACET関西支部秋季大会 発表募集のご案内(募集を締め切りました)

    【発表募集締切の延長について】下記フォームでの申込み締切を10月7日(火)正午まで延長いたします。

    2014年度JACET関西支部秋季大会が、11月29日(土)に龍谷大学大宮キャンパスにて開催されます。発表をご希望の方は、次の要領で関西支部事務局までご応募下さい。教員だけでなく、大学院生の会員による応募も歓迎いたします。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

    1. 日時 : 2014年 11 月 29 日(土)

    2. 場所 : 龍谷大学 大宮キャンパス

    3. 応募期限: 2014年 10 月 7 日(火) 午前11時59分 必着

    2014年度JACET関西支部秋季大会発表申込フォーム

    発表は、英語教育および関連分野に関する内容で、未発表のものに限ります。また、発表者は、共同研究者も含めて、申込時にJACETの会員である必要があります。発表言語は、日本語または英語です。

    発表種別・時間に関しては、以下の通りです。

    1. ワークショップ:発表者は1名~数名。参加者によるタスク活動を含む。90分。

    2. コロキアム:発表者は数名。特定のテーマについての議論を行う。90分。

    3. 研究発表:理論的、実証的な研究成果に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。

    4. 実践報告:授業実践やカリキュラム改革に関する発表を行う。30分(発表20分+質疑10分)。

    5. ポスター発表:研究・実践内容について発表し、参加者と自由に議論を行う。コアタイム60分。

    応募は8月1日よりWEBフォームから可能となります。随時、JACET関西支部ホームページ上に関連情報を掲載しますので、ご確認ください。また、応募に際しては以下の情報が必要となりますので、予めご準備ください。

    1. A)応募情報

    2. a) 発表形式:ワークショップ、コロキアム、研究発表、実践報告、ポスター発表の別

    3. b) 発表題目(日本語および英語)

    4. c) 発表者情報(共同発表者は氏名と所属のみ):氏名(漢字とローマ字)、所属(日本語と英語)、E-mailアドレス

    5. d) 発表に使用する言語(日本語もしくは英語)

    6. e) 使用希望機器(無い場合は「なし」を選択)

    1. B)発表要旨

    2. a) 内容:「研究発表」の場合は、目的、仮説(リサーチクエスチョン)、研究方法、結果、考察を、「実践報告」の場合は、背景、具体的内容、実践結果に対する考察を簡潔に明記ください。「ポスター」の場合も扱う内容に応じ、これらに準ずることとします。なお、「ワークショップ」「コロキアム」は目的、対象、手法を詳しく明記してください。いずれの場合も引用文献リストは要旨に含めません。

    3. b) 分量:日本語の場合は 350字~400字、英語の場合は 200~250 wordsとし、要旨末尾に字数ないし語数を丸カッコ書きで明記することとします。

    4. c) その他:母語以外の言語で要旨を作成する場合は、あらかじめネイティブチェックを受けた上で提出して下さい。

    応募の期限は、2014年10月7日(火)午前11時59分 です。

    審査は、JACET関西支部研究企画委員会にて行います。また、審査結果は、締切り後2週間程度で E-mail にて通知します。またフィードバックを必要に応じて行います。

    The 2014 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Ryukoku University, Central Cmpus on Saturday, November 29. JACET members are now invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. Please fill in the application form, which will be avalible on August 1st, and send it to us no later than 23:59:59 on Ocober 7th, 2014.

    The 2014 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter Application form

    article NL69号完成のお知らせ

    ニューズレター69号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #69.

    69号 / #69

    lecture 2014年度 第2回支部講演会のお知らせ

    10 月 18 日に開催される第 2 回支部講演会は、下記の通り海外の外国語教育研究会による講演を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

    1. 日 時 : 2014 年 10 月 18 日(土)15:30~17:00

    2. 場 所 : 同志社大学 今出川キャンパス

    3. 講 師 : 植松茂男 (京都産業大学) 大谷泰照 (大阪大学 名誉教授) 二五義博 (海上保安大学校) 橋内武 (桃山学院大学)

    4. 演 題 : 「国際的にみた外国語教員の養成―日本の外国語教育を考える ために―」

    5. 概 要 : 1999年6月のケルン・サミットは、異例にも教育をその主要議題として取り上げ、ケルン憲章を発表して「21世紀は教育の世紀」であることを世界に謳いあげました。 たしかに、新世紀に入って以後、世界の教育改革の動きには、文字通り目を見張るものがあります。とりわけ、各国の教員養成と教育予算の拡充ぶりに、それははっきりと表れています。ところがひとり日本は、この世界の動向に背を向けて、むしろそれに逆行する動きさえも強めているようにみえます。本シンポジアムは、こんなわが国の外国語教育を含む教育の実態を、広く国際的な視点から多角的に点検しようとするものです。

    6. 参加費 : JACET 会員は無料、非会員は 500 円

    7. 使用言語 : 日本語

    1. Date : October 18, 2014

    2. Venue : Doshisha University, Imadegawa Campus

    3. Speaker : Prof. UEMATSU Shigeo, Kyoto Sangyo Univerisy / Prof. Emeritus OTANI Yasuteru, Osaka University / Prof. NIGO Yoshihiro, Japan Coast Guard Academy / Prof. HASHIUCHI Takeshi, Momoyama Gakuin University

    4. Fee : JACET member, free; nonmember, ¥500. No need to pre-register

    5. Main language for presentation : Japanese

    lecture 2014年度 第1回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部第1回講演会が、2014年7月5日に武庫川女子大学中央キャンパスで開催されました。講演には40名の参加者がありました。

    1. 日時 : 2014 年 7 月 5 日(土)15:30~17:00

    2. 場所 : 武庫川女子大学 中央キャンパス

    3. 講師 : 南雅彦教授(サンフランシスコ州立大学)

    4. 演題 : テキストと談話:語り(ナラティヴ)と語学学習の架け橋

    講演要旨:本研究では、日英両語で使用される文化的・文脈的フレーミング(枠付け:framing)が、どのように心理的に効果的な装置(デバイス:device)となっているかを検証する。本研究で得られた結果から、特定の視座の獲得、さらには、異なる言語の持つ異なる文法とそうした異なる文法によって生成された発話が意図する意味の相互作用といった事象が理解できよう。さらに、語りのためのデバイスをどのように効果的に活用すべきかといった問題に対して、本研究は母語話者だけでなく第二言語(外国語)学習者にも示唆を与えてくれると思われる。

    The first lecture meeting of the 2014 academic year was held on July 5th, at Mukogawa Women's University, Central Campus, with 40 participants.

    1. Speaker: Professor Masahiko Minami (San Francisco State University)

    2. Date: July 5, 2014

    3. Venue: Mukogawa Women's University, Central Campus

    This study examines psychologically effective devices for cultural and contextual framing used in two languages, English and Japanese. The study also investigates how spatiotemporally perspectives are reflected through such narrative devices. The obtained results have implications for the acquisition of particular perspective taking and the interaction between grammar and intended meaning in second-language (L2) production. The study further provides us with some implications about the ways in which not only native speakers but also L2 learners become able to utilize narrative devices effectively.

    lecture 2014年度JACET関西支部春季大会が開催されました。

    2014年度JACET関西支部春季大会が,2014年6月14日(土)に大阪薬科大学にて開催されました。今大会では,大会の活性化を目指し,学生会員も含めた多くの皆様からのご発表を募集したところ,研究発表が15件の実に多彩かつ,興味深いご発表がいただけました。午前に関西大学の染谷泰正先生による企画ワークショップが並行して行われ,多くの参加者の方が熱心に耳を傾けておられました。休憩を挟み、午後からは研究発表が行われ、続いて明治学院大学名誉教授の筒井正明先生による「英文和訳再考:『英文解釈演習室』の現場から」のスペシャル・トーク、最後に,東京大学の斎藤兆史先生による「朱牟田夏雄の英語教育論とJACETの原点:『教養』英語再考」の招待講演が行われました。参加者総数は,129名となり,盛況な大会となりましたことをご報告いたします。

    <企画ワークショップ>「英語教員のための字幕翻訳入門―『語学教育における翻訳』」講師:染谷 泰正 先生(関西大学)

    本ワークショップでは,まず外国語教育における通訳翻訳の位置づけについてご講義いただいた。通訳や翻訳は,GT法へのリアクションや翻訳に対する誤解などが原因で,外国語教育の中で長く無視されてきたが,CEFR (2001) において, 受容能力,産出能力,相互作用能力と並び,(主として異言語間の)仲介能力がコミュニケーションのための⾔語活動として位置づけられたことなどが契機となり,TILT (Translation in Language Teaching) が導 入されるようになってきた。後半では,その実践例として,Wizard of Oz (1939) の字幕翻訳を通して,単なる「訳」から日本語の質が問われる「翻訳」への転換とはどういうことなのかを体験させていただいた。ワークショップの1時間以上も前から会場にお越しいただき,入念に準備され,貴重な資料を惜しげもなく提供してくださった染谷先生のお人柄と教育に対する情熱には,ただ感激するばかりであった(今回のワークショップの資料の一部にもアクセスできる染谷先生のウエブサイトはこちら→http://someya-net.com/)。報告者:森下美和(神戸学院大学)

    <スペシャル・トーク>「英文和訳再考:『英文解釈演習室』の現場から」講師:筒井 正明 先生(明治学院大学名誉教授)

    『英語教育』誌上の「英文解釈演習室」で毎月、あるときは厳しく、さらにあるときはもっと厳しく投稿者を叱咤激励してくれる筒井先生は、誌面そのままの迫力と情熱で私たちに「熱く」英文と対峙すること、自分の経験と知識のすべてをそこに投入して、全人的な解釈を引き出すことの重要性を語ってくれた。直訳と意訳のちがいはなく、あるのは正しい訳と間違った訳だけであること、そこには翻訳のテクニックではなく、訳す側の内面がさらけ出される場であることを。カーソン・マッカラーズからの愛についての英文を題材にした「ライブ演習室」では、日本語に置き換えて訳した気分になるのではなく、different countriesの奥の意味に踏み込むこと、of any descriptionのofをおろそかにせず丁寧に訳すこと、そして全体を流れる作者の描く愛の苦しさへの共感の重要性などが語られた。はたして自分はこれまで「経験と思索と感覚を総動員して」訳していただろうか? 内心慄然としつつ、特等席で耳を傾ける幸福を味わっていた70分であった。 報告者:加藤雅之(神戸大学)

    <招待講演>「朱牟田夏雄の英語教育論とJACETの原点:『教養』英語再考」講演者: 斎藤 兆史 先生(東京大学)

    招待講演講師の斎藤兆史先生が若手の頃に東京大学教養学部で教えていた時、当時の先輩教員から尊敬を集め、偉大だという噂が轟いていたのが、朱牟田夏雄であった。朱牟田は、JACET初代会長を務め、数々の英文学作品の名訳を手掛けた英文学者であると同時に、日本で教鞭をとっていたこともあるというデレク・ブルワー(ケンブリッジ大学名誉教授)をして上質で格調高い英語を繰る英語教師と言わしめ、加えて謙虚で素晴らしい人間性も備えた人物であったと紹介する、斎藤先生のお話しぶりからも、先生自身、朱牟田に対して敬意を払っていることが伝わってくる。斎藤先生はご講話の前半で、朱牟田の業績、人となり、英語教育論をあぶりだすように、朱牟田自身が書き遺されたもの、大勢の同僚や弟子の談話などの各種資料をふんだんにご紹介下さった。 さて、そうした朱牟田の英語教育論とはどういうものであったのか。ご講演の後半では、朱牟田の著作の中からいくつかの主張に基づき、朱牟田の考える、また、斎藤先生のお考えになる英語教育論が展開された。例えば、「中学では正しい発音や正しい抑揚を教え、高校や大学教養課程では音声インプット・アウトプットの機会は確保しつつ読み書きの方に焦点をシフトする方が良い」という朱牟田の論に対して、斎藤先生からは「教養人らしいsense of proportion(バランス感覚)が感じられる」との評。「語学教師である者は技術を伝授する自覚に徹するべき」という考えに対しては、「実用と教養という二項対立の中では英語教育を技術教育と考えていることがわかって興味深い」。加えて、斎藤先生自身も、技術の延長に教養主義があると考えたいというコメントを添えられた。そして、「教室は外国語会話の修練には不向きである」と断じた朱牟田に対して、「我が意を得たり」と斎藤先生。外国語教育の教室で、読み書きに費やしていた時間の全てを会話に変えたら、どんな末恐ろしいことになるか。日英語では処理が違うため、読み書きと聞き話すことに同じ時間をかけた場合、同じように向上するものでもないし、また、昨今流行している協働学習においては、生徒同士が不完全な英語やいい加減な発音で対話をすることになり英語力向上を期待するのは難しいであろう、と、言語の学習・習得・教授法の本質に切り込み、警鐘を鳴らされた。ご講演終盤ではさながら、著作の中から朱牟田が立ち現れ、斎藤先生と英語教育論に花を咲かせているような光景が見えるようであった。 報告者:生馬裕子(大阪教育大学)

    The JACET Kansai Chapter Spring Conference was held on June 14th at Osaka University of Pharmaceutical Sciences with 129 participants attending sessions presenting 15 research reports. Two of the workshops were Invited Workshops by Prof. SOMEYA Yasumasa (Kansai University) and HAWKINSON Eric (Seibi University). A special talk was presented by Prof. Emeritus TSUTSUI Masaaki (Meiji Gakuin University) under the title "Reconsiderating English-Japanese Translation Method." The final event of the day was an Invited Lecture delivered by Prof. SAITO Yoshifumi under the title "Shuumuta Natsuo's View of English Education and the Starting Point of JACET: Reconsidering English for 'General Education.'"

    article NL68号完成のお知らせ

    ニューズレター68号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #68.

    68号 / #68

    lecture 2014年度 JACET関西支部第1回支部講演会のお知らせ

    JACET関西支部では、今年度も3回の支部講演会を計画しております。7月5日に開催される第1回支部講演会は、下記の通り招聘講師による講演を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

    1. 日時 : 2014年 7 月 5 日(土)

    2. 場所 : 武庫川女子大学中央キャンパス(予定)

    3. 講師:南雅彦教授(サンフランシスコ州立大学)

    4. 演題:テキストと談話:語り(ナラティヴ)と語学学習の架け橋

    5. 講演要旨:本研究では、日英両語で使用される文化的・文脈的フレーミング(枠付け:framing)が、どのように心理的に効果的な装置(デバイス:device)となっているかを検証する。本研究で得られた結果から、特定の視座の獲得、さらには、異なる言語の持つ異なる文法とそうした異なる文法によって生成された発話が意図する意味の相互作用といった事象が理解できよう。さらに、語りのためのデバイスをどのように効果的に活用すべきかといった問題に対して、本研究は母語話者だけでなく第二言語(外国語)学習者にも示唆を与えてくれると思われる。

    6. 参加費:JACET会員は無料、非会員は500円

    7. 事前申込:不要

    8. 使用言語:日本語(質疑応答時は日英可)

    フライヤー

    The 1st Lecture Meeting of the 2014 academic year - Date: July 5, 2014 - Venue: Mukogawa Women’s University, Central Campus (http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/access.htm) - Speaker: Professor Masahiko Minami (San Francisco State University) - Title: Text and Discourse: Building Bridges Between Narrative and Language Learning - Abstract: This study examines psychologically effective devices for cultural and contextual framing used in two languages, English and Japanese. The study also investigates how spatiotemporally perspectives are reflected through such narrative devices. The obtained results have implications for the acquisition of particular perspective taking and the interaction between grammar and intended meaning in second-language (L2) production. The study further provides us with some implications about the ways in which not only native speakers but also L2 learners become able to utilize narrative devices effectively. - Fee: JACET member, free; nonmember, \500. No need to pre-register. - Main language for presentation: Japanese (English can also be used in the Q&A session)

    lecture 2014年度 JACET関西支部春季大会のお知らせ

    2014年度春季大会は、来る6月14日(土)、その舞台を高槻へと移し、大阪薬科大学にて開催されます。本大会では、斎藤兆史先生(東京大学)による招待講演「朱牟田夏雄の英語教育論とJACETの原点:『教養』英語再考」、筒井正明先生(明治学院大学名誉教授)の「英文和訳再考:『英文解釈演習室』の現場から」、染谷泰正先生(関西大学)には「英語教員のための字幕翻訳入門―語学教育における翻訳」のワークショップを行っていただく予定です。 その他、20本近い研究発表・実践報告の発表を予定しています。初夏の一日、この北摂の地で有意義で楽しいひと時を共有できればと考えています。会員のみなさまのご参加を心よりお待ちしています。

    1. 日時 : 2014年 6 月 14 日(土)

    2. 場所 : 大阪薬科大学

    3. 講演:斎藤兆史(東京大学)「朱牟田夏雄の英語教育論とJACETの原点:『教養』英語再考」

    4. スペシャル・トーク:筒井正明(明治学院大学名誉教授)「英文和訳再考:『英文解釈演習室』の現場から」

    5. ワークショップ:染谷泰正(関西大学)「英語教員のための字幕翻訳入門―語学教育における翻訳」

    6. 参加費:JACET会員は無料、非会員は500円

    7. 懇親会:18:00~19:50(大阪薬科大学学生ラウンジ)会費4,000円(事前)/6,000円(当日)

    プログラム

    概要

    JACET Kansai Chapter 2014 Spring Conference will be held at Osaka University of Pharmaceutical Sciences in Takatsuki City on Saturday, June 14. (http://www.oups. ac.jp/english/access.html) We are very happy to announce three invited sessions: - Lecture by Prof. Yasufumi Saito (Tokyo University) on "Shumuta Natsuo's view of English Education and the Starting Point of JACET: Reconsidering English for General Education" - Special Talk by Prof. Masaaki Tsutsui (Prof. emeritus, Meiji Gakuin University) on "Reconsidering English-Japanese Translation Method" - Workshop by Prof. Yasumasa Someya (Kansai University) on "Introduction to Subtitle Translation for Teachers of English: A practical guide for the classroom application of TILT (Translation In Language Teaching)" There will also be about 20 presentations. We are looking forward to seeing you (again) at the conference. The participation fee is free for JACET members while 500 yen will be needed for nonmembers. The reception party will be held at the Student Lounge from 18:00 to 19:50, Participation fee is 4,000 yen if paid before June 1 or 6,000 yen if paid on site.

    lecture 2013年度 第3回支部講演会のお知らせ

    2014年3 月 8 日に開催される第 3 回支部講演会は、下記の通り文学教育研究会による講演を予定しております。皆様のご参加をお待ちしております。

    1. 日 時 : 2014年 3 月 8 日(土)15:30~17:00

    2. 場 所 : 関西学院大学 大阪梅田キャンパス (http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html)

    3. 司 会 : 幸重美津子先生 (京都外国語専門学校)

    4. 講 師 : 多田稔先生(帯広大谷短期大学)、吉村俊子先生(花園大学)、斎藤安以子先生(摂南大学)、坂本輝世先生(同志社大学)、安田優先生(北陸大学)

    5. 演 題 : 「文学で活かす英語教育」

    6. 概 要 : 1991年の日本の大学カリキュラム大綱化以来のさまざまな改革のなかで、顕著な改革が見られるのが英語教育であろう。昨今、多くの大学は、グローバル人材養成と称する社会の要請に応じて、就職活動に必要な英語の資格試験対策や、いわゆるコミュニケーション重視の教材開発に追われている。しかし、文学が人格形成にいかに資するかも看過することはできない。JACET関西支部第2代支部長であった安藤昭一先生は「英語教育を人間教育の立場から考える」という基本姿勢に立っておられた。「文学教育研究会」は、安藤先生が発足された多くの研究会の一つであり、この基本姿勢に立って実践と研究を続け、三十余年の歴史をもつ。その間、研究会誌の発行や多読用の教材研究、第 2言語教育の研究などの翻訳本を出版したが、正面切って文学教材の成果を世に問うたことはなかった。今回、文学教育研究会有志が集まり、文学教材を用いた実践的英語教育の書籍『文学教材実践ハンドブック』(2013, 英宝社)の出版を実現することができた。  本講演会では、文学教材を英語教育に活用する意義とその多様な可能性を、ハンドブックの実践例を基に論じる。また、文学がはたすべき役割を意識しながら、これを活用することで可能となる効果的な授業展開を明示したい。これらの授業例は、実践的英語力を高めるものであり、英語教育のための文学教材がややもすると批判の対象となる受容的ニュアンスを一掃するものでもある。また、多彩なレベルとスキルを網羅するこれらの授業例は、実践を通してその効果が検証されている。本講演会では、英語教育に携わる先生方に文学教材の可能性を再確認していただき、新たな授業展開の一助として役立てていただく機会を提供したい。

    7. 参加費 : JACET 会員は無料、非会員は 500 円

    8. 使用言語 : 日本語

    フライヤー / Flyer

    1. Date : March 8, 2014

    2. Venue : Kwansei Gakuin University, Osaka Umeda Campus (http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html)

    3. Moderator: Mitsuko Yukishige, Kyoto Career College of Foreign Languages

    4. Speaker : Minoru Tada, Obihiro Otani Junior College / Toshiko Yoshimura, Hanazono University / Aiko Saito, Setsunan University / Kiyo Sakamoto, Doshisha University / Masaru Yasuda, Hokuriku University

    5. Title : Literature as an Inspiration in the English Classroom

    6. Abstract : Among the various changes that have occurred since the large scale revision of the Japanese university curriculum in 1991, some of the most significant have been in the area of English-language education. Recently many universities, responding to society’s need to develop human resources for the age of globalization, have focused on creating communication-oriented curriculums, with an emphasis on the practical skills, such as preparation for certification tests, that contribute to the students’ employment prospects. However, it is important that universities not overlook the value of literature in the personal development of the students. The fundamental position of Prof. Ando Shoichi, the second director of the Kansai chapter of JACET, was that English-language education should always proceed from the standpoint of human education. The Study Group for Literature in English Language Education, one of the many groups organized by Prof. Ando, has maintained this fundamental standpoint in its research and in its teaching methods for over thirty years. During that period it has published journals and conducted research on materials for extensive reading. It has produced translations of texts on second-language education, but has never presented to the general public the results of using literary materials for teaching English. Now, however, several teachers associated with the Study Group for Literature in English Language Education have worked together to compile the Bungaku Kyozai Jissenteki Handobukku (A Practical Handbook for Teaching English with Literary Materials; Eihosha, 2013). The present lecture will consider the import of and various possibilities for using literary materials in English-language education, providing English teachers with an opportunity to reassess the potential contributions of this approach. Utilizing examples in the Handbook, it will identify effective classroom strategies that make the most of literature’s possible contributions. These strategies have proved capable of improving the practical English skills in students of various levels of ability, challenging the sometimes critical attitudes toward the use of literary materials in English-language education.

    7. Fee : JACET member, free; nonmember, ¥500. No need to pre-register

    8. Main language for presentation : Japanese

    lecture 2013年度JACET関西支部秋季大会が開催されました。

    2013年度JACET関西支部秋季大会が,2013年11月9日(土)に神戸市外国語大学にて開催されました。今大会では,大会の活性化を目指し,学生会員も含めた多くの皆様からのご発表を募集したところ,研究発表が12件,実践報告が11件,ポスター発表が2件と,実に多彩かつ,興味深いご発表がいただけました。午前は,関西大学の水本篤先生と大阪大学の今尾康裕先生による企画ワークショップが並行して行われ,多くの参加者の方が熱心に耳を傾けておられました。そして、特別企画として英語能力テスト最新事情を企業と出版社から発表して頂きました。休憩を挟み、午後からは研究発表と実践報告が行われ、最後に,東京外国語大学の根岸雅史先生による「言語テストの非透明のインパクト」の招待講演が行われました。参加者総数は,208名となり,盛況な大会となりましたことをご報告いたします。

    <企画ワークショップ1>「Excel を使ったt 検定」講師: 水本 篤 先生(関西大学)

    本ワークショップでは,まず,平均値や標準偏差といった,統計に詳しくない人でもよく耳にする記述統計の用語はどのような概念なのか,対応のあるt検定と対応のないt検定の違いは何なのかについて丁寧な説明があった。ガチャガチャなどの例を挙げながら楽しく説明してくださったのが印象的であった。Excelでの実習にあたっては,不明な点があれば受講生がすぐ水本先生に確認するなどして,熱気にあふれた雰囲気の中で進められた。最後に,「p < .05であれば有意差がある!」というp値神話を覆す効果量についての説明があった。量的研究を進める上で重要な情報や必要な統計処理が盛りだくさんで,水本先生が開発された便利なツールの紹介(これでExcelで関数と格闘する必要はなくなる!)というおみやげもあり,受講者にとって大変有意義なワークショップであった。朝早い時間帯であったにもかかわらず30名もの参加者があり,終了後も活発な議論が展開された。報告者:高橋幸(京都大学)

    <企画ワークショップ 2>「オンラインで利用できるツール(ANOVA4)を使った分散分析」講師:今尾 康裕 先生(大阪大学)

    ワークショップには24名の参加がありました。分散分析とは何かという基本的な説明から始まり、t検定との違いや、どのような場合にANOVAを使うのか等の実践的な説明に続き、オンラインで利用できる水本先生ご作成のツール(ANOVA4)を使い、実際にデータを入れてその使い方をご指導いただきました。参加者からはツールの使い方や、統計処理に関して熱心な質問が寄せられ、今尾先生からは懇切丁寧なお答えをいただき、活発なやり取りが展開される中、あっという間に時間が過ぎていきました。難しい統計用語や分散分析に関して分かりやすく包括的にお話下さった今尾先生、ご参加下さった多くの皆様、誠にありがとうございました。報告者:吉村俊子(花園大学)

    <特別企画>「英語能力テスト最新事情」

    今回は、「今どきどんなテストがあるの?」という疑問にお答えすべく、特別企画が組まれました。ご賛同いただいた9社による10種類のテストの紹介がありましたが、内容は、テスト開発の背景に始まり、概要や特徴、ベースとなる統計理論まで多岐に渡りました。英語力をどう定義するか、どう測るか、測定の基準は何かなどテストによって異なる点も多く、非常に興味深い内容でした。各発表後には活発な質疑応答が行われました。ご参加くださったテストと発表者は以下の通りです。報告者:松田早恵(摂南大学)

    <招待講演>「言語テストの非透明性のインパクト」講演者: 根岸 雅史 先生(東京外国語大学)

    一般に,言語テストを論じる場合には,波及効果(backwash/washback effect)が論じられることが多い。講師はこうしたテストの波及効果を多角的視点から分析された。テストの波及効果を原因別に区別すると,テスト開発者自身が発信した情報,テストの専門家等が発信した情報,および,テストの利用者など,直接的にテスト開発者・分析者と関係しない外部の人々による情報発信がある。3つ目はテストに関する口コミのようなものであるが,その影響力は予想以上に大きく,本来は存在しない事柄が人々の間を伝播・拡張していく中であたかも実在の事実のように認識されるに至る。氏は,スコットランドのネス湖の想像上の生物であるネッシーを引きつつ,こうした現象が一種の「ネッシー効果」であると論じた。さらに,近年注目されているビッグデータ分析の手法を用い,例として,「英検」と「TOEIC」という用語がネットの中でどのような関連語の文脈の中で使用されているかを示した。テストの中身が非透明であることが,社会的文脈の中でどのような意味合いを持つのかを概観した講師のご講演は,テストの本質的な意義を再考する貴重な機会を提供するものであった。テスト業者による連続プレゼンテーションという特別企画を設けた本年度の大会の掉尾を飾るにふさわしい講演であり,聴衆は多くの示唆を得た。報告者:石川慎一郎(神戸大学)

    The JACET Kansai Chapter Fall Conference was held on November 9th at Kobe City University of Foreign Studies with 208 participants attending sessions presenting 12 research reports, 11 reports on classroom activities and 2 posters. Two of the workshops were Invited Workshops by MIZUMOTO Atsushi (Kansai University) and IMAO Yasuhiro (Osaka University). Nine publishers and companies gave presentations on recent trends in English proficiency tests. The final event of the day was a Plenary Lecture delivered by Prof. NEGISHI Masashi under the title "The Impact of Nontrasparency of Language Tests."

    article NL67号完成のお知らせ

    ニューズレター67号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

    Please have a read through the newsletter #67.

    67号 / #67

    lecture 2013年度 JACET関西支部秋季大会のお知らせ

    2013年度JACET関西支部秋季大会が、11月9日(土)に神戸市外国語大学にて開催されます。招待講演では、根岸雅史先生(東京外国語大学) による「言語テストの非透明性のインパクト」を予定しております。また、一つ目の企画ワークショップでは水本篤先生(関西大学)による「EXCELを使ったt検定」、二つ目の企画 ワークショップは今尾康裕先生(大阪大学)による「オンラインで利用できるツール (ANOVA4)を使った分散分析(ANOVA)」を予定しております。そして、特別企画として「英語能力テスト最新事情」(T-SST, OPIc, CASEC, TOEFL, TOEIC, G-TELP, BULATS, IELTS, VERSANT, VELC) を全9 社にご紹介頂く予定です。 学生会員も含め、多くの皆様からのご参加お待ちしております。下記の資料は出来上がり次第アップロードする予定です。

    1. 日時 : 2013 年 11 月 9 日(土)

    2. 場所 : 神戸市外国語大学

    フライヤー (Flyer)

    プログラム (Program)

    発表要旨集 (Outline)

    テスト業者発表概要 (Special Event)

    【各テスト業者発表資料 (Materials for Special Event)】

    BULATS(英検)

    CASEC(教育測定研究所)

    G-TELP(ジーテルプ)

    IELTS(英検)

    OPIc(NEClearning)

    TOEFL(CIEE)

    TOEIC(IIBC)

    TSST(アルク)

    VELC test(金星堂)

    VERSANT(Pearson)

    The 2013 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Kobe City University of Foreign Studies on Saturday, November 9. There will be an invited lecture by Masashi Negishi (Tokyo University of Foreign Studies) on The Impact of Nontransparency of Language Tests and two invited workshops on Using MS Excel for Performing a t-test by Atsushi Mizumoto (Kansai University) and Using an Online Tool (ANOVA4) for Performing Analysis of Variance (ANOVA) by Yasuhiro Imao (Osaka University). There will also be a special event of presentations by nine companies on Recent Trends in English Proficiency Tests (T-SST, OPIc, CASEC, TOEFL, TOEIC, G-TELP, BULATS, IELTS, VERSANT, VELC). We welcome all members, including our student members!!

    paper JACET Kansai Journal Call for Papers: 第16号 支部紀要 投稿論文募集(募集を締め切りました)

    今年度刊行の第16号支部紀要は、招待論文、一般投稿論文に加え、支部大会や全国大会で発表された内容に基づく論文を募集します。論文投稿締め切り期日は10月15日(火)となっております。JACET 関西支部会員の皆様におかれましては、研究・実践の成果を支部紀要で報告していただけるように、投稿規定をご確認の上、第16号紀要にも奮ってご応募ください。

    The submission of manuscripts is now closed!!Kansai Chapter members are welcome to submit manuscripts for consideration for publication in JACET Kansai Journal (JKJ) No. 16. Papers should be related to research on college English language education or relevant areas. The JACET Kansai Journal especially welcomes papers that have been presented at JACET chapter or national conferences within the past year. Please check the guidelines for details on submission procedures and requirements available at http://www.jacet-kansai.org /file/toukoukitei.pdf.

    Submit manuscripts to: Yasunori NISHINA, Dr., JACET Kansai Journal Secretariat, Meiji Gakuin University, jacetkj [AT] gmail.com

    If you do not receive a message confirming the receipt of your manuscript within 3 days, please request confirmation. Only e-mail submission will be accepted. Postal submission of paper-based manuscripts will NOT be accepted. Prepare your manuscript according to the JKJ instructions using Microsoft Word. Send it as an attached file with an email message to Dr. Yasunori NISHINA, Secretariat, JACET Kansai Journal.

    lecture 2013年度 第2回支部講演会が開催されました。

    JACET関西支部第2回講演会が、2013年10月5日に龍谷大学大阪キャンパスで開催されました。講演には32名の参加者がありました。

    1. 日時 : 2013 年 10 月 5 日(土)15:30~17:00

    2. 場所 : 龍谷大学 大阪キャンパス ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー14階

    3. 講師 : 内藤永先生(ESP北海道・北海学園大学)、藤田玲子先生(ESP関東・東海大学)、荒木瑞夫先生(ESP九州沖縄・宮崎県立看護大学)、照井雅子先生(ESP関西・近畿大学)

    4. 演題 : 「大規模アンケート調査の作成と実施―JACET-IIBC共同研究のプロセス」

    JACETの特別委員会であるEBP(English for Business Purposes)調査研究特別委員会では、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会との共同研究にて「企業が求めるビジネス英語力」をテーマに大規模なアンケート調査を実施されました。調査目的の明確化、母集団の決定、選択項目の設け方、集計を想定したアンケート設計、予備調査の重要性、倫理的配慮、インターネットアンケートの特性などについて、アンケート票作成上の留意点について詳細に説明して頂きました。参加した研究者にとってアンケート調査の困難さを作成者から聞くことができる貴重な機会となり、発表後は懇親会の場を含めて質疑応答が活発に行われました。発表者の先生方皆様に感謝申し上げます。

    参考文献 / References

    The second lecture meeting of the 2013 academic year was held on October 5th, at Ryukoku University, Osaka Campus, with 32 participants.

    1. Speaker: Prof. Hisashi Naito, ESP Hokkaido, Hokkai Gakuen University / Prof. Reiko Fujita, ESP Kanto, Tokai University / Prof. Tamao Araki, ESP Kyushu-Okinawa, Miyazaki Prefectural Nursing University / Prof. Masako Terui, ESP Kansai, Kinki University

    2. Date: October 5, 2013

    3. Venue: Ryukoku University, Osaka Campus, 14 floor, Hilton Plaza West Office Tower

    The JACET-EBP Survey and Research Committee conducted joint research with the IIBC (Institute for International Business Communication) for two years under the title of “English language skills for business meetings to satisfy companies’ needs. At this lecture meeting, members of the research group shared experiences with the audience to consider how to design a good questionnaire when conducting a large-scale survey. The intriguing lecture encouraged the audience to design questionnaire in their fields of research. After the speech, a number of questions were addressed in order to avoid making fundamental mistakes about developing questionnaire.

    lecture 2013年度 第2回支部講演会のお知らせ

    10 月 5 日に開催される第 2 回支部講演会は、下記の通りESP研究会による講演を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

    1. 日 時 : 2013 年 10 月 5 日(土)15:30~17:00

    2. 場 所 : 龍谷大学 大阪キャンパス ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー14階 (http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_osaka.html)

    3. 講 師 : 内藤永先生(ESP北海道・北海学園大学)、藤田玲子先生(ESP関東・東海大学)、荒木瑞夫先生(ESP九州沖縄・宮崎県立看護大学)、照井雅子先生(ESP関西・近畿大学)

    4. 演 題 : 「大規模アンケート調査の作成と実施―JACET-IIBC共同研究のプロセス」

    5. 概 要 : 学習者のニーズを知るために、また授業評価のために、アンケートを頻繁に用いる。しかし、大学の枠組みを超えた社会調査となると、アンケート票の作成は設計上の工夫や回答者に対する配慮が必要となる。JACETの特別委員会である、EBP(English for Business Purposes)調査研究特別委員会では、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会との共同研究で「企業が求めるビジネスミーティング英語力」をテーマに大規模アンケート調査を実施した。アンケート票の完成には9カ月を要したが、その議論の過程を共有することが本講演の目的となる。ここでは、調査目的の明確化、母集団の決定、選択項目の設け方、集計を想定したアンケート設計、予備調査の重要性、倫理的配慮、インターネットアンケート調査の特性などについて、実例を用いながら、アンケート票作成上の留意点を指摘していく。大学の教育内容と社会のニーズとの間にギャップが大きいと指摘される中、ニーズ把握には重要なツールである「アンケート」の作成方法について参加者の皆様と理解を深める機会としたい。

    6. 参加費 : JACET 会員は無料、非会員は 500 円

    7. 使用言語 : 日本語

    フライヤー / Flyer

    1. Date : October 5, 2013

    2. Venue : Ryukoku University, Osaka Campus, 14 floor, Hilton Plaza West Office Tower (http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_osaka.html)

    3. Speaker : Prof. Hisashi Naito, ESP Hokkaido, Hokkai Gakuen University / Prof. Reiko Fujita, ESP Kanto, Tokai University / Prof. Tamao Araki, ESP Kyushu-Okinawa, Miyazaki Prefectural Nursing University / Prof. Masako Terui, ESP Kansai, Kinki University

    4. Title : Preparing a questionnaire for a large-scale survey: The process of JACET-IIBC joint research

    5. Abstract : For large-scale social research, the questionnaire must be designed to cover its participants’ prospective responses. In order to identify the needs specifically facing Japanese business persons at meetings carried out in English, the JACET-EBP Survey and Research Committee conducted joint research with the IIBC (Institute for International Business Communication) for two years under the title of “English language skills for business meetings to satisfy companies’ needs.” Designing the questionnaire itself took nine months. At this lecture meeting, members of the research group will share their experiences with the audience to consider how to design a good questionnaire when conducting a large-scale survey.

    6. Fee : JACET member, free; nonmember, ¥500. No need to pre-register

    7. Main language for presentation : Japanese

    lecture 2013年度 JACET関西支部秋季大会のお知らせ (発表の募集を締め切りました)

    2013年度JACET関西支部秋季大会が、11月9日(土)に神戸市外国語大学にて開催されます。発表をご希望の方は、こちらからご応募下さい。発表募集のページからでも応募できます。会員の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。(募集を締め切りました)

    1. 日時 : 2013 年 11 月 9 日(土)

    2. 場所 : 神戸市外国語大学

    募集要領 (Call for Papers)

    フライヤー (Flyer)

    The 2013 Fall Conference of the JACET Kansai Chapter will be held at Kobe City University of Foreign Studies on Saturday, November 9. JACET members are now invited to present proposals for research papers, practical reports, poster sessions, workshops, and colloquia. A web-based proposal form is now available at the JACET Kansai Chapter 2013 Fall Conference Submission Form. Please fill in the form and send it to us no later than 23:59:59 on September 25, 2013 (Application is now closed!).

    lecture JACET第52回国際大会、盛会に幕を閉じる

    8月30日から9月1日にかけて開催されたJACET第52回国際大会は皆様のご協力・ご尽力のもと、無事成功裏に終わりました。基調講演、ならびに支部企画で講演いただいた先生方から第52回国際大会に対する御礼の色紙を戴きました。現在は、国際大会組織支部委員長を務められた田地野彰先生の研究室で大切に展示されています。

    article NL66号完成のお知らせ

    ニューズレター66号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

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    66号 / #66

    lecture 2013年度 第1回講演会が開催されました。

    JACET関西支部第1回講演会が、2013年7月13日に同志社大学今出川キャンパスで開催されました。講演には39名の参加者がありました。

    1. 日時 : 2013 年 7 月 13 日(土)15:30~17:00

    2. 場所 : 同志社大学 今出川キャンパス 寧静館504号教室

    3. 講師 : 福井希一先生(大阪大学)

    4. 演題 : 「英語教育:自然科学系教育に占める位置と動向」

    5. ご専門分野での素晴らしいご活躍に加え、英語教育にも長く関わってこられたお立場から、大学英語教育に求められる学習目標や、専門分野の先生方と英語教員の役割など、英語教育のあり方に関する本質的な示唆をいただきました。また、具体的で効果的な教材のご紹介と無償利用へのご案内をいただきました。参加者一同、福井先生の貴重なお話に感銘を受け、今後の英語教育への思いを新たにいたしましたことを、大変うれしく思っております。

    The first lecture meeting of the 2013 academic year was held on July 13th, at Doshisha University Imadegawa Campus, with 39 participants.

    1. Speaker: Prof. Kiichi Fukui, Osaka University

    2. Date: July 13, 2013

    3. Venue: Doshisha University, Imadegawa Campus, Neisei-kan Building, Room 504 (http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html)


    Professor Fukui, together with Professor Emeritus Masahiko Fuyuki of Kansai University, was recognized by MEXT for his work in developing and promoting a system for English for specific purposes education to promote global competitiveness. See the following site for details: http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/04/1319413.htm

    lecture 2013年度 第1回支部講演会のお知らせ

    JACET 関西支部では、今年度も3 回の支部講演会を計画しております。7 月 13 日に開催される第 1 回支部講演会は、下記の通り招聘講師による講演を予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

    1. 日時 : 2013 年 7 月 13 日(土)15:30~17:00

    2. 場所 : 同志社大学 今出川キャンパス 寧静館504号教室

    3. 講師 : 福井希一先生(大阪大学)

    4. 演題 : 「英語教育:自然科学系教育に占める位置と動向」

    5. 概要 : 長年バイオテクノロジー分野での研究を続けてきたが、文部科学省の現代GPプロジェクト「国際的な人材養成に資するコンテンツの開発-グローバルコンピテンシーの習得を目的とするe-Learningプログラム-」の取組み責任者となり、英語教育のプロジェクトに約10年間携わった。その経験に基づき、自然科学系教育に占める英語教育の位置づけと今後の動向などを中心に、専門分野の教員の立場から大学英語教育について考えを述べる。

    6. 参加費 : JACET 会員は無料、非会員は 500 円

    7. 使用言語 : 日本語

    フライヤー


    福井希一先生は平成 24 年度科学技術分野の文部 科学大臣表彰を冬木正彦先生(関西大学名誉教授) と取り組まれた「国際競争力に資する専門英語教育システムの開発及び普及啓発」の功績で受賞されました。科学技術賞(理解増進部門)の詳細は 下記MEXTのサイトをご参照下さい。 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/04/1319413. htm
    1. Speaker: Prof. Kiichi Fukui, Osaka University

    2. Date: July 13, 2013

    3. Venue: Doshisha University, Imadegawa Campus, Neisei-kan Building, Room 504 (http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html)

    4. Fee: JACET member, free; nonmember, ¥500. No need to pre-register

    5. Main language for presentation: Japanese


    Professor Fukui, together with Professor Emeritus Masahiko Fuyuki of Kansai University, was recognized by MEXT for his work in developing and promoting a system for English for specific purposes education to promote global competitiveness. See the following site for details: http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/04/1319413.htm

    article NL65号完成のお知らせ

    ニューズレター65号が完成いたしました。ぜひご一読ください。

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    65号 / #65

    article NL64号完成のお知らせ

    ニューズレター64号が完成いたしました.ぜひご一読ください.

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    64号 / #64

    lecture 2012年度 第3回講演会が開催されました。

    JACET関西支部第3回講演会(学習英文法研究会企画特別シンポジウム)が、2013年3月9日に<関西学院大学大阪梅田キャンパス 1405教室で開催されました。講演には50名の参加者がありました。

    1.  概 要 : 学習英文法研究会企画特別シンポジウム
    2.  日 時 : 2013年3月9日(土)15:30〜17:00 受付開始:15:15〜
    3.  場 所 : 関西学院大学大阪梅田キャンパス (1405教室)
    4.  司 会 : 岡田 伸夫先生(関西外国語大学)
    5.  発表者 : 岡田 伸夫先生(関西外国語大学),甲斐 雅之先生(京都女子大学),梅咲 敦子先生(関西学院大学)
    6. タイトル :「学習英文法の改善のために――何をどう変えるべきか?」

    7. プログラム
      1. 1. 記述の拡大と説明の深化             岡田伸夫(関西外国語大学)
      2. 2. 読解指導における修飾と語順の問題について考える 甲斐雅之(京都女子大学)
      3. 3. 使用頻度に基づく語彙文法教育の改善       梅咲敦子(関西学院大学)
      4. 4. 質疑応答・討論
    8. The third lecture meeting of the 2012 academic year was held on March 9th, at Kwansai Gakuin University Umeda Campus (14F, Room 1405), with 50 participants.

      1. About : Special Symposium by the Pedagogical English Grammar SIG

      2. Date : March 9th, 2013 1530-1700 ( Reception begins 1515)

      3. Place : Kwansai Gakuin University Umeda Campus (14F, Room 1405)

      4. Chair : Prof. Nobuo Okada (Kansei Gaidai University)

      5. Presenter : Prof. N. Okada (Kansei Gaidai University), M. Kai (Kyoto Women's University), A. Umesaki (Kwansei Gakuin University)

      6. Title : Toward the improvement of pedagogical English grammar - What to change and how?


      1. Program:

        1. 1. Expansion of description and deepening of explanation / N. Okada (Kansei Gaidai University)

        2. 2. Some issues about modification and word order in reading comprehension instruction / M. Kai (Kyoto Women's University)

        3. Frequency of use as applied to the teaching of grammatical constructions and phrases / A. Umesaki (Kwansei Gakuin University)

        4. QA & Discussion

      Copyright 2013 JACET Kansai Chapter. All rights reserved.