11/15 文学教育研究会の秋季研究会開催(要事前申し込み)

文学教育研究会では下記のように2025年11月15日に今年度の秋季研究会を開催いたします。一部のみのご参加も大歓迎です。ご希望の先生におかれましては、Formsにて事前登録をいただければ幸いです。追ってzoom詳細をお伝えいたします。オンラインではございますが、晩秋の午後、お目にかかれることを楽しみにしております。  

Ⅰ.  Formsでのご参加登録(こちら
2025年11月13日(木)までにご登録下さいませ。

Ⅱ. プログラム
2025年11月15日(土)14時から17時まで
【ご講演】 土屋結城先生(実践女子大学)
タイトル:「代表的な文学」の選別:文学史を教えることの難しさとは
概要:発表者は、現在実践女子大学にて、中高英語教員の免許取得に必要な「外国語(英語)コアカリキュラム」に位置づけられる科目「イギリス文学史b」を担当している。実践女子大学では、本間久雄が「英文学史」を担当していたこともあるが、時代が下った現在では、コロナ禍以降定着したオンデマンド科目として実施されており、まずは科目の変遷を簡単に追ってみたい。そして、「イギリス文学史b」においては、「文学作品における英語表現」「文学作品から見る多様な文化」「英語で書かれた代表的な文学」を教えることが求められるが、実際に授業を実施する際には、発表者は主に2つの悩みを抱えている。1つ目は「イギリス文学史」と銘打たれたテキストを用いて「代表的な文学」を取り上げると白人男性作家の作品が多くなるということ。2つ目は、「代表的な文学」にはしばしば悲劇的な展開、あるいはセンシティブな問題が取り上げられることがあり、扱いに注意を要すること。この2点の問題を端緒とし、現代の日本で文学史を教えることの意義を考えていきたい。

【出版計画検討会】 斎藤安以子先生(摂南大学)
予定内容
・種類別(論文・実践報告・書評・研究会史)の語数/文字数および投稿費用 
・フォーマット
・エントリーから入稿までの予定スケジュール
・校正と編集(役割確認)
・そのほか